関西テレビ放送
(関西テレビ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 08:22 UTC 版)
関西テレビ放送株式会社(かんさいテレビほうそう、英: Kansai Television Co. Ltd.)は、近畿広域圏を放送対象地域としてテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者。
注釈
- ^ a b 但し、大阪北郵便局と新大阪郵便局に私書箱を設けており、そこにも番組別に私書箱4 - 8号の郵便番号が使われているので、この番号を使うことは局全般の問い合わせや受信報告書を出す場合などを除いてあまりない。なお、新大阪郵便局宛の郵便番号は一貫して「539-8691」で、火9ドラマなど一部番組は東京支社宛てになることがある。
- ^ a b c d 100万円未満切り捨て
- ^ 出向者含む
- ^ 伊賀市・名張市においても近鉄大阪線利用で大阪市内への通勤客も多い事から、在名局より在阪局を選んで視聴する世帯も少なくない。伊賀地区在住で元同局従業員(現伊賀市長の岡本栄が該当)もいる。
- ^ 在阪各局はマスコットキャラクターの売り込みに熱心な傾向が見られ、大阪市内の土産店でそれぞれのグッズが売られているほど。
- ^ 2015年3月29日までは「クラブカンテーレ」。
- ^ 関東地方の総合電波塔である東京タワーの完工式を1958年12月23日に控えており、1958年度中に新規開局の2局の試験電波の発射開始時期をそれに合わせたため。
- ^ 社章はキー局のフジテレビジョンと同じくチャンネルナンバー“8”を図案化したものだが、フジテレビのもの(亀倉雄策作)は丸みを帯びているのに対し、同局の社章は角張っている。同じく8を図案化した沖縄テレビ放送のマークはフジテレビと関西テレビの8マークを折衷したようなデザインである。
- ^ 最初のカラー番組は、外国テレビ映画「海底大戦争」。関西テレビホームページ「会社案内」の項の「会社沿革」に記載。
- ^ 同日、毎日放送、北日本放送も共に、同予備免許を受けている。
- ^ 同放送の初の番組は、同日23時50分からの映画「冬のライオン」の二か国語放送だった。
- ^ この回の内容は、「豪華!8大スター勢揃い」だった。
- ^ この時、フジテレビ制作の同番組はモノラル放送だった。
- ^ 在名広域4局にキー局と同じ理由で同じIDを獲得した局はない。
- ^ 日本経済新聞やスポーツニッポンなど一部の新聞は3月30日以降も「関西テレビ」のままであった。一方、週刊TVガイドは放送局表記は3月30日の番組表が掲載される号の初日(3月28日)より「カンテレ」と表記され、一部例外は存在した。なお地上デジタル放送の局名表示・EPG表記は3月30日以降も「関西テレビ」の表記のままである。
- ^ 前者は8マークとハチエモン、後者はKTVロゴより変更。
- ^ 槇原の不祥事により2020年(令和2年)2月13日をもって使用中止。
- ^ 鉄塔のリニューアル工事の際、「8 KTV」の下部に付けられていた「キッズプラザ大阪」のロゴが、新ロゴ付け替えの際に撤去された。
- ^ 開局準備段階では、関西テレビはフジテレビの他にも同じく産経新聞から資本参加と役員派遣が行われていたNETテレビ(現:テレビ朝日)と系列関係を結ぶことも想定されていたが、産経新聞の社長が創業者の前田久吉から文化放送・フジテレビ社長の水野成夫に交代したことに伴い、NETから産経資本と役員が引き上げられたことから、フジテレビと系列関係を結ぶことを選択した。逆に毎日放送もラジオにおけるニッポン放送・文化放送との関係からフジテレビとネットワークを組むことを希望していた。
- ^ ちなみに現在、この枠は『まつもtoなかい』(21:00 - 21:54)が放送されている。
- ^ ただし、間のミニ番組は除く。
