NHK BS8K
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沿革
2016年8月1日、地デジ難視聴対策放送を行っていたBS-17チャンネルでNHKが単独でスーパーハイビジョン試験放送を開始。4Kと8Kの混成であったが、一般家庭で視聴できないため、NHKは全国の放送局などに受信設備を設け、一般公開していた。このため放送時間は基本的に日中に限られていた。
同じ年の12月1日以降はA-PAB(放送サービス高度化推進協会)も試験実施主体に加わり、両者のコンテンツを交互に編成して放送していた。
この試験放送は本放送移行準備のため2018年7月23日に終了[20]。その後は本放送開始に向け準備を進め、BS-17チャンネルはNHKが3分の1のスロットをBS4K用に使い、残る3分の2の計80スロットについては地上波民放系BS2社の4K放送用に割り当てられた。そしてこのBS8K用には、新たに左旋円偏波を使うBS-14チャンネルが丸々割り当てられた。
BSデジタル放送開始18周年・地上波デジタル放送開始15周年にあたる2018年12月1日の10時、CSを利用する会社も含めた民間事業者と共に本放送を始めた[21]。
脚注
関連項目
外部リンク
- NHK BS放送|NHK
- NHK BS4K・BS8K|NHK - ウェイバックマシン(2018年11月25日アーカイブ分)
- NHK BS8K - TMDb
注釈
出典
- ^ “NHK to Bring World’s First 8K Broadcasting Service” (英語). ABU 2018年12月1日閲覧。
- ^ 放送法第15条及び関連する第20条第1項第二号の規定
- ^ “NHKで民放制作のテレビ番組が放送へ。BS8Kで - PHILE WEB”. 音元出版. (2020年12月9日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ BS8K視聴方法|BS放送 - NHK
- ^ “8Kテレビ時代の幕開け、シャープAQUOS 8K 11月発売。70型100万円、80型200万円”. AV Watch. 2018年10月15日閲覧。
- ^ “シャープ、AQUOS 8Kフラッグシップ「CX1」。新パネル、8Kチューナ内蔵&録画対応”. AV Watch. 2020年4月6日閲覧。
- ^ “シャープ、YouTubeの8K動画再生に対応したAQUOS 8K「DW1」”. AV Watch. 2021年4月22日閲覧。
- ^ “シャープ、mini LED採用の新世代8Kテレビ「AQUOS XLED」発表”. AV Watch. 2021年10月26日閲覧。
- ^ “「AQUOS 8Kチューナー」約25万円で発売。HDMI×4接続”. AV Watch. 2018年10月15日閲覧。
- ^ “シャープ、世界初「8Kチューナー」11月下旬発売。HDMI×4で「AQUOS 8K」と接続”. AV Watch. 2018年9月12日閲覧。
- ^ “ソニー初の8Kチューナ搭載テレビ「Z9H」。技術結集で“史上最高ブラビア””. AV Watch. 2020年2月7日閲覧。
- ^ “LG、世界最大88型で8Kチューナ内蔵「ZXシリーズ」。8K TV初の77型も”. AV Watch. 2020年4月28日閲覧。
- ^ “LG、HDMI2.1対応の8K有機ELテレビ「Z1」。受注生産で77型280万円から”. AV Watch. 2021年8月18日閲覧。
- ^ “LG、88型8K有機ELテレビ受注開始。8Kチューナ内蔵で約383万円”. AV Watch. 2022年7月29日閲覧。
- ^ “高輝度evoパネルになった8K有機ELテレビ。88型約396万円”. AV Watch. 2023年6月7日閲覧。
- ^ “LG初のBS8Kチューナ搭載液晶テレビ「NANO99」。65型で63万円から”. AV Watch. 2020年4月28日閲覧。
- ^ “LG、約30万円で最小55型「手の届く8Kテレビ」”. AV Watch. 2020年11月26日閲覧。
- ^ “55型8Kで約32万円、“手の届く”LG液晶「NANO96」。65型約39万円”. AV Watch. 2021年8月18日閲覧。
- ^ “LG、ミニLED×量子ドット搭載のフラッグシップ液晶「QNED99/90」”. AV Watch. 2021年5月17日閲覧。
- ^ A-PABの4K8K BS試験放送終了 〜 12月1日に向けて周知広報本格化
- ^ 4K・8K放送はじまる - NHK放送史
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