蜚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 17:23 UTC 版)

蜚(ひ)とは、古代中国の地理書『山海経』に記載されている怪獣。
中国語ではフェイ(Fei)と言われる。『山海経』によると泰山に生息している。
特徴
蜚は牛の様な見た目に白い首、単眼で蛇の尻尾を生やしている[1]。
蜚が、水の中を歩けば水が干上がり、平地を歩けば草木が枯れ、現れると疫病が蔓延すると言われていて、このことから蜚は疫鬼と言われている。また、水が干上がり、草木が枯れることから旱魃を引き起こすとも言われている[2]。
登場作品
『三國志 Online』において、口から猛毒を吐くモンスターとして登場。その毒には川を干上がらせ、草木を枯らし、疫病を撒き散らすという『山海経』においての蜚と酷似している[4]。
脚注
- ^ “妖魔精妖名辞典: 「蜚」”. 妖魔精妖辞典 (2020年11月25日水曜日). 2025年6月1日閲覧。
- ^ “マゴラカ BLOG: 「蜚」”. マゴラカ BLOG (2020年11月25日水曜日). 2025年6月1日閲覧。
- ^ “山海経動物記・蜚と蜚蛭”. www.chinjuh.mydns.jp. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “三國志online”. 2025年6月1日閲覧。
関連項目
蜚
蜚
- >> 「蜚」を含む用語の索引
- 蜚のページへのリンク