「おうちにいようよ」→「あしたのために」キャンペーンの展開
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テレビ・ラジオ兼営局である毎日放送では、2020年の4月第3週(13日)から、「おうちにいようよ」というキャンペーンCMをテレビ・ラジオとも連日放送。テレビでは当初、らいよんチャン(同局のステーションキャラクター)によるアニメーションバージョンのみ流していた。『おうちにいようよ ちちんぷいぷい&ミント!』の放送開始を機に、『ちちんぷいぷい』レギュラーアナウンサーの代表(古川・河田・松川・山中)が、同番組のスタジオセットから視聴者に在宅を呼び掛ける(河田・古川コンビ、山中・松川コンビ、河田のソロ、山中のソロ、古川のソロ、松川のソロ)バージョンも追加。4月17日から5月24日(いずれも日曜日)までは、このキャンペーンの一環として『JIN-仁- レジェンド』 や『初めて恋をした日に読む話』(TBSテレビの制作で2019年1 - 3月に「火曜ドラマ」枠で放送された作品)全10話の再放送 を実施した。 毎日放送がこのように全局を挙げて「おうちにいようよ」を掲げた背景には、プロデューサーとして『ちちんぷいぷい』の立ち上げに尽力した岡田公伸取締役が新型コロナウイルスへの感染に伴う心筋症で4月9日(木曜日)に60歳で急逝したこと や、日本政府が2020年4月7日(火曜日)から新型インフルエンザ等緊急事態宣言を発令していたことが挙げられる。この宣言は当初、5月6日(水曜日・振替休日)までの予定で(同局の放送対象地域に当たる大阪府と兵庫県を含む)7都府県に限って発令。それでも感染の拡大に歯止めが掛からなかったため、4月16日(木曜日)に発令の対象が(大半の地域で当番組を視聴できる徳島県を含む)全国47都道府県へ拡大。5月4日には、発令の期間を同月31日(日曜日)まで延長することが発表された。 なお、緊急事態宣言については、放送対象地域の和歌山・奈良・滋賀3県および徳島県で5月15日、残りの地域(大阪府・兵庫県・京都府)で22日(いずれも金曜日)の0:00に解除。26日(火曜日)の0:00に、全面的な解除へ至った。その一方で、厚生労働省は4日に、「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」の実践例を公表している。『おうちにいよう ちちんぷいぷい&ミント!』では、このような状況の変化を踏まえて、5月第4週(18 - 22日)から番組のコンセプトを「(視聴者の)新しい生活を応援」に変更。同月最終週(25 - 29日)には、タイトルを『あしたのために ちちんぷいぷい&ミント!』へ改めるとともに、らいよんチャンのアニメーションCMを「あしたのために TOMORROW」バージョン に差し替えた。さらに、『+ music』(清水がアシスタントを務めるMBSテレビの音楽番組)では、6月16日未明(15日深夜)放送分から「MBS +music あしたのために」(緊急事態宣言からの活動再開に向けたアーティストからのメッセージ企画)を新たに設けている。 毎日放送では、『ミント!』を2021年3月5日、『ちちんぷいぷい』を同月12日(いずれも金曜日)で終了させる。その一方で、(前身の新日本放送時代からの通算で)開局70周年とラジオ放送事業の分社化(法人としてのテレビ単営局化)を機に同年4月1日から使用するステーションロゴには、「あしたのために」というメッセージを添えたバージョンを設けている。
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