句とは? わかりやすく解説

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く【句】

読み方:く

[音](呉)(漢)

学習漢字5年

文章切れ目切れ目をつけること。「句点句読(くとう)/章句

いくつかの単語連なってある意味を表すもの。フレーズ。「禁句警句語句字句冗句成句絶句文句

和歌連歌俳諧漢詩などの構成上の単位。「句法起句結句詩句初句承句俳句発句連句

俳句。「句会句稿句作句集選句類句


く【句】

読み方:く

【一】[名]

文中言葉ひと区切り

詩歌構成上の単位

和歌俳句などで、韻律上、5音または7音からなるひと区切りまた、その組み合わせでひとまとまりとなったもの。「上(かみ)の—」

漢詩で、4字・5字・7字などからなるひと区切り

連歌連句発句(ほっく)。また、俳句。「—を詠む

慣用句ことわざ

言語単位の一。

単語連続して一つまとまった意味を表し、文を形成するもの。また、それが文の一部分をなすもの。フレーズ

二つ上の単語連なって、あるまとまった意味を表し一つ単語似たような働きをなすもの。「副詞—」

文の構成要素一つで、一つ自立語、または、それに付属語のついたもの文節

【二】接尾助数詞連歌の各句や俳句などを数えるのに用いる。「一—浮かんだ


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 04:28 UTC 版)

(く、英: phrase)とは、1つ以上のの組み合わせからなる文法単位である[注 1][注 2]。複数の句を組み合わせることでできると、1つ以上の節を組み合わせることでできるとは区別される[2]


  1. ^ 原口・中村・金子 (編) (2016),「増補版チョムスキー理論辞典」, pp.521-523.
  2. ^ 句 - 広辞苑、2021年9月30日閲覧。
  3. ^ 名詞句 - 広辞苑
  4. ^ Rizzi, Luigi (1997) “The Fine Structure of the Left Periphery,” Elements of Grammar: Handbook in Generative Syntax, ed. by Liliane Haegeman, 281-337, Kluwer Academic Publishers.
  5. ^ Cinque, Guglielmo (1999) Adverbs and Functional Heads: A Cross-Linguistic Perspective, Oxford University Press, Oxford.
  6. ^ 動詞 - 広辞苑
  7. ^ 前置詞 - 広辞苑
  8. ^ 形容詞 - 広辞苑
  9. ^ 副詞 - 広辞苑 


「句」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 08:33 UTC 版)

ウサルファ語」の記事における「句」の解説

所有物前に所有者を表す表現が来る。 例1: ketí iyámmá 形態素: keV2-ni iyaN2-ma グロス: 1SG-SG.POSS -NML 訳: 「私の例2: waagóní yópáqá 形態素: waaV2-koV-ni yóN2-paQ-ma グロス: 人(もしくは男)-STAT-SG.POSS 庭-LOC-NML 訳: 「その人もしくはその男)の庭」 また形容詞形容句該当する要素名詞前に来る。 例1: nokáán-aawaqa 形態素: nokááN1-aáwa-ma グロス: 夜-食べ物-NML 訳: 「夜用の食料例2: karogaro ná-mmá anó-ne 形態素: karogaroN2 naaN2-ma anóN1-e グロス: 赤い 家-NML 大きい-IND 訳: 「赤い家大きい」

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/22 19:05 UTC 版)

山田文法」の記事における「句」の解説

山田は、統覚作用一回のものが単一思想を表すものとして「句」と呼んだ。この句には次の二種がある。 喚体句未分化 述体句分析的で、主述の構成 そして、単一の句からなる文を「単文」とし、複数の句からなる文を「複文」とした。後者次の三つ分かれる合文対等価値を持つ二つ上の句合同し成立した文 (例)秋になり、葉っぱ色づく 重文二つ上の句並列的に結合した文 (例)太陽燃え尽き、月は砕け散る 有属文付属句を持つ文 (例)象は鼻が長い なお、付属句とは、主格・述格・修飾格のいずれか中に、主述の関係を含む文が独立性失い、他の文の中で一つの語のように働くものをいう。これについては話題卓越性言語参照されたい。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 14:33 UTC 版)

森田愛子」の記事における「句」の解説

化粧して病みこもり居春の雪1940年昭和15年)『ホトトギス初入選の句。 近よれば紫雲英田の土あらはなり1940年昭和15年)『玉藻8月号に入選の句。 紅梅の花一ぱいにひらき1931年昭和16年鎌倉寿福寺詠まれた句。 わが家対岸来て春惜しむ1944年昭和19年)の句。三好達治は「燈下言」(『三好達治全集第9巻収載)において、この句について「何とゆかしく瀟洒ユーモラスなではないか。」と述べている。 九頭龍の空ゆく見ゆる窓1945年昭和20年11月5日 虚子迎えて愛居での句会詠まれた句。 傘の柄を袖に包み時雨冷え1945年昭和20年11月5日 虚子迎えて愛居での句会のあと、瀧谷寺での吟行にて詠まれた句。 九頭龍の空ゆく日あり吹雪1945年昭和20年初冬昭和21年1946年)冬に詠まれた句。 ニジキエテスデニナケレドアルゴトシ アイコ1947年昭和22年3月28日愛子高濱虚子電報をうつ。電報書かれた句。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 04:13 UTC 版)

