孫子

デジタル大辞泉

そん‐し【孫子】

読み方：そんし

孫武または孫臏(そんぴん)の敬称。

中国、戦国時代の兵法書。1巻13編。呉の孫武の著といわれる。成立年代未詳。始計・作戦・軍形・兵勢などに分け兵法を論じる。「呉子」とともに孫呉と並称される。1972年に発見された竹簡により、現在の「孫子」は孫武の「孫子兵法」の一部であり、別に孫臏の「孫臏兵法」が存在したことが解明された。

まご‐こ【孫子】

読み方：まごこ

１ 孫と子。

２ 子孫。後裔(こうえい)。「—の代まで栄える」

古典文学作品名辞典

孫子

読み方：ソンシ（ｓｏｎｓｈｉ）

分野 漢籍

年代 中国・春秋時代

作者 孫武

ウィキペディア

孫子

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孫子（そんし）

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孫子

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「無謀キャプテン」の記事における「孫子」の解説

突破が「男が苦しいときに使う言葉」の1つ「それならば」を考えるときに登場。額には何も書かれていない。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

孫子

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 07:08 UTC 版)

名詞

孫 子（そんし / まごこ）

1. 孫（まご）と子（こ）。孫または子^[1][2]。
   • 「そうして爺さん稼人^{（かせぎて）}はおめえばかりか、孫子はねえのかい」（泉鏡花『夜行巡査』）
2. 後世の子孫^[1][2]。
   • 文王孫子 本支百世（『詩経』大雅・文王之什・文王）

     文王の孫子 本支百世なり。

     文王の孫子は、本家と分家とで百代にわたって栄えた。

   • 孫子の代までの語り草、つくづくとお眼にとめごろうじませ。（久生十蘭『顎十郎捕物帳』両国の大鯨）

発音

ま↗ご↘こ

翻訳

（語義2）

• 類義語: 末裔

翻訳

（語義1）

• 英語: grandchild and child, grandchild or child

（語義2）

• 英語: descendent ^(en), offshoot ^(en), progeniture ^(en), progeny ^(en)

固有名詞

孫 子（そんし）

1. 古代中国の呉の軍略家・孫武^{（そんぶ）}の敬称。
2. 古代中国の斉の軍略家・孫臏^{（そんぴん）}の敬称。
3. 古代中国の東晋の官吏・孫康^{（そんこう）}の敬称。「蛍雪の功」の故事で知られる。
4. 孫武の作とされる兵法書。孫子兵法。「七書」の一つ。
   • 世俗所稱師旅、皆道孫子十三篇。（『史記』巻65・孫子呉起列伝第5）

     世俗に師旅と称せらるるは、皆孫子十三篇を道（い）ふ。

     世間一般に兵法書と呼ばれるものは、全て『孫子』十三篇に言及している。

5. 孫臏の作とされる兵法書。孫臏兵法。

翻訳

（語義1）

• 英語: Sun Tzu

（語義2）

• 英語: Sun Bin

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「 孫子」の例文・使い方・用例・文例

• 世界的に過大に評価された中国書といえば、『孫子』ですかね。
• 我孫子市という市