こと‐ば【言葉/▽詞/▽辞】
読み方:ことば
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の—を信じる」
2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の—をローマ字で書く」
3 文の構成要素をなす部分。単語。また、語句。「—が豊富だ」「一々の—を吟味して話す」
4 言い方。口のきき方。口ぶり。言葉遣い。「荒い—」「—に注意しなさい」
「塵(ちり)を結んでと言うたは、—でござる」〈狂言記・箕被〉
6 (詞)謡い物・語り物の中で、節をつけない非旋律的な箇所。
[下接語] 合い言葉・東(あずま)言葉・遊ばせ言葉・遊び言葉・天地(あめつち)の詞(ことば)・田舎言葉・忌み詞・入間詞(いるまことば)・入れ詞・歌詞(うたことば)・売り言葉・絵詞(えことば)・江戸言葉・沖言葉・買い言葉・替え詞・書き言葉・隠し言葉・掛け詞・翳(かざ)し詞・重ね言葉・京言葉・口言葉・国言葉・繰り言葉・郭(くるわ)言葉・御所詞・ざあます言葉・逆さ言葉・里言葉・為做(しな)せ言葉・正月言葉・序詞(じょことば)・女中詞・捨て言葉・制の詞・添え言葉・通り言葉・土地言葉・謎(なぞ)言葉・逃げ言葉・女房詞・挟み詞・花言葉・話し言葉・早口言葉・早言葉・囃子詞(はやしことば)・流行(はやり)言葉・武士詞・べいべい言葉・褒め言葉・枕詞(まくらことば)・御国詞(みくにことば)・武者詞・文字言葉・休め言葉・奴詞(やっこことば)・山言葉・大和言葉・吉原言葉・六方(ろっぽう)詞
[補説]
2014年6月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2014」キャンペーンでの「言葉」への投稿から選ばれた優秀作品。
◆嘘を真実に、真実を嘘に変化させることができる道具。
俺の空Rさん
◆音にすれば思いを伝えられ、視界に入れれば考えが生まれ、飲み込めば大人になるもの。
kei_koさん
◆一度発すると責任がつきまとうもの。発した言葉には責任を持つこと。良くも悪くも相手の心に残るもの。
yaaaaさん
◆感情または思考を形に表す手段。
タカノリさん
◆いつも想いより後から出てくるもの。
なつこさん
◆口から発するもの。文字として綴るもの。心に刻むもの。
月のしずくさん
◆読み、書き、話すことで世界中の人とコミュニケーションがとれる人間の進化の過程で得たツール。
ペラペラさん
◆見ず知らずの他人の一言で、人生が救われる。たった一行の文字で、考え方が生まれ変わる。
REINAさん
◆ときどきナイフ、ときどき包帯。
あるとママさん
し【詞】
し【詞】
詞(ことは)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/15 07:18 UTC 版)
術の際に唱える。
※この「詞(ことは)」の解説は、「斬月伝」の解説の一部です。
「詞(ことは)」を含む「斬月伝」の記事については、「斬月伝」の概要を参照ください。
詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:19 UTC 版)
