ディンガル帝国とは? わかりやすく解説

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ディンガル帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 17:33 UTC 版)

ジルオール」の記事における「ディンガル帝国」の解説

バイアシオン大陸戦乱中心となる絶対王制国家能力があれば身分種族年齢性別問わず重要ポスト雇用抜擢されている。大陸最大の都市である首都エンシャントは東西南北の人物資が集まる要所として栄え天空神ノトゥーンを祭る「ノトゥーン神殿」と愛の女神ライラネートを称える「ライラネート神殿」を擁する。かつての魔王バロルの居城は現在でも魔獣アンデッド徘徊し大陸でも有数危険地帯である。国土北方にはノトゥーン教の聖地である霊峰トールがそびえ、南方には賢者広がるまた、更に南方ロストール王国とは分断山脈によって隔たれている。 ネメア・ランガスター・ディンガル★ 魔王バロルを倒したバイアシオン大陸英雄。バロルの娘であるディンガル皇女エスリン魔人バルザーとの間に生まれた、言わば「半魔」であるが、生まれ直前エスリンがバロルに殺され賢者遺棄され所をオルファウスに胎内から救い出され育てられるこの為、オルファウスのことを「父」と呼ぶ。ゾフォルにより「破壊神ネメア降臨する」と予言されており、その運命抗うべく行動している。物語中盤で闇に憑りつかれていた皇帝エリュマルクを殺害し、ディンガル帝国皇帝即位四人将軍抜擢し各国宣戦布告大陸戦乱の渦を巻き起こし、自らは「闇の神器」を求めて旅に出る。プレイヤーキャラクターである「主人公」がゲーム主役であるなら、ネメア物語主役と言えるストーリー終盤、ゼグナ鉱山にてジュサブプロス攻撃から主人公ノエル庇い次元のはざまへと落とされウルグ降臨する依り代利用されかける。更にこのネメア失踪でディンガル軍の統率瓦解し結果的に終戦迎え事となった。主人公達ウルグ退けた事で次元のはざま脱出し最終決戦にて主人公加勢駆け付ける戦いの後は、運命抗う闇の勢力から世界を救う)為とは言え戦争多くの血を流した責任から皇位退き、外の大陸へ去って行ったゲーム中では基本的に一時加入のみであり、最終ダンジョン5人目仲間として固定メンバーになる(ソウルスキル配分も可能)。漆黒の鎧を纏い携えて金色長髪なびかせる姿には王者風格が漂う。ヘラクレスモチーフとしているような節があり、典型的英雄として描かれている。名前の由来ネメアの獅子から。 エリュマルク・ディンガル ディンガル皇帝ネメア叔父にあたり魔王バロルを倒した後にネメアらの推薦帝位就いたネメアが「我が友」と呼ぶほどの人物であったが、数年前から心に変調きたしており、ネメアやアンギルダンといった功臣無理難題吹っかけたり自分意見したアンギルダンを処刑しようとしたほどの短気な性格もあって帝室から民心離れる原因作ってしまった。後に心を闇に蝕まれていたことが発覚しネメア討ち取られるイズ エリュマルク帝の皇后エルファスの姉で、元は施文院の大神官であった絶世の美女かつては施文院を率いて世界を滅ぼすべく悪事重ねていたが、施文院に攻め込んできたネメア好意持ち、後にエリュマルクの命を受けたネメア略奪される。その後もエリュマルクに心を開くことは無く彼女の関心ネメア向けられたため、エリュマルクの怒りを買いネメア密通したという名目の元処刑された。ネメアはこの事件きっかけにディンガル帝国を出奔する羽目になり、弟のエルファス全て虚無覚え復讐目論むうになるベルゼーヴァ・ベルライン・ディンガル★ ディンガル帝国の宰相政権統括している。沈着冷静物腰個性的な髪型特徴カルラ曰くドリル頭」)。人類革新という命題邁進しており、ネメアこそがそれに相応しいとして心酔している。