あぶら‐むし【油虫】
あぶらむし
あぶらむし
油虫
- 他の厭ふをも顧みず、附き纏うて妨害をなす者を罵りて云ふ語。「真個に彼奴は-のやうな奴だ」。又た遊廓の素見客の異名。
- 〔花〕素見客のこと。又芸娼妓の情夫のこと。共に嫌がられる意味から来たもの。
- 〔隠〕①遊廓のひやかし客のこと。②他人に喰ひ入つてその庇護で生活してゐる人のこと。
- 興行物を無賃で観るもの、又遊廓の素客を云ふ。又他の者の庇護を受けて生活してゐるもの。
- (一)楽屋や遊廓などで鼻つまみの男、怠け者。(二)他人にたかつて飲食する男。油虫が樹に寄生するやうに他人にたかる事。
- 遊廓でひやかし客のことをいう。吉原犬枕に「憎きもの油虫のから騒ぎ」とある。他人の恋路の邪魔する奴をもいう。〔花柳界〕
- ①興行物を無賃で観るもの。②又遊郭の素客をいう。(吉原犬枕に「憎きもの油虫のから騒ぎ」とある)③他の者の庇護を受けて生活している。
油虫
油虫
油虫
油虫
あぶらむし
蚜
蜚
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