漢文・唐詩・宋詞・元曲と後世に言われるように、北宋は五代を引き継いで詞が大きく隆盛した。 詞は唐代の燕楽(宴楽)を源流とする。宴楽という語の示すように宴席で演奏される曲に付けた歌謡が詞である。詞は叙情的な物が多く、また詩に於いては禁忌とされた恋愛歌などの俗な題材も扱われた。定型詩とは違い曲に合わせて謡うため、句の長短が様々なのが特徴である。 宋初では寇準などの詞が挙がるが、仁宗朝以降が真の隆盛期といえる。当該期の詞人には晏殊・欧陽脩・張先・柳永らの名前が挙がり、特に後者二人は詞の新しい境地を開いた。張先により詞は日常的な事柄が詠まれ始め、詞が士大夫の間に敷衍したとされる。また柳永以降、小令という六十字までの詞以外にも、民間で流行した慢詞と呼ばれる長文が士大夫にも謡われる様になった。 神宗期で最も重要な詞人が蘇軾である。蘇軾は通判として杭州に赴任した際に張先と親交を結び、その影響を大きく受けた。しかし蘇軾の天才はそこに留まらず、従来の詞には登場しなかった『三国志』の赤壁の戦いなど勇壮な題材を選び、新境地を開いた。 #詩の節で紹介した蘇門四学士は何連も優秀な詞人でもあったが、その中でも秦観が最も文名が高く、師とは違って繊細で叙情的な詞を得意とする。 徽宗朝に入り、詞を集大成したのが周邦彦である。周邦彦は音楽に詳しく、徽宗に命ぜられて大晟府という音楽の部署を作った。周邦彦の影響力は極めて大きく、南宋の詞人は全て周邦彦を出発点として派生したといえる。その詞風は「渾厚和雅」と評される。 もう一人挙げるべきは女流詞人李清照である。李清照は口語的な表現を多用し、女性らしい繊細な感情表現が特徴である。 「天仙子」張先 水調數聲持酒聽午醉醒來愁未醒送春春去幾時回臨晩鏡傷流景往事後期空記省沙上並禽池上暝雲破月來花弄影重重簾幕密遮燈風不定人初靜明日落紅應滿徑 「甘草子」柳永 秋暮亂灑衰荷顆顆真珠雨雨過月華生冷徹鴛鴦浦池上憑闌愁無侶奈此箇單棲情緒卻傍金籠共鸚鵡念粉郎言語 「念奴嬌」蘇軾 大江東去浪淘盡 千古風流人物故壘西邊人道是 三國周郎赤壁亂石崩雲驚濤裂岸捲起千堆雪江山如畫一時多少豪傑遙想公瑾當年小喬初嫁了雄姿英發羽扇綸巾談笑間 檣櫓灰飛煙滅故國神遊多情應笑我早生華髪人間如夢一樽還酹江月 「瑞龍吟」周邦彦 章臺路還見褪粉梅梢試花桃樹愔愔坊陌人家定巣燕子歸來舊處黯凝佇因念箇人癡小乍窺門戸侵晨淺約宮黄障風映袖盈盈笑語前度劉郎重到訪鄰尋里同時歌舞唯有舊家秋娘聲價如故吟牋賦筆猶記燕臺句知誰伴、名園露飲東城閑歩事與孤鴻去探春盡是、傷離意緒宮柳低金縷歸騎晩、纖纖池塘飛雨断腸院落一簾風絮 「声声慢」李清照 尋尋覓覓冷冷清清淒淒慘慘戚戚乍暖還寒時候最難將息三杯兩盞淡酒怎敵他晩來風急雁過也正傷心卻是舊時相識滿地黄花堆積憔悴損如今有誰堪摘守著窗兒獨自怎生得黑梧桐更兼細雨到黄昏點點滴滴這次第怎一個愁字了得 宋が南に移り、詞において古い歴史を持つ旧南唐の地域に入ったことで新しい段階を迎えた。 南宋初の詞人として辛棄疾・姜夔が挙がる。 辛棄疾は金に対する主戦論者で、そのため官僚としては不遇であった。その詞は蘇軾と通じるものがあり、蘇軾と共に豪放派の代表とされ、蘇軾と並んで蘇辛と称される。 これに対して姜夔は周邦彦の流れを汲んだ典雅な詞風が特徴である。姜夔は生涯官途に付くことは無かったが、その文名により多数の高級官僚と親交を持っていた。 南宋後半期の代表詞人としては呉文英・周密・張炎などが挙がる。呉文英は南宋滅亡と同じ頃に死去。元において亡国の憂き目に遭った宋の遺民として生きた詞人が周密・張炎である。亡国の悲しみを詠み込んだ詞が多い。元以降は散曲という新しい音楽が主流となり、詞は長い間忘れ去られた。 「東坡引」辛棄疾 花梢紅未足 條破驚新緑重簾下遍闌干曲有人春睡熟 有人春睡熟鳴禽破夢 雲偏目蹙 起來香腮褪紅玉花時愛與愁相續羅裙過半幅 羅裙過半幅 「揚州慢」姜夔 淳熙丙申至日,予過維揚。夜雪初霽,薺麥彌望。入其城則四顧蕭條,寒水自碧,暮色漸起,戍角悲吟。予懐愴然,感慨今昔。因自度此曲。千巖老人以為有《黍離》之悲也。淮左名都,竹西佳處,解鞍少駐初程。過春風十里,盡薺麥青青。自胡馬窺江去後,廢池喬木,猶厭言兵。漸黄昏,清角吹寒,都在空城。杜郎俊賞,算而今,重到須驚。縱豆蔻詞工,青樓夢好,難賦深情。二十四橋仍在,波心蕩,冷月無聲。念橋邊紅藥,年年知為誰生?
