dynabook (ブランド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 10:16 UTC 版)
ロゴ・命名ルール
1989年の初代モデルから2003年のC8シリーズ登場までは、DとBが大文字で斜体の『DynaBook』ロゴを使用してきたが、以降は小文字のみで正体の『dynabook』ロゴに改められた。この頃から、ハーマン・カードンのステレオスピーカーが搭載される機種が多くなった。
従来の命名ルールはカテゴリやグレードを示す2文字のアルファベットと、世代を表す数字を使用していた。2010年秋冬モデルから命名ルールを変更し、カテゴリーを表す1文字のアルファベットと3桁の数字でシリーズを示すようになった。3桁の数字は百の位から「グレード」・「画面サイズ(一の位)」・「世代」を表す。
アルファベットの意味は下記の通りである。
- D:液晶一体型デスクトップ
- T:個人向けスタンダードノートブック
- V:モバイルノートブック(1スピンドル)
- L:モバイルコンバーチブル
- RX:個人向けモバイル
- N:ネットノート及び2in1モバイル(元々はネットブックやCULVノートに用いられていたが、CULVノートは2011年春モデル、ネットブックは2012年春モデルをもってそれぞれ販売を終了し、シリーズそのものも終息していたが、2014年夏モデルでネットノートを発売し、シリーズを復活した)
- S:ペンタブレット
- B:ビジネス向けノートブック(主に法人向けに販売されているが、一部販売店向けのモデルがあり、個人での購入も可能)
- R:ビジネス向けモバイル(2015年秋冬モデルでRXシリーズが新設するまでは個人向けにも設定されていた)
2014年夏モデルでは世代を表す数字が無くなり、カテゴリーを表す1文字のアルファベットと2桁の数字でシリーズを示すようになった。また、型名はこれまでのハイフンなしから、世代を表す数字がハイフンに置き換わりハイフン入りとなった(例:L93/39Mの型名はPL93-39MKXGである)。
2014年秋冬モデルではシリーズ内におけるグレードを示す2桁の数字が無くなり、型番表記も変更となっている(例:T95/Nの型名はPT95NGP-LHAとなる)。
2015年秋冬モデルで個人向けB5サイズモバイルの新シリーズであるRXシリーズが登場(アルファベット2文字のシリーズは2010年夏モデル以来)。このシリーズに限り、型名は2014年春モデル以前に使用されていたハイフンなしとなった(例:RX82/Tの型名はPRX82TBPNWAとなる)。
Dynabook株式会社へ社名変更した2019年春モデル以降はアルファベットと組み合わさる数字が1桁となった。
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- ^ 旧・東芝クライアントソリューション(TCS)。2016年3月31日までは東芝の社内カンパニーであるパーソナル&クライアントソリューション社(2014年3月31日まではデジタルプロダクツ&サービス社)、2016年4月1日に東芝のパソコン事業等をグループ会社の東芝情報機器へ移管し、東芝情報機器から商号変更。
- ^ 東芝、テレビ・PC・家電の販売会社とサービス会社を統合 - ITmedia 2014年5月23日
- ^ DynaBook名前の由来
- ^ DynaBook J-3100 SS001 --- 常に持ち運べるパソコンの第一号機、日経クロステック(xTECH)、2006年6月21日。
- ^ “DynaBook J-3100SS-コンピュータ博物館”. 情報処理学会. 2019年2月15日閲覧。
- ^ THE COMPUTER編集部(編)、1991、『パソコンヒット商品物語』、ソフトバンク ISBN 4-89052-194-1
- ^ 【IDC調査】3Qの世界PC市場シェア、エイサーが第2位に - COMPUTERWORLD
- ^ 「BCN AWARD 2007」受賞メーカー・PC関連及びデジタル家電商品93部門の国内ナンバーワン・ベンダーを決定BCNニュースリリース
- ^ 2016年国内パソコン出荷概要 « ニュースリリース | 株式会社MM総研
- ^ 東芝、シャープにPC事業売却 子会社株式80%を約40億円で - ITmedia 2018年6月5日
- ^ 東芝 パソコン事業をシャープに売却へ かつてシェア世界トップ - NHK NEWS WEB 2018年6月5日
- ^ 東芝クライアントソリューションが「Dynabook株式会社」に社名変更 - PC Watch 2018年12月3日
- ^ 『dynabookに求められるもの』をカタチにした30周年記念モデル - PC Watch 2019年1月17日(2019年3月11日閲覧)
- ^ dynabook SS RXシリーズ
- ^ dynabook SS RX2シリーズ
- ^ RX2/T9Lでバッテリパック32A装着時で858g
- ^ ジャックはステレオ出力
Dynabook (企業)
(dynabook (ブランド) から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 04:55 UTC 版)
Dynabook株式会社(ダイナブック、英: Dynabook Inc.)は、東京都江東区豊洲に本社を置く、パソコン及びシステムソリューション商品の開発、製造、販売を主な事業とする電機メーカーである。シャープの完全子会社(シャープを介したフォックスコンの孫会社)。
- ^ 新生「東芝クライアントソリューション」が事業開始 - 東芝クライアントソリューション 2018年10月1日
- ^ 新社名に関するお知らせ〜コンピューティングとサービスを通じて世界を変える〜 - 東芝クライアントソリューション 2018年12月3日(2018年12月3日閲覧)
- ^ “東芝、ダイナブック株式をシャープに完全売却”. 日経新聞. 2020年8月4日閲覧。
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- ^ 東芝、テレビ・PC・家電の販売会社とサービス会社を統合 - ITmedia 2014年5月23日
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- ^ DynaBook名前の由来
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- ^ TrendForce Reports Notebook Shipments Totaled 164.4 Million Units in 2015 with Apple Gaining Greater Market Share Annually TrendForce
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- ^ 「BCN AWARD 2007」受賞メーカー・PC関連及びデジタル家電商品93部門の国内ナンバーワン・ベンダーを決定BCNニュースリリース
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- ^ 東芝クライアントソリューションが「Dynabook株式会社」に社名変更 - PC Watch 2018年12月3日
- ^ 8K編集できるdynabook。外付けGPUと4KノートPCで40万円台後半 - AV Watch 2020年8月19日(2021年4月30日閲覧)
- ^ 『dynabookに求められるもの』をカタチにした30周年記念モデル - PC Watch 2019年1月17日(2019年3月11日閲覧)
- ^ インテル® Iris® Xe グラフィックス検証サポートプログラム - インテル(2020年12月22日閲覧)
- ^ 大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」シャープ、事実上10年ぶりのパソコン事業再参入。GIGAスクール向けChromebookを発売 - PC Watch 2020年12月11日(2021年4月27日閲覧)
- ^ dynabook X83、着脱式バッテリでダウンタイム最小化を図ったモバイルノート - PC Watch 2023年7月19日(2023年7月19日閲覧)
- ^ dynabook SS RXシリーズ
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- ^ RX2/T9Lでバッテリパック32A装着時で858 g
- ^ ジャックはステレオ出力
- ^ “広島県・市発注のPC談合、総額は65億円 公正取引委員会が11社処分”. 中国新聞デジタル (2023年10月6日). 2023年7月30日閲覧。
- ^ “株式会社大塚商会外9社(令和4年10月21日公表:指名停止)(学校用コンピュータ機器の入札等における独占禁止法違反に係る指名停止措置について)”. 広島市 (2022年10月21日). 2023年7月30日閲覧。
- 1 Dynabook (企業)とは
- 2 Dynabook (企業)の概要
- 3 沿革
- 4 脚注
- dynabook (ブランド)のページへのリンク