没落貴族出で順位は低いものの帝位継承権を持つ。ザギヴら四将軍能力認め一方で所詮凡人」と発言したり、自分基準にして部下にも過多仕事量要求するなど、有能な一方で配慮欠け人物でもある。実は闇の宰相ゾフォルとの取引により、シャロームに体を明け渡した両親から生まれたシャロームの子」である。両親はその反動間もなく死亡しゾフォルによって育てられた。その為、彼に実のウリアシャロームゾフォルという三人父親が居る。戦闘スタイル二刀流で、魔法造詣も深い。インフィニット以降ではソウルリープ発生時に共に脱出しその後、聖の禁呪取得イベントの際に合流する仲間になる。また、プラスでは「闇に閉ざされた塔」スタート場合キーパーソンとなり、エンディング同地点のスタートなければ到達出来なくなっている。親密度強制的に下がるイベント存在する上、彼の元に通って親密度上がらないため、親密度上げにくいキャラである。その分エンディング条件となる親密度低めだが、竜王倒してはいけない(主人公レベル50達してはいけない)という条件もある為、レベルアップによる親密度上昇計画的に行う必要がある。 なお、一部では漫画『パタリロ!』準えてタマネギ」とも呼ばれている[要出典]。誕生日8月26日ザギヴ・ケルク・ディンガル★ ディンガル帝国の玄武将軍帝国内務統括として内政司る魔道アカデミー首席卒業者。その有能さから上官であるベルゼーヴァの信頼も厚い。「ディンガル」の姓が示すとおりディンガル帝室一員であり、ネメアに次ぐ帝位継承権持っている最初は非常に厳し態度主人公接するが、関わっていけば少しずつ打ち解けてくる。かつて「ザギヴが帝国支配する」というゾフォル予言恐れた魔王バロルによって家族をバロルが繰り出した魔人惨殺され自身もあわやという所をネメア救われた。しかしその際身体の中に魔人が巣食っており、物語終盤で闇にとらわれてしまうことになるが、親密度上げて様々なイベント経験しプレイヤーバトル負けると自我取り戻し存命させることが可能。個別エンディングではネメア去った事で新たな皇帝(ベストエンドでは皇帝代理)に即位しており、「ザギヴが帝国支配する」という予言別の形で成就する結果となる。趣味チェスで、国内王者になるほどの腕前装備魔炎弾(拳武器扱い)と黒のビスチェで、どちらも固定装備インフィニット以降ではイベント大幅に強化され救済及び仲間への加入流れPS版とは大きく異なっている)、エンディング男女別で用意された。 ガラーナ・イガヴィル ディンガル帝国玄武軍第11守備副官。ザギヴ失踪後玄武軍の指揮任される。エンシャントでの最終決戦時にカルラ、ザギヴ、ベルゼーヴァの全員パーティ内に居るなどで指揮の場に立てない場合は彼がディンガル軍の指揮を執っており、主人公未来を託して自軍は街にモンスター封じ込めるべく防衛徹する特定のエンディングにも登場するジラーク ディンガル帝国の白虎将軍希少種族であるコーンス族(有角種族出身西方攻略総司令として任命される軍律厳しく理知的生真面目性格作中では相性合わないアンギルダン(とその副将だった主人公)冷たく当たったことから狭量な面のある人物として描かれている。軍司令官として一軍率いて正面決戦こそ歴戦のアンギルダンや天才であるカルラ比べる見劣りするものの、鉄壁防御を誇る水精ミズチそれ以上魔力を誇るシャリ協力受けて無力化し離間策用いてアキュリースをほぼ無傷攻略するといった知略優れ一面見せたまた、アキュリース占領時にシャリへの報酬として水の巫女身柄差し出させ、アルノートゥンでは聖光石の廃鉱山の接収行ったものの、それ以外では占領地域での破壊略奪を行わせないことにより占領下にある住民がディンガルの支配受け入れ下地作る等、占領統治でも見事な手腕発揮した魔導アカデミー出身者であり、魔法遺跡に関する知識も豊富。