あじろ水産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:33 UTC 版)
企業序列第382位。 賀露 吉成(かろ よしなり) 声 - 斧アツシ あじろ水産代表闘技者。通称『日本海の大入道』。51歳。 この道40年のベテラン漁師。過去に人喰いホホジロザメを海中で絞め殺す、暴風雨吹き荒れる中で難破船の乗組員全員を単身で担いで泳ぎ救出する、日本領海内に不法侵入した環境保護団体『シーチェパード』の船舶を撃沈して国際テロリストを捕らえた、などの伝説を持っている。 ほかの選手のように格闘技の経験はないが、活け締めを応用した脊髄への正確無比な打撃など長い漁師生活で培った巧みな技術を使う。驚異的なタフネスと張り手一発で人を吹き飛ばすパワーを有し、さらにアダム並の体幹の強さと沢田並の平衡感覚を持っている。ただし長い船上生活の影響で普段から陸酔いに悩まされており、地上で全力を出すためには意図的に平衡感覚を狂わせなければならない。万全の状態では巨体からは想像できないような身軽な動きを使う。 ちょい足しではガオランと行動を共にする事が多く、ノリの良い一面を見せる。 トーナメントでは、1回戦で鎧塚サーパインと対戦。八百長により本来敗北予定であったが、速水への謀反からサーパインを潰すため本気で仕合に臨む。漁の技術と身体能力を駆使して頑丈なサーパインと渡り合い、幾多の攻防の末、頸椎への肘打ち下ろしが決め手となり敗北した。 トーナメント後の2年間は一度も仕合に出ておらず、ブランクがあることから対抗戦の候補とするかは保留され、結局出場はしなかったが、サーパインと共に会場には応援に来ている。主な技 鯨葬(ゲイソウ) 銛を撃つ動作をそのままに、大上段から拳を振り下ろす技。 活け締め 脊髄を破壊し魚の鮮度を保つ処理方法の応用。首筋に打撃を加え、衝撃を受けた脊髄を機能停止させブラックアウトを引き起こす。 網代 光臨丸(あじろ こうりんまる) 声 - 小林操 あじろ水産社長。ねじり鉢巻と角刈りがトレードマークの男性。68歳。外見のせいか「その筋」の人から異常にモテるが、本人に「そっちの気」はない。デスクワークが苦手で、普段は社長自ら漁に出ている。 漁港を閉鎖しないために東電の駒としてトーナメントへの参加を要求されしぶしぶ受諾するが、実際は既に速水の漁港の再開発計画は進行していることが発覚し謀反を決意。賀露の敗北後、東電に命を狙われることを危惧した実光の強い勧めで賀露を彼に任せ逃亡を図ったが、その直後蕪木に襲撃され拘束される。クーデター失敗後は蕪木により解放された。クーデター鎮圧後は協力を強制されていたということで、放免された。
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