『I』の特殊部隊隊員
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「『I』の特殊部隊隊員」の解説
ジェームズ・P・シェイド (James P Shade) 映画版俳優:コリン・サーモン 日本語吹き替え:大友龍三郎(VHS/DVD版)、玄田哲章(地上波放送) 特殊部隊隊長で、「ワン隊長」とも呼ばれる。優れた身体能力の持ち主で、レーザートラップの部屋で最後まで生き残ったが、その次に来た逃げ場の無い網目状のレーザーで細切れにされて死亡した。 『V』ではアンブレラに造り出されたクローンがジル率いる攻撃部隊の一員および他の隊員たちの纏め役として登場し、バリーと激しい銃撃戦を繰り広げるが、最後はバリーが最終兵器として用いたマグナムで射殺される。 レイン・オカンポ (Rain Ocampo) 映画版俳優:ミシェル・ロドリゲス 日本語吹き替え:朴璐美(VHS/DVD版)、高山みなみ(地上波放送) 女性隊員で、かなり気の強い性格の持ち主。登場人物の中で最初にゾンビに噛まれ、その後も4回ゾンビに噛まれてしまうが、それでも脱出列車まで生き延びてアリス・アバーナシーに抗ウィルス剤を投与される。しかし、リッカーの襲撃中に結局は抗ウィルス剤の効果が間に合わなかったためゾンビ化してマット・アディソンに襲いかかったところを突き飛ばされ、射殺された(小説版ではゾンビ化時点でも辛うじて自我を保っており、最後の力を振り絞ってリッカーへ特攻し、餌食となった)。 『V』ではアンブレラに造り出された銃の扱いも知らない民間人という設定のクローンと、ジル率いる攻撃部隊の一員およびジルの副官という設定のクローンが登場する。民間人の方は、アンデッドの襲撃から逃げ回るアリスのクローンと娘のベッキーを自動車で救助するが、その直後に事故ではぐれてしまう。その後、モスクワエリアにてオリジナルのアリスと合流し、彼女やレオン・S・ケネディたちと行動を共にするが、巨大リッカーの襲撃で首の骨を折られ、死亡する。もう1人の方は、終盤にて自身に「プラーガ・パラサイト」と呼ばれる寄生生物を注入し、超人的な能力や生命力を得る。その後、レオンたちとの氷上戦でルーサー・ウエストを殺害してレオンを負傷させ、アリスをも絶体絶命にまで追い詰めたが、自我を取り戻したジルの援護によって形勢を逆転され、最後は足元の氷を銃撃で破壊されて海中へ落下し、アリスを罵る捨て台詞を吐きながら、氷下に潜むマジニたちに引きずり込まれていった。なお、『V』の未公開シーンでは、それに先んじてニューヨークエリアにアンデッド化したクローンも登場してアリスに襲いかかる描写がある。 J.D.サリナス (J.D.Salinas) 映画版俳優:パスクエール・アリアルディ 日本語吹き替え:大川透 男性隊員で、チームメイトからは「J.D」と呼ばれる。また、レイン・オカンポとは入隊前からの友人であり、彼女を脅かしてからかうシーンがあるなど仲の良さが窺える。脱出時にナンバーロックの掛かった扉のロックを解除したが、その先に待ち受けていたゾンビの大群に集られてしまい、死亡する。その後にゾンビ化してレインに噛み付いたが、射殺される。 チャド・カプラン (Chad Kaplan) 映画版俳優:マーティン・クルーズ 日本語吹き替え:咲野俊介(VHS/DVD版)、小森創介(地上波放送) 男性隊員で、コンピュータの専門家だが、想定外の事態が起こるとパニックを起こす小心者な性格であり、それが災いしてレーザートラップの部屋のアクセスコード入力に時間がかかった結果、部屋内に居た隊員は全滅してしまう。その後、アンデッドの大群に襲われた際にアリスやレインたちを行かせるためにその場に残り、しばらく行方不明になっていたが、満身創痍ながらも生存しており、スペンスによって閉じ込められたアリスたちを救助した。その後は脱出列車を運転していたが、変異したリッカーに天井裏へ連れ去られて死亡した(小説版では、スペンスに射殺された)。 上記の全員がメイン武装にH&K G36もしくはH&K MP5、サイドアームにスプリングフィールド1911もしくはワルサーP99を所持している。また、小説版では全員がS.T.A.R.S.所属という設定であり、アンブレラの保安警察という見解がより強いものとなっている。
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