異種族間の共存の夢をネメア託していたが、ストーリー進行により種族第一主義掲げ反乱を起こす主人公行動で展開は変化するものの、何れにせよ最後討たれる誕生日12月27日アンギルダン・ゼイエン★ ディンガル帝国の朱雀将軍南方大国ロストールの攻略命じられる老将ネメアとは年の差超えた信頼結ばれている。ネメア即位するまで傭兵上がり冒険者として活動しており、ゼネテスからは「とっつぁん」と呼ばれ慕われている。バロルの配下になった時からディンガルに仕えてはいるが、言いたい事はハッキリ物申す直情的な性格災いして過去二度渡りバロルとエリュマルク、二人皇帝怒り買って処刑されそうになった為に出奔し、しかしその度復帰している。酒好きで、真っ赤な鎧を着て斧を振り回す豪放磊落性格御老体。イークレムンの実の父であるが、互いにそのこと知らないストーリー進め方によってはわかる)。ロストール一次征伐時に朱雀副将またはエンシャントの傭兵として戦い、アンギルタンの話通りイベント進めるとアキュリュースのイベント仲間にする事が可能。しかし少しでも手順間違えると死亡するほど工程が複雑であり、無印版公式サイト攻略情報記載されたほど。個別エンディング為にはアンギルダンのみならず、イークレムンの生存親密度が必要。誕生日4月11日カルラ・コルキス★ ディンガル帝国の青竜将軍。元は一兵卒に過ぎなかったが、ネメア即位後、天性軍略買われ16歳にして将軍大抜擢され、東方諸国侵攻命じられる栗色ポニーテールをした少女で、砕けた口調明るく強気飄々とした性格だが、ロセン国の侵略略奪によって家族近しい人を惨殺されるという暗い過去背負い、その所為かどこか壊れた面を持ち心から笑ったとがない敵対勢力および怨敵ロセン王家に対して一切情け掛けず、リベルダム侵攻時にも街を徹底的に破壊するなど冷酷非情なところから「死神」呼ばれ恐れられ発言口調反してシビア且つシニカル我が強い一方で敵対しない相手庶民には寛容で、少女助けるために母の形見宝石を渡すなどの優しさ覗かせることもある。 終盤、アンギルダンに続いてロストール二次征伐乗り出すも、ゼネテスの奇策敗れてロセンへと敗走直後ネメア失踪した為に以後ジラーク討伐除いて軍を動かす事は無い(ベルゼーヴァには反乱警戒されていたが、本人自分ネメアのような英雄の器ではないと考えていた)。 ゲーム進め方によっては部下になる、敵対する等様々な展開が用意されているが、いずれの場合でも仲間にする事は可能で、死亡するとがないエンディング部下になった場合のみ(その為、クリュセイスエンディングとは二者択一)。 巨大な鎌「デスサイズ」(扱い)と、魔術加工施され胸当て鎧「青の魔鎧」は固定装備腹部太股部分大きく露出したビキニアーマー風の衣装となっている。 アイリーン・エルメス★ 騎士になることを目標とする少女騎士であった父に憧れ自身騎士目指すがロストールでは女性騎士なれないため、ゴブゴブ団に「禁断聖杯」を盗まれたことをきっかけ冒険者として旅に出る。後にカルラ慕い身分性別問わず能力重視するディンガル帝国の騎士となり、カルラ率い青竜軍の副将となる。強気な物言いをするが心優しく正義感の強い性格であり先述したカルラに対して将軍になる前から敬意抱いていた。ロストールの平民街に母親がおり父親は既に亡くなっている。片手剣と胴鎧を装備男主人公限定スタート「王城のある大都市」では初期メンバー主人公幼馴染となる。その他のスタートでは序盤から登場するものの、パーティ加入終盤である。ストーリー終盤では場合によっては主人公対峙し、行動次第では死亡してしまう。戦後はその優しさ正義感故に剣を振るう理由を見失い、ヴァシュタールに答え求めてしまう。その時の対応を間違えなければカルラ共々仲間になる。 禁断聖杯求めて旅立つものの中盤カルラ部下となる為、聖杯探しからは外れてしまう(無印版公式サイト攻略情報でも指摘されている)。