※この「詞」の解説は、「宋 (王朝)」の解説の一部です。
「詞」を含む「宋 (王朝)」の記事については、「宋 (王朝)」の概要を参照ください。
詞(ことば)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 08:17 UTC 版)
「ソウ楽都市OSAKA」の記事における「詞(ことば)」の解説
各人の遺伝詞から導き出される、個性を表現する詩。神器を発動させる際に用いられる。
※この「詞(ことば)」の解説は、「ソウ楽都市OSAKA」の解説の一部です。
「詞(ことば)」を含む「ソウ楽都市OSAKA」の記事については、「ソウ楽都市OSAKA」の概要を参照ください。
詞(ことば)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:03 UTC 版)
「我が家のお稲荷さま。」の記事における「詞(ことば)」の解説
よその土地から訪れて定住することになったモノは土地神のもとに挨拶に来る慣習となっている。その挨拶に対して土地神が授ける言葉のことを「詞」という。詞を受けない限り、よそのモノはその土地で充分に術を使うことができない。
※この「詞(ことば)」の解説は、「我が家のお稲荷さま。」の解説の一部です。
「詞(ことば)」を含む「我が家のお稲荷さま。」の記事については、「我が家のお稲荷さま。」の概要を参照ください。
詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:23 UTC 版)
唐中葉頃から「詞」と呼ばれる新しい歌謡文芸が生まれた。詞は宋代に盛行し、宋詞の名がある。詞は後には詩と同様、音楽性から独立して朗読されるようになった。
※この「詞」の解説は、「歌」の解説の一部です。
「詞」を含む「歌」の記事については、「歌」の概要を参照ください。
詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 15:02 UTC 版)
「オールド・ラング・サイン」の記事における「詞」の解説
歌詞を現在伝わる形にしたのは、スコットランドの詩人のロバート・バーンズである。 従来からの歌詞を下敷きにしつつ、事実上彼が一から書き直している。この歌詞は、旧友と再会し、思い出話をしつつ酒を酌み交わすといった内容である。 こうして採譜された「オールド・ラング・サイン」には、ハイドンやベートーヴェン、シューマンといった著名な作曲家たちも伴奏を付けたり編曲したりしている。 原詞大意Should auld acquaintance be forgot,and never brought to mind ?Should auld acquaintance be forgot,and days of auld lang syne ? CHORUS:For auld lang syne, my dear,for auld lang syne,we'll tak a cup o' kindness yet,for auld lang syne. And surely ye'll be your pint-stoup !And surely I'll be mine !And we'll tak a cup o' kindness yet,for auld lang syne. (CHORUS)We twa hae run about the braes,and pou'd the gowans fine ;But we've wander'd mony a weary fit,sin' auld lang syne. (CHORUS)We twa hae paidl'd in the burn,frae morning sun till dine ;But seas between us braid hae roar'dsin' auld lang syne. (CHORUS)And there's a hand my trusty fiere !And gies a hand o' thine !And we'll tak a right gude-willie waught,for auld lang syne. (CHORUS) 旧友は忘れていくものなのだろうか、古き昔も心から消え果てるものなのだろうか。 コーラス:友よ、古き昔のために、親愛のこの一杯を飲み干そうではないか。 我らは互いに杯を手にし、いままさに、古き昔のため、親愛のこの一杯を飲まんとしている。 (コーラス) 我ら二人は丘を駈け、可憐な雛菊を折ったものだ。だが古き昔より時は去り、我らはよろめくばかりの距離を隔て彷徨っていた。(コーラス) 我ら二人は日がら瀬に遊んだものだ。だが古き昔より二人を隔てた荒海は広かった。(コーラス)いまここに、我が親友の手がある。いまここに、我らは手をとる。いま我らは、良き友情の杯を飲み干すのだ。古き昔のために。(コーラス) 出典:Songs from Robert Burns, published in Great Britain by Collins Clear-Type Press in 1947
※この「詞」の解説は、「オールド・ラング・サイン」の解説の一部です。
「詞」を含む「オールド・ラング・サイン」の記事については、「オールド・ラング・サイン」の概要を参照ください。
詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 06:12 UTC 版)