- ^ ただし、17:48 - 18:09に『報道ランナー』内包扱いでフジテレビ発の全国ニュースが放送されるが、新聞のテレビ欄は16:45から19:00まで枠分割なし、EPGでは全国ニュースに切り替わる17:48で枠が切れるが、その後の枠も『報道ランナー』表記のため、番組表上では、このほぼ全てを関西テレビが独占することになる。さらに、後述のように火曜21時台のドラマ枠が自社制作のため、ローカルネット枠である14:45あるいは、15:50から、おさらいを兼ねた前話の再放送を行うこともあり、 これを含めると、7時間40分自社制作番組が続く。
- ^ なお、『R-1ぐらんぷり』は2019年から2022年までは放送曜日を日曜日に移動し、さらに2021年には『R-1グランプリ』に改称され、2023年以降は放送曜日を土曜日に移動している。
- ^ 2000年、2021年を除く。2000年は1月2日の21:04 - 23:30に『ショムニ 新春ドラマスペシャル』が放送され、関西テレビ担当枠は翌1月3日の『SMAP×SMAP』の新春特番に充てられた。2021年は1月2日の18:30 - 23:30に『逃走中×千鳥のクセがスゴいネタGP』新春合体5時間SPが放送されたが、関西テレビ担当枠の別時間帯への振り替えは行われなかった。
- ^ 『Mr.サンデー』を除く。
- ^ 最終作の『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』は映画作品。
- ^ 2000年以降、関西テレビ以外の近畿広域局がプライムタイムで全国ネットのドラマ枠を担当した例は、朝日放送テレビが2006年4月から2011年3月までテレビ朝日との共同制作で金曜21時枠と2023年4月から日曜22時枠を、読売テレビが2004年3月までの月曜22時枠と2020年1月以降の日曜ドラマ(毎年7月クールのみ制作)の例がある。
- ^ 在阪局が全国ネット向けの連続ドラマ枠を2本体制になるのは読売テレビ・ABCテレビに次いで3番目となる。
- ^ なお、『今夜はナゾトレ』については日曜日の自社編成枠で散発的に放送している他、『潜在能力テスト』も特例(改編期に同局制作による全国ネットの新ドラマの番宣を兼ねた内容となった場合)で週末午後に遅れネットで放送される場合がある。
- ^ 火曜日のプロ野球『ヤクルト対巨人戦』(フジテレビ制作)は全編ローカルセールス枠のため、通常通り自社制作番組を優先している。
- ^ 2021年1月時点で、これに当たるドラマは『はんなりギロリの頼子さん』であるが、関西テレビは幹事制作会社(番組クレジットでは「制作幹事」)として関わっている。
- ^ 阪急西宮球場には、関西テレビの広告が掲出されていた。
- ^ 東京都内で収録の『発掘!あるある大事典』ではフジテレビの女性アナウンサーがアシスタントを担当していた。この他、『土曜大好き!830』(現在の『土曜はナニする!?』枠)にも番組初期はフジテレビの女性アナウンサーがアシスタントとして出演していた。
- ^ 系列外では地上独立テレビ局の岐阜放送(ぎふチャン)も「8」を使う(東海テレビが「1」を使っており、地上独立テレビ局の大半が使用する「3」もNHK名古屋が使うことで、「8」が空いたため)。なお、アナログ親局8chの高知放送はキー局の日本テレビと同じ「4」が使われる(エリア内で「8」は高知さんさんテレビが使用)。
- ^ 在阪放送局でキー局とリモコンキーIDを合わせたのは府域局のテレビ大阪(19ch。テレビ東京(12ch)と同じ「7」)だけである。
- ^ ※指向性が西に向いているため、大阪湾沿岸部での受信が難しく、大阪8chか神戸灘を受信している。
- ^ 関西テレビと同じフジテレビ系列の東海テレビ放送も開局当初から現在の「1マーク」に変わるまではブーメランをモチーフにしたものに「THK」のゴシックロゴが組み込まれていたものが使われていた。
- ^ 本来は放送エリア外だが、徳島県にFNN・FNS系列がなく本局視聴者が多いことから徳島支局とともに設置されている。
- ^ 2019年1月31日に同業他社の読売テレビが竣工した、3代目社屋誕生前までは在阪民放局のテレビスタジオとして最大面積であった。