彼女自身聖杯入手には必須ではなく聖杯奪還その時パーティにいれば台詞があるだけでエンディング条件ではない。尚、エンディング「王城のある大都市」でのスタート以外では見られないオイフェ★ 妹を冒険者惨殺(実はエルファス一枚噛んでいたが本人予想しなかった事故である。但し、元々生贄目的)された怒り悲しみから闇におちたダークエルフ女性復讐のために冒険者狩り行っていたが、ネメアとの戦い敗れ、後にネメア親衛隊一員となり、彼につき従う生真面目性格だが激しい気性持ち主で、この事から「鉄火姫」という異名を持つ。主人公敵対していたがネメア失踪後にオルファウスの邪龍断層でのイベント仲間にすることが出来る。前半後半口調異なる。ゲーム中では珍しいピンクの髪を持つ。装備している弓矢は妹・エメル形見無印ではネメア同伴でのエンディングしか用意されていなかったが、インフィニット以降ではイベントある程度追加されフェティ仲間になっている事が必要)、エンディング単独のものが新規に追加されている(同時にネメア同伴エンディング無くなった)。 ゼリグ ボルダン族(2メートル超の巨躯を誇る、身体能力恵まれた種族)の拳闘士。「強さ」を求道し、街道などで冒険者勝負仕掛けていたが、ネメア敗北。その強さ敬服しオイフェドルドラムとともにネメアの旅に付き従う無口朴訥とした性格。力を追い求める姿勢は誰よりもひたむき純粋だが、それ故に危うい一面もあり、後にそこをシスティーナの伝道師たちに付け込まれてしまう。ジュサブプロス操り人形化しドルドラム殺害しアズラゴーザ復活加担してしまうも、正気取り戻した後はその命を引き換え祭壇破壊しアズラゴーザ復活阻止したドルドラム ドワーフ族には珍しく戦神ソリアスを信仰する神官。ディンガル帝室事情についてやたらと詳しい。後にネメア仕えオイフェゼリグと共に「闇の神器」を探索回収する任に就く。ドワーフ族中でもかなりの実力者見識深く主君ネメア除いた三人まとめ役趣味墓場散歩することで主人公歴史物事を語る。最期ジュサブプロス操られゼリグ一撃を受け、主人公オイフェの事を託して息を引き取るバロル・ランガスター・ディンガル かつてバイアシオン大陸恐怖に陥れた魔王若かりし頃は当時皇帝であったヌアドの下で天才的な政治手腕統率力内乱状態にあったディンガルを平定するが、その才能嫉妬したヌアドに暗殺されかける。しかし、配下協力もあって、逆にヌアドを退位させて自ら皇帝即位その際配下一人であり自分慕い協力してくれた女性キャスリオン皇后迎えた。そして帝国内政改革着手するも、そのあまりに先進的な改革激怒した貴族たちが復讐復権目論むヌアドと結託。彼らが組織した反対勢力の強い抵抗遭って遅々として進まず遂に唯一の心の支えであった愛妻キャスリオン反対勢力謀略失ったところをゾフォルにつけ込まれて闇に落ちた魔王となってからは、闇の円卓の騎士など闇の勢力召喚し反抗勢力ごと貴族一掃して改革断行した(この時、ヌアドの弟だけは最後まで兄を諫め続けた事をバロルに認められていた為、唯一人赦されて生き残った)。魔王になった影響猜疑心の塊と化し危険因子見ればたとえ肉親であっても容赦無く排除していった。事実、後にネメアの母となる娘・エスリンやザギヴの家族まで手にかけている。そしてその力と恐怖以って大陸制覇乗り出すも、ゾフォルの「バロルは娘の子討たれる」という予言通り実の孫であるネメアとその仲間達によって斃された。プラスではエルファス仲間にした場合のみ復活しラストダンジョン最深部で戦う事となる。

※この「ディンガル帝国」の解説は、「ジルオール」の解説の一部です。
「ディンガル帝国」を含む「ジルオール」の記事については、「ジルオール」の概要を参照ください。

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