生涯・苦境・死において共にいてくださいと神に祈る内容。 冒頭はルカによる福音書24章29節 "Abide with us: for it is toward evening, and the day is far spent"(われらと共にいてください。夜が始まりました。日は暮れてしまいました)からの引用。 Abide with me; fast falls the eventide;(われと留まれ。夜が落ちる。)The darkness deepens; Lord with me abide.(闇が深まる。主よ、留まれ、われと。)When other helpers fail and comforts flee,(助けがとどかず、慰めが逃げるなら、)Help of the helpless, O abide with me.(無力なものの救い主よ、おお、われととどまれ)Swift to its close ebbs out life's little day;(命は引き潮のように)Earth's joys grow dim; its glories pass away;(地のよろこびは失せ、栄光は去る)Change and decay in all around I see;(見わたす限り変化と崩壊だ)O Thou who changest not, abide with me.(おお、不変の主よ、われととどまれ)Not a brief glance I beg, a passing word,(ちらっと見るとか、むなしい言葉ではなく)But as Thou dwell'st with Thy disciples, Lord,(あなたが使徒とともに住むように、主よ、)Familiar, condescending, patient, free.(親しく、おだやかに、辛抱強く、自由に、)Come not to sojourn, but abide with me.(滞在じゃなく、われととどまれ)Come not in terrors, as the King of kings,(おそれを知らず、王の王として)But kind and good, with healing in Thy wings;(親しくやさしく、翼の中の癒しと)Tears for all woes, a heart for every plea.(すべての災難に涙を、あらゆる懇願に心を、)Come, Friend of sinners, thus abide with me.(こよ、罪びとの友、そしてわれと留まれ)Thou on my head in early youth didst smile,(私の若いころあなたは微笑んでいた)And though rebellious and perverse meanwhile,(そして私は生意気に、意固地になった)Thou hast not left me, oft as I left Thee.(あなたは私を見棄てなかった、しばしば私はあなたに背いたのに)On to the close, O Lord, abide with me.(もっと近くへ、おお主よ、われととどまれ)I need Thy presence every passing hour.(毎時間あなたの存在が必要)What but Thy grace can foil the tempter's power?(あなたの優雅さがくじくのはなにか、誘惑者の力か、)Who, like Thyself, my guide and stay can be?(だれが導き手になれるのか、あなた以外)Through cloud and sunshine, Lord, abide with me.(雲と光を通し、主よ、われととどまれ)I fear no foe, with Thee at hand to bless;(敵を怖れない、あなたがいるなら)Ills have no weight, and tears no bitterness.(病は重さ、涙はにがさを持たない)Where is death's sting? Where, grave, thy victory?(死のひと突きはどこに、墓に、それともあなたの勝利に?)I triumph still, if Thou abide with me.(わたしはそれでも勝つ、もしあなたが、われととどまれば)Hold Thou Thy cross before my closing eyes;(わたしの閉じた目にあなたは十字架をかざす)Shine through the gloom and point me to the skies.(それは闇の中に輝き、空を示す)Heaven's morning breaks, and earth's vain shadows flee;(天国の朝が始まり、地上のむなしい影は消える)In life, in death, O Lord, abide with me.(生において、死において、おお主よ、われととどまれ) ウィキソースに日暮れて四方は暗くの原文があります。
※この「詞」の解説は、「日暮れて四方は暗く」の解説の一部です。
「詞」を含む「日暮れて四方は暗く」の記事については、「日暮れて四方は暗く」の概要を参照ください。
詞
詞
「詞」の例文・使い方・用例・文例
詞と同じ種類の言葉
- >> 「詞」を含む用語の索引
- 詞のページへのリンク