- ^ 特に、『Mr.サンデー』では新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した2020年4月以降、男性司会の宮根誠司が大阪から東京への移動による感染リスクを避けるため大阪から中継で出演する場合に、宮根がこの報道スタジオから出演している(この場合でも、女性司会の三田友梨佳〈フジテレビアナウンサー〉やコメンテーターは通常通り東京のフジテレビ本社のスタジオから出演する)。
- ^ 花王はこのほか、『ナイナイサイズ!』(日本テレビ)『愛の劇場』(TBS)『恋するハニカミ!』(同)も降板。
- ^ 同注意報・警報は深夜1時30分に解除されたが、その後場所により最大80cmの潮位の変化があった。
出典
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- ^ “有価証券報告書-第75期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)” (PDF). フジ・メディア・ホールディングス (2016年6月28日). 2021年8月6日閲覧。
- ^ 京成自動車工業・製造車紹介ページ(インターネットアーカイブによるキャッシュ)
- ^ [関西テレビ]呼称を「カンテレ」に 槇原敬之が社歌を書き下ろし マイナビニュース
- ^ a b 関西テレビ春の改編に合わせロゴを一新。槇原敬之が関西テレビへの応援歌をプロデュース!! 関西テレビ放送 2015年3月17日
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- ^ 関テレの再入会認める=北京五輪の中継が可能に-民放連 - 時事通信社、2008年(平成20年)4月17日
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- ^ 関テレ中継車 熊本のGS長蛇の列に割り込み給油 スポニチアネックス 2016年4月18日
- ^ 関西テレビ 「ヘイト発言」放送 民族差別・女性蔑視編集せず 毎日新聞 2019年6月18日
- ^ 関西テレビ、岩井志麻子氏の「ヘイト発言」放送、番組で謝罪「真摯に反省」 毎日新聞 2019年6月22日
- ^ 倉田陶子 (2022年12月14日). “放送前の映像紛失、関西テレビも 読売テレビと同じスタッフ”. 毎日新聞. 2022年12月14日閲覧。
- ^ “読売テレビの素材紛失スタッフの記録媒体にカンテレの番組素材も入っていた、関係各所に謝罪”. 日刊スポーツ (2022年12月14日). 2022年12月14日閲覧。
関西テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:02 UTC 版)
※一部の番組は関西テレビ☆京都チャンネルでも放送された(2009年4月30日に閉局)。
※この「関西テレビ」の解説は、「BSフジ」の解説の一部です。
「関西テレビ」を含む「BSフジ」の記事については、「BSフジ」の概要を参照ください。
関西テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/05 16:14 UTC 版)
KTVニュースほかショートニュース全般(嘱託契約時代の主な仕事) アタック600 ハイ!土曜日です 奥さまリビング エンドレスナイト(第1期から番組終了まで) 月刊8チャンネル→月刊カンテレ批評月1回放送で、放送が無い他の週は「てれび博物館 それってホント!?」(東海テレビ)が放送されていた。 光速脳天!ベタキング ひらけ!GOMA王国 ナレーター ほか
※この「関西テレビ」の解説は、「杉山一雄」の解説の一部です。
「関西テレビ」を含む「杉山一雄」の記事については、「杉山一雄」の概要を参照ください。
関西テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 09:42 UTC 版)
「フジテレビ系列平日午後のワイドショー枠」の記事における「関西テレビ」の解説