モン語」の記事における「句」の解説

代名詞名詞サブクラスであり、所有される名詞後ろそのまま名詞置けば所有構文として成立する。たとえば〈私のナイフと言いたい場合には ၜုန် /ɓun/〈ナイフ〉の後ろに အဲ /ʔoa/〈私〉置いて ၜုန်အဲ /ɓun ʔoa/ とすれば良い。また ဂြၚ်စိၚ် /kre̤aŋ coɲ/ は〈象牙〉を表す複合語であるが ဂြၚ် /kre̤aŋ/ が〈角〉、စိၚ် /coiŋ~coɲ/ が〈象〉を表し文字通りには〈象の角〉という意味の表現である。古モン語場合も同様であるが、moʔ (あるいは mu)〈何〉で修飾を行う場合修飾される名詞の方が後ろへ行く(例: moʔ kāl〈.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}何時なんどき)〉)。 他動詞用い場合クメール語タイ語同様に語順厳格で、主語として機能する名詞動詞よりも先に来てその後直接目的語がくる。つまりSVO型言語であると見做せる。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 02:21 UTC 版)

ウィク・ムンカン語」の記事における「句」の解説

名詞形容詞所有代名詞独立代名詞、場所を表す要素(英: locative)、指示詞修飾され得るが、普通の場合これらの要素はいずれ名詞後ろ置かれる名詞句においてこれらの修飾語同士では「形容詞-所有代名詞もしくは独立代名詞-場所を表す要素-指示詞」の順となる傾向が強いが、実際に3つ上の修飾要素一つ名詞句内で一度現れる例は極めてまれである。また、名詞が全く存在しない名詞句作ることも可能であるが、その場合は形容詞独立代名詞指示詞いずれか主要部(英: head)、つまり被修飾語として機能する名詞句の例: pam min anangan - あの良い人たち piny ngatharam alangan - あの私ののおば(名詞-所有代名詞-指示詞) wiy anangan - 彼らのうちの数人 yuk pek-pekang - 木の下も下(名詞-場所を表す要素また、名詞句最後には格接尾辞付加される が、先述通り能格そうでないものとが対立する。格とそれぞれの格に対応する接尾辞、およびその使用例以下の通りである。 能格: -ang例: Nil kaath-kunchangan kechanangam pungan nunang.〈彼女の母は彼女を掘り棒で叩く。〉 絶対格: なし例1: Pam wanch yot kungk mo'in.〈多くの人たちが北へ逃げた。〉 例2: Ngay pam wanch yot thathang.〈私は多くの人たちを見た。〉 呼格: 〈近〉-ang、〈中〉-ey、〈遠〉-oy例: Kaath-ang! Pal iiya!〈お母さん!こっちに来て!〉 具格手段。英語の with...): -ang;〔独立形〕thamp(ang)例: 能格例文中の kechanangam〈掘り棒で〉 場所格(英: stationary locative): -ang例: Nil puk manyan ingkang nyiin ngatharang.〈子供は私の肩の上乗った。〉 時格(英: temporal): -ang例: Than ngul wampin ngampar, kinch thonamang ananiy.〈私は彼らが後日(あなたも含めた)我々のところに来ることを予言する。〉 指示対象(間接目的): -ant位置的な〈…へ〉や利益〈…のために〉を意味する。例: Nil may inan wampath puk manyant.〈彼は子供にこの食べ物持ってきた。〉 着点格(英: goal。〈へ〉): -ak例: Minhak iiyampa!〈釣りに行こう!〉 随伴(英: accompaniment): -antang;〔独立形〕thamp(ang)例: Benny.antang wee' iiyowa?〈ベニーとは誰が行くんだ?〉 起点:〔生物〕-antam;〔無生物〕-am。いずれも出発した場所〈…から〉や原因意味する。-antam は無生物に関して用いることも可能である(例3)。また、物語始める際などの文脈においては〈…について〉の意味表し得る(例4)。例1: Nil winynyang mo' oonyantam.〈彼はお化けのせいで怖がった。〉 例2: In yiinch wunan ngakam.〈これはのせいで濡れている。〉 例3: kangk banana.antam〈バナナの木からの葉っぱ例4: Ngay wik kath inan waa'ang wanchinthantam.(私はこの老婦人についてあなたに語るつもりだ。) 所有格: -antam例: Puk Martha.antam nana.マーサの子はあっちだ。〉 なお、代名詞の格体系名詞のものとは異な箇所存在するが、詳細については#代名詞参照されたい。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 23:42 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. 言葉まとまり語句
  2. 俳句。また連歌連句発句脇句
  3. 短歌俳句などで、原則として5音または7音からなるひとまとまり
  4. 漢詩で、4字・5字・7字などからなるひとまとまり
  5. )(文法複数組み合わさって一定意味を表すひとまとまりcf.

接尾辞

  1. 俳句などを数えるのに用い助数詞

関連語

熟語



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