くろうど‐どころ〔くらうど‐〕【▽蔵▽人所】
蔵人
蔵人所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:48 UTC 版)
後宮十二司の女官(宮人)の機能の一部を代行する形で成立した蔵人所でもその主体をなす五位蔵人・六位蔵人を指して「職事」と称した(蔵人頭については加える用法と除く用法がある)。蔵人は官位相当に属しない令外官であったが、(蔵人頭・)五位蔵人・六位蔵人といった蔵人所の正規の要員は職事官と同様に重責を担ったことによる。これに対して、見習いである非蔵人は「非職」と呼ばれた。 また、後宮に倣って摂関家や親王家に蔵人所が設置された場合には同様の役目の家司を「職事」と呼んだり、同じく家政機関の1つである侍所別当を「職事」と称したりした事例がある。
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