2時ドキッ!(14:05 - 15:30、2000年7月3日 - 2004年3月26日) - この番組は西日本ブロックネット。 2時ワクッ!(14:05 - 15:30、2004年3月29日 - 2005年12月23日) - この番組も西日本ブロックネット。 F-CUBE(月~木・16:25 - 16:54、金・14:05 - 15:00、2006年1月9日 - 3月31日) - この番組まで西日本ブロックネット。 アップ&UP!→あっぷ&UP!(14:07 - 15:00→14:05 - 14:57、2009年4月6日 - 2011年4月1日) - ここから、関西ローカル。 キキミミ!(14:05 - 14:57、2011年4月4日 - 9月30日) ハピくるっ!(14:05 - 14:57→14:58 - 15:48→14:58 - 15:50→14:00 - 14:55、2011年10月3日 - 2015年3月27日) - 2013年3月までは関西ローカル。 2時45分からはスローでイージーなルーティーンで(14:45 - 15:45、2021年3月29日 - )
※この「関西テレビ」の解説は、「フジテレビ系列平日午後のワイドショー枠」の解説の一部です。
「関西テレビ」を含む「フジテレビ系列平日午後のワイドショー枠」の記事については、「フジテレビ系列平日午後のワイドショー枠」の概要を参照ください。
関西テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:03 UTC 版)
関西テレビではレギュラー番組のKEIBA BEATやプロ野球阪神タイガース戦、オリックス・バファローズ戦中継を行う「プロ野球中継○○(西暦年)」、大阪国際女子マラソン、ダイヤモンドカップゴルフなどを放送する。
※この「関西テレビ」の解説は、「スポーツ中継」の解説の一部です。
「関西テレビ」を含む「スポーツ中継」の記事については、「スポーツ中継」の概要を参照ください。
関西テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:36 UTC 版)
「野球道 (フジテレビ系列)」の記事における「関西テレビ」の解説
関西テレビでのタイトルは『プロ野球中継(西暦)』。2016年からはスコア表示が全面的にリニューアルされ、「プロフェッショナルタイム〜この1球に懸ける〜」というサブタイトルが加えられた。 主に阪神戦とオリックス戦を中継しており、前者はビジターゲーム(主に対DeNA戦。ただし、対巨人戦は除く)も中継する。 平日ナイターは、原則としてローカル報道番組『報道ランナー』の18時台を休止する(2017年6月16日の対楽天戦は金曜プレミアムを休止して、放送時間を大幅に拡大して18時14分から21時49分まで放送)。ローカルセールス枠である火曜日(通常時は自社制作番組を放送)と金曜日に放送することが多い。 水曜日と木曜日については、前述のリニューアルが行われる前の2015年までは放映権を持っていても通常編成のレギュラー番組を優先し、同日深夜に録画放送を行うケースが少なくなかった(特に後述のオリックス戦)。リニューアル後の2016年以降は、レギュラー番組を差し換えて、生中継する日が増えている。レギュラー番組(全国ネット)は、その週の土曜日か日曜日の午後に振替放送する(字幕放送対応。スポンサー枠はプロ野球中継に組まれるため代替措置としてPT枠となっている。ただし日曜日は13時台のみPT枠である。また、本来は金曜20時または21時開始の番組の拡大版を金曜19時に開始して、かつフルネットで放送していた2020年8月から2021年9月も、野球中継を放映する場合に限り短縮版を放送していた)。 土曜デーゲームが開催されていてもレギュラー番組を重視する傾向にある(14時台は大阪ガス一社提供の『モモコのOH!ソレ!み〜よ!』、日曜日は15時台は西日本ブロックネットの競馬番組『KEIBA BEAT』を放送)。特にレギュラー番組終了後の15時から中継を開始することが慣例となっている(14時台からネットする系列局がある場合は裏送りを行うことがある。主に対中日戦の東海テレビや対広島戦のテレビ新広島が該当)。 2009年7月頃までは録画放送用のカメラがハイビジョンに対応しておらず、録画放送時のデジタル放送では画面両側が切れた「サイドカット」、もしくは額縁放送となっていた。