〈天使〉
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〈源人〉と共に創造神によって創られたエネルギー生命体。〈源人〉〈龍〉と合わせて「古の3種族」として知られているが、〈天使〉は他の2種族と異なり自我が弱く、主体性のある行動は取らず、強大な「エネルギー」を保持するものの、基本的に他者に使役されるだけの存在である(少なくとも〈天使〉が自発的にルナルの歴史に介入した例はない)。現在、白き輪の月に残った天使たちは、ウィザードによって使役されている。上位天使になると、特定の呪文系統に特化した力を持ち、ウィザードとの契約の際に、特化呪文系統の習得を強力に支援してくれる。この特化支援能力が、ウィザードが他の種族から一線を駕した「魔法使い」としての地位を確立してくれていると言える。
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〈天使〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「〈天使〉」の解説
《マザーコア》特化型《魔法士》。同調能力と呼ばれる特殊な能力が使えるI-ブレインを持つ。あらゆる《魔法士》の中でも特出したI-ブレインの容量を持ち、一般人はもちろん、たとえ《魔法士》が相手であっても行動の一切を支配下に置け、情報を読み取ることが可能。その代わりに痛覚なども共有するため、同調した相手を攻撃すると自身にもフィードバックされ、逆に(理論上は)自身を攻撃すると相手にも苦痛を与えることができる。 シティ・神戸自治政府の要望により、シティ・ベルリン近郊のハノーバーにあるフリードリッヒ・ガウス記念研究所で開発された《魔法士》。当初はシティ・神戸の防衛局総司令官・七瀬静江の要請もあり「《マザーシステム》に変わる新システムの開発」を目的としていたが、新システムの開発に行き詰まり、稼働中の《マザーコア》の稼動限界が迫っていたこともあって、交換用《マザーコア》としての《魔法士》が開発された。その開発コードが『〈天使〉(アンヘル)』である。 作中ではフィアのほか、彼女の“姉妹”である実験体39体が脳髄のみの状態で登場する。 ☆同調能力 I-ブレイン内の巨大なメモリ内に対象の情報すべてを取り込み、《情報の海》側から支配する。ただし、痛覚もフィードバックされるので攻撃には使えず、あくまでも足止め用である。医療などにも応用が利く。本来は「《マザーシステム》を最も効率よく制御する」ために開発された能力。この能力を使用する際、背中に“天使の翼”状の光の束が出現する。この“翼”を介して対象と接触し情報を取り込むため、特殊なデバイスがない限り効果範囲は自分を中心に一定の半径内であり、かつ無差別に支配下に置くので遠距離には向かない。また支配不可能な対象には“翼”が見えない。さらに領域内の情報量が多すぎると当然ながらエラーを起こして停止してしまうため、ある意味で最大の敵は数を頼みにした一般兵・群衆と言える。 この能力を持つ者が複数集まると、精神結合体が形成され、能力の暴走が始まる。精神結合体の暴走が、どのような結果をもたらすかは未知であり、止める手段も不明(能力者を物理破壊することによる抑止は可能)。作中に登場した精神結合体はウイルス感染した状態であり、このウイルスに対して「ブレーカー」プログラムが作動することで暴走を抑止する計画だった。
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