『ウルトラマンメビウス』に登場するババルウ星人
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『ウルトラマンメビウス』第35話「群青の光と影」、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』SAGA3「光の帰還」に登場。 かつてアストラに化けてウルトラ兄弟を欺き、地球とウルトラの星を破壊を目論んだババルウ星人(以下、先代)の同族。GUYSのドキュメントMACに記録が残っている。左腕から光弾を発射し、右腕のカッターと巨大なトゲ付き鉄球が付いた刺又状の武器ババルウ・スティックを武器として使用する。先代同様に優れた擬態能力を持ち、擬態した相手の身体の装飾品をコピーするほか、技や能力を使用可能。また、前髪をかき上げる癖がある。 外伝『ヒカリサーガ』では、ウルトラマンヒカリを仲間にしようとウルトラマンメビウスに化け、壊滅した惑星アーブへ偽のウルトラサインで誘い込むが、拒否されたために戦いを挑む。口から冷凍ガスを吐いてヒカリを氷漬けにしたところ、アーブの民の声によって勇者の鎧となったアーブギアをまとって復活したヒカリに猛反撃を受け、ナイトシュートで深手を負わされる。それ以降は雪辱を果たすことを誓い、高笑いをあげながら煙幕と共に姿を消して逃げ去る。 その後、第35話では地球に飛来して恨みの感情を抱くハンターナイト ツルギに化けて街を破壊し、地球人に「青いウルトラマン」に対する恐怖と疑惑を植え付けて信用を失墜させようと目論む。ヒカリ=セリザワ・カズヤ前隊長がGUYSに監禁されたと知るや再びツルギに化けて街を破壊するが、監禁はGUYSの総本部陣がババルウ星人を油断させるための計略だったことからヒカリへの疑惑は完全に晴れ、解放された彼と再戦する羽目となる。ヒカリのブレードショットを受けて正体を暴かれた後、カッターでナイトビームブレードと相殺させながら光弾で攻撃するという卑怯な戦法で彼を追い詰めるが、自らの意思で制御できる新たなアーブギアをまとって本物のツルギに再変身したヒカリにはまったく歯が立たず、最後はナイトシュートを受けて倒された。 ヒカリは、このババルウ星人も地球を狙う何者か(のちにエンペラ星人であることが判明する)の尖兵であったと述べている。 声:清川元夢(音声に加工有り) スーツアクター:相馬絢也 武器のデザインは丸山浩が担当。薙刀や鎌の案もあり、刺又にトゲ付き鉄球を付けたものが決定稿となった。 冷凍ガスは『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』では「デスブリザード」と表記されている。 『ヒカリサーガ』監督の菊地雄一は、遊びとして京本政樹のような仕草をさせている。 第35話監督の村石宏實は、ツルギとの戦いでは等身大キャラクターのアクションを意識して演出している。
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