なお、阪神がリーグ優勝を果たした直近3回(1985年・2003年・2005年)のゲームのうち、1985年・2003年の2回は生中継を行っていた(2005年は読売テレビ)。 交流戦のオリックス対阪神戦と阪神対巨人戦を地上波関西ローカル・BSフジ(前者は2019年から、後者は2020年から)・フジテレビONEまたはTWO(阪神対巨人戦のみ)で放送する際は、地上波と衛星波で各々別制作をする中日対巨人戦(東海テレビ制作)とは異なり、広島対巨人戦(テレビ新広島制作)・日本ハム戦(北海道文化放送制作)・ソフトバンク戦(テレビ西日本制作)と同様に実況・解説が地上波・衛星波で同一となり、電話受付による視聴者プレゼント企画はBSフジ、フジテレビONE・TWOの視聴者も募集対象としているが、地上波側での独自企画実施時に専属解説者以外のゲストが出演した際はオープニングとエンディングでクレジットされる場合がある他、テーマ曲(関西テレビでは『One Shot, One Mind』〈2020年・2021年〉→『ダンシングタンク♡』〈2022年〉、フジテレビでは『JAGUAR'13』)と各種テロップ(スコア表示・ランニングスコアは自社仕様を、オープニングでの対戦カード・球場名・出演者・エンディングでの製作著作のクレジットはフジテレビ仕様を各々使用)は自社仕様とフジテレビ仕様で混在している。2022年はオープニングは『JAGUAR'13』だったが、CM前のジングルとハイライトのBGMが関西テレビのローカル放送と同一の『ダンシングタンク♡』が流れ、BSフジでは通常と異なり、提供クレジットで『JAGUAR'13』を流さなかった。制作著作はBSフジ、フジテレビONE・TWOでも関西テレビ単独となる。 2021年8月18日(水曜日)には、DeNA戦ビジターゲームのナイトゲームを、東京ドームから関西ローカル向けに自社制作で中継した。DeNAの本拠地である横浜スタジアムが2020東京オリンピックの野球・ソフトボールの会場に使われたことに伴って、DeNAはこの試合を巨人の本拠地・東京ドームでホームゲームとして開催したが、関西テレビがNPBの公式戦中継を東京ドームから自社制作で中継した事例は(巨人のホームゲームを含めても)初めてであった。ただし、この試合の中継に際しては、DeNA球団配信の公式映像(TBSアクト・TBSスパークル制作)に自社で撮影した独自の映像を組み合わせている。 現在は平日ゲームを18:09~20:54(火曜のみ20:59まで)、土曜デーゲームを14:28~17:00、ナイターを18:30~20:54で放送している。 パ・リーグ・アワー 関西テレビはかつて阪急ブレーブス(後のオリックス・バファローズ)を所有していた阪急電鉄と同じ阪急阪神東宝グループ(当時は阪急東宝グループ)に所属していることから、1980年代頃まで、土曜・日曜デーゲーム(薄暮開催を含む)中心に『パ・リーグ・アワー』と題して16時から17時30分に中継していた。また年数回ほど『火曜ワイドスペシャル』枠を差し替えてナイターを中継することもあった。 阪急の他にも、関西圏を本拠地にする近鉄バファローズや南海ホークスの試合を中継することもあり、阪神や阪急の関東圏で開催のビジターゲームがフジテレビで放送された場合でも、近鉄または南海の主催試合を優先して自社制作・放送することがあった。 ナゴヤ球場(後のナゴヤドーム)での在阪球団主催ゲーム開催時は東海テレビが、川崎球場でのロッテ主催ゲームではフジテレビが制作協力として参加し、カードによってはフジテレビや系列局でも放送することがあったが、関西圏での試合でも関東圏の球団との対戦時には、時折フジテレビが関東地区向けに音声分岐により別に実況を立てる場合もあった。また、1980年代半ばまで、フジテレビがネットしない場合に限り、千葉テレビ『CTCダイナミックナイター』や、対西武戦がテレビ埼玉『TVSライオンズアワー』で同時ネットされる事があった。 この他にも、日曜深夜に阪急の試合評や選手インタビューを届ける『ブレーブス・レポート』というミニ番組があった。 