手続き型プログラミングとは? わかりやすく解説

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手続き型プログラミング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 15:55 UTC 版)

手続き型プログラミング(てつづきがたプログラミング、: procedural programming)は、コンピュータが実行すべき命令や手続き(プロシージャ)を順に記述していくことでプログラムを構成するスタイルのプログラミングパラダイムである[1]。この「手続き」とは分類便宜上の用語であり、プログラミング言語によってはサブルーチン関数メソッドとも呼ばれているが、手続き型パラダイムの観点からは概ね同一視される。手続きはプログラム全体を区画した部分プログラムでもあり、一定量の計算ステップまたは命令コードのまとまりを、任意の定義名に結び付けて識別化したコードユニットである。手続き型プログラミングは命令型プログラミングの分類に属しており、厳密には命令型の部分集合だが、同一視されることもある[2][3]。手続きの定義と呼び出しの機能をサポートし、プログラム全体を組み立てる土台とする言語を手続き型言語と呼ぶ。1958年のFORTRAN IIALGOLCOBOLといった最も初期の高水準言語から導入されている。




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手続き型プログラミング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 18:40 UTC 版)

結合度」の記事における「手続き型プログラミング」の解説

内容結合Content coupling)「高」 病理学的結合とも呼ばれ、あるモジュール別のモジュール内部動作によって変化した依存したりする(例え別のモジュール内部データ直接参照する)。したがって、あるモジュールデータ生成する方法(場所、種類タイミング)を変更することは、依存するモジュール変更につながる可能性がある。 共通結合Common couplingグローバル結合とも呼ばれ二つモジュールが同じグローバルデータ(例えば、グローバル変数)を共有する。共通のリソース変更すると、それを使用したすべてのモジュール変更することを意味する外部結合External coupling二つモジュールは、外部から供給されデータ·フォーマット通信プロトコル、またはデバイスインターフェイスを共有している場合に起こる。 これは基本的に外部ツールデバイスへの通信関連している。 制御結合Control coupling) あるモジュール何をすべきかについての情報例えば、処理を制御するためのフラグ)を渡すことで、別のモジュール処理の流れ制御するスタンプ結合Stamp coupling複数モジュール複合データ構造共有し、その一部のみを使用する(例えば、全レコードの中の1つフィールドを必要とする関数に全レコードデータ構造体を渡す)。異な部分使用可能。これは、モジュールが必要としないフィールド変更されることにより、モジュールレコード読み取る方法変更することにつながる可能性がある。 データ結合Data couplingモジュールを介してデータ共有する場合例えば、引数である。 各データ基本部分であり、これらは単純なデータ受け渡しのみを行う(例えば、数値渡しての平方根返す)。 メッセージ結合Message coupling)「低」 最も結合度が低い結合種類である。(引数のない)メソッド呼び出しメッセージパッシング無結合(No couplingモジュール相互に全く通信行わない

※この「手続き型プログラミング」の解説は、「結合度」の解説の一部です。
「手続き型プログラミング」を含む「結合度」の記事については、「結合度」の概要を参照ください。

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