「新大陸」上陸とは? わかりやすく解説

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「新大陸」上陸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 19:53 UTC 版)

クリストファー・コロンブス」の記事における「「新大陸」上陸」の解説

そして10月11日日付変わろうとするとき、ピンタ号水夫陸地発見した翌朝コロンブスはその島に上陸し、ここを占領してサン・サルバドル島名づける最初に上陸した島でコロンブス一行は、アラワク族インディアンたちから歓待を受ける。アラワク族は船から上がったコロンブスたちに食料贈りオウムや綿の玉、やその他見たことのないたくさんのものを持ってきた。コロンブス一行はそれをガラスビーズ鷹の鈴交換した。しかしコロンブス興味は、ただ黄金にしかなかった。彼はこう書き残している。 「私がインディア到着するとすぐに、私が見つけた最初の島で、彼ら原住民アラワク族インディアン)たちに、私に差し出なければならないものがこの品々中にあるのかどうか教え込むために、私は力ずく原住民何人かを連行した」 「彼らは武器持たないばかりかそれを知らない。私が彼らに刀を見せたところ、無知な彼らは刃を触って怪我をした。 彼らはをまったく持っていない。彼らの作られている。彼らはいい身体つきをしており、見栄えもよく均整がとれている。彼らは素晴らし奴隷になるだろう。50人の男達とともに、私は彼らすべてを征服し思うままに何でもさせることができた」 「原住民たち所有に関する概念希薄であり、彼らの持っているものを『欲しい』といえば彼らは決して『いいえ』と言わない逆に彼らは『みんなのものだよ』と申し出るのだ。彼らは何を聞いてオウム返しにするだけだ。彼らには宗教というものがなく、たやすくキリスト教徒になれるだろう。我々の言葉と神を教え込むために、私は原住民を6人ばかり連行したコロンブスはこの島で略奪働き次に現在のキューバ島発見した。ここを「フアナ島」と名づけたあと、ピンタ号船長であるマルティン・アロンソ・ピンソン独断によりピンタ号一時離脱してしまうが、12月6日にはイスパニョーラ島名づけた島に到達24日サンタ・マリア号座礁してしまう。しかし、その残骸利用して要塞作りアメリカにおけるスペイン初の入植地作った。この入植地には39名の男性残った。 年が明け1493年1月6日ピンタ号と再び合流する1月16日スペインへの帰還命じ3月15日パロス港へ帰還した帰還したコロンブス歓迎して宮殿では盛大な式典開かれたコロンブス航海先んじて発見地総督職、世襲提督地位発見地から上がる収益10分の1を貰う契約交わしていた。この取り決め従いコロンブスインディアンから強奪した金銀宝石真珠などの戦利品10分の1手に入れた。また陸地発見した者には賞金カトリック両王から与えられることになっていたが、コロンブス自分先に発見したと言い張り、これをせしめている。 国王調査報告終え、少しばかり援助求めたコロンブスは、次の航海目標としてこう述べている。 「彼らが必要とするだけのありったけの黄金…彼らが欲しがるだけのありったけの奴隷連れてくるつもりだ。このように永遠なる我々の神は、一見不可能なことであっても、主の仰せに従う者たちには、勝利を与えるものなのだ」 1493年5月4日ローマ法王勅書アゾレス諸島の西100リーグ分界線定めスペインはこれによって新大陸探検し植民する独占的な権利を手にした。折から関心の高まりによって、コロンブス2回目航海資金難なく作ることができた。

※この「「新大陸」上陸」の解説は、「クリストファー・コロンブス」の解説の一部です。
「「新大陸」上陸」を含む「クリストファー・コロンブス」の記事については、「クリストファー・コロンブス」の概要を参照ください。

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