パ・リーグ・アワーの終了後は、オリックス戦をおおむね年に数回程度深夜に録画放送している。 2016年6月25日、対日本ハム戦(ほっともっとフィールド神戸)はBSフジで生中継し、地上波で深夜に録画中継(解説:田尾安志・大石大二郎、実況:石田一洋)で放送。スコア表示はBSフジも自社仕様を使用したが、オープニングテーマ曲・番組名・対戦カード表示は地上波・BSフジで異なった。北海道では北海道テレビ(テレビ朝日系列)が生中継を実施した(解説:岩本勉、実況:五十幡裕介)。 2016年6月28日、対楽天戦(沖縄セルラースタジアム那覇) - J SPORTSと同内容だが、スコア表示のみ自社仕様に差し替え。制作著作は地上波では関西テレビ、衛星波ではオリックス球団名義で、技術協力はExpressが担当。どちらも制作協力として J SPORTSがクレジットされた。この関係で実況・解説は関西テレビの山田恭弘(当時)と大石大二郎が、ベンチリポートはフリーの大前一樹(関西テレビではJ SPORTSのクレジットあり)が担当した。仙台放送も自社で実況・解説を派遣して生中継を実施し(解説:鉄平・永井怜、実況:金澤聡)、スコア表示は関西テレビ仕様を使用した。 2019年6月15日の交流戦の対阪神戦(京セラドーム大阪)はBSフジでも地上波関西ローカルとの同時ネット(解説:田尾安志・大石大二郎、実況:若田部克彦、リポート:川島壮雄)で放送。スコア表示はBSフジも自社仕様を使用したが、一部裏送りの時間帯はオープニングテーマ曲・対戦カード表示はフジテレビ仕様を使用した。 2019年7月23日には、ほっともっとフィールド神戸での対日本ハム戦中継(解説:田尾・星野伸之・片岡篤史、実況:吉原功兼、リポーター:服部優陽)を制作したうえで、自社とビジター地元局の北海道文化放送で放送した。関西テレビでは編成上の事情から中継の録画を深夜に放送したが、北海道文化放送では関西テレビからの裏送り方式で生中継が実現した。このような体制は2021年9月25日の対楽天戦(解説:田尾、実況:川島壮雄、リポーター:山本大貴)でも講じられていて、関西テレビからビジター地元局の仙台放送に向けて裏送りを実施した。 2022年4月24日(日曜日)には、ロッテとのデーゲーム(京セラドーム大阪で13:01に開始)を、16:00 - 17:30の放送枠で関西ローカル向けに急遽中継した(実況:吉原、解説:五十嵐亮太)。2週間前(同月10日)にこのカード(ZOZOマリンスタジアムでのデーゲーム)でNPB一軍公式戦28年振りの完全試合を達成した後に、翌週の先発登板試合(同スタジアムで17日に開催されたロッテ対日本ハム戦)の8回表終了後まで2試合にわたって17投球回連続で1人の走者も出していなかった佐々木朗希(ロッテ投手)の先発が予告されていたことによる措置で、地上波放送ではテレビ・ラジオを通じて全国唯一の中継だった。実際には放送を始めた時点で試合が終盤に差し掛かっていたため、ダイジェスト映像を交えた二アライブ(擬似生放送)で対応。佐々木が1回裏にオリックスの1番打者・福田周平への初球で単打による出塁を許したシーンを皮切りに放送するなど、一部のイニングやプレーの映像を割愛したほか、オリックス球団制作分の中継から映像やスコア表示(『J SPORTS STUDIUM』と同一デザインで『野球好き』のロゴを削除)を流用した。前年(2021年)までExpressが担っていたオリックス主催試合のテレビ中継の元請が、この年から関西テレビへ移譲されていたことによる。 年度によっては、オリックス対阪神の交流戦(関西ダービー)を、主催の球団や開催の球場にかかわらず中継することがある。また、パ・リーグのクライマックス・シリーズへオリックスが進出した場合には、シリーズの試合から一部を生中継で放送している。 専属およびフジテレビ系列局以外からのゲスト解説者は、現在では過去に関西テレビが特別番組を制作するなど関係が深かった「プロ野球40年会」や「プロ野球48年会」からの起用が多い。
※この「関西テレビ」の解説は、「野球道 (フジテレビ系列)」の解説の一部です。
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