野口悠紀雄 野口悠紀雄の概要

野口悠紀雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 00:49 UTC 版)

野口のぐち 悠紀雄ゆきお
人物情報
生誕 (1940-12-20) 1940年12月20日(81歳)
日本 東京府[1]
国籍 日本
出身校 東京都立日比谷高等学校
東京大学学士
カリフォルニア大学ロサンゼルス校M.A.
イェール大学Ph.D.
子供 野口貴公美(長女・一橋大学副学長)
学問
時代 20世紀
21世紀
活動地域 日本
アメリカ合衆国
研究分野 日本経済論
ファイナンス理論
研究機関 埼玉大学
一橋大学
東京大学
青山学院大学
スタンフォード大学
早稲田大学
博士課程
指導学生
麻生良文[2]
塚原康博[3]
板倉宏昭
主な指導学生 清水順子
学位 工学士
経済学修士 (M.A. in Economics)
経済学博士 (Ph.D. in Economics)
特筆すべき概念 1940年体制
主な受賞歴 政府主催明治100年記念論文 最優秀総理大臣賞(1967年)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校優秀学生同窓会賞(1969年)
日経・経済図書文化賞(1974年)
毎日新聞社エコノミスト賞(1979年)
サントリー学芸賞(1980年)
東京海上各務財団賞(1989年)
日本不動産学会賞(1989年)
中央公論吉野作造賞(1992年)
ソフト化経済センター・ソフト化賞(1996年)
大川出版賞(2017年)
公式サイト
公式ウェブサイト
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埼玉大学助教授、一橋大学教授東京大学教授、青山学院大学教授、スタンフォード大学客員教授早稲田大学教授、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問などを歴任[4]。長女は行政法学者野口貴公美(一橋大学副学長)[5]

経歴

1940年12月、東京府生まれ[1]。1959年、東京都立日比谷高等学校を卒業し、東京大学教養学部理科1類に進学[6]。1963年、東京大学工学部応用物理学科卒業[1][6]。1963年3月、東京大学大学院数物系研究科応用物理学専攻修士課程入学[6]

1964年、修士課程を中退し[6]大蔵省に入省[6]。元々は通商産業省に内定していたが、集団面接試験の担当官だった高木文雄(当時大蔵省大臣官房秘書課長)に「お前を採用する」と言われた。理財局総務課に配属される[7]。入省同期には野田毅田波耕治秋山昌廣涌井洋治などがいる。

1969年6月、カリフォルニア大学ロサンゼルス校より経済学修士 (M.A. in Economics) 学位取得[1][6]。1972年6月、イェール大学より経済学博士 (Ph.D. in Economics) 学位取得[6][8]。1973年、大蔵省主計局調査課長補佐[9]

1974年、大蔵省より出向し、埼玉大学教養学部助教授。1978年、一橋大学経済学部助教授。1981年、同学部教授1987年11月に『週刊東洋経済・近代経済学シリーズ』で「バブルで膨らんだ地価」という論文を掲載しており、「私の知る限り、この時期の地価高騰を「バブル」という言葉で規定したのは、これが最初だ」と述べている[10]

1996年、東京大学先端科学技術研究センター教授。1999年、東京大学先端経済工学研究センター長。東京大学先端経済工学研究センター長を最後に大蔵省を退官[11]

2000年、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。

2004年、スタンフォード大学客員教授、一橋大学名誉教授

2005年4月、早稲田大学に移り、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。2011年4月、早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。2017年9月、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。

人物

  • 本人がアメリカ留学中に娘が北海道で生まれたため、電報でその旨を知らされたという。
  • 趣味は天体観測。直径2mの開閉式ドーム天文台を自宅屋上に作り、口径20cmの反射望遠鏡[12]を設置している[13]
  • 極端なテレビ嫌い[14]
  • 独学主義者[15]

  1. ^ a b c d 野口悠紀雄(経済学者)|NTTデータ”. 2021年8月19日閲覧。
  2. ^ 「1988年度博士課程単位修得論文・修士論文題目」一橋研究
  3. ^ [1]
  4. ^ a b c 野口悠紀雄 『ブロックチェーン革命』(第1版)日本経済新聞出版社、2017年1月、著者紹介頁。ISBN 978-4-532-35719-1 
  5. ^ 野口悠紀雄、野口貴公美「親子のカタチ:野口悠紀雄×野口貴公美」『週刊朝日』2008年10月17日号。
  6. ^ a b c d e f g 野口 悠紀雄|講師セレクト”. 2021年8月19日閲覧。
  7. ^ 『戦後経済史―私たちはどこで間違えたのか』東洋経済新報社、2015年発行、23頁
  8. ^ 野口悠紀雄|著者プロフィール|新潮社”. 2021年8月19日閲覧。
  9. ^ 『財政危機の構造』東洋経済新報社、1980年発行、245頁
  10. ^ 野口悠紀雄 『戦後日本経済史』新潮社〈新潮選書〉、2008年。ISBN 9784106035968 
  11. ^ 野口悠紀雄web R25 2006年11月9日
  12. ^ 数十万円
  13. ^ 「たからもの 野口悠紀雄さんの望遠鏡」読売新聞2014年8月4日朝刊14面
  14. ^ 野口悠紀雄『「超」勉強法』、講談社、1995年、226-232頁。
  15. ^ 自宅にいながら「経済学と英語」をマスターするにはどうすればいいか 「学校に行かなければ」は思い込み” (日本語). PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2020年4月13日). 2022年1月9日閲覧。
  16. ^ 野口悠紀雄 『日本経済再生の戦略-21世紀への海図』 中央公論新社〈中公新書〉、1999年、119頁。
  17. ^ 野口悠紀雄 『日本経済再生の戦略-21世紀への海図』 中央公論新社〈中公新書〉、1999年、120-121頁。
  18. ^ 堺屋太一 『日本の盛衰―近代百年から知価社会を展望する』PHP研究所〈PHP新書〉、2002年。ISBN 4569624863 
  19. ^ 日本のTPP交渉参加を、中国はどう見ているか?ダイヤモンド・オンライン 2013年3月21日
  20. ^ デフレ脱却など無意味! 重要なのはドル安に対応できる経済への転換だダイヤモンド・オンライン 2009年11月28日
  21. ^ 日本の「デフレ」のメカニズム --財対サービス、製造業対サービス産業の差が重要ダイヤモンド・オンライン 2012年6月21日
  22. ^ 『資本開国論』[要ページ番号]など。
  23. ^ TTPと農業問題の本質:農業七不思議:農水省が仕組んだ食料自給率が引き起こす混乱 その2誠ブログ2012年2月15日 の「出典:野口悠紀雄 食料問題の本質は量不足でなく高価格」の引用部
  24. ^ 野口悠紀雄「ウィキペディアは神か怪物か」「週刊ダイヤモンド」2006年7月15日号「超」整理日記第323回 ダイヤモンド社(126-127ページ)
  25. ^ 野口悠紀雄 (2014年2月20日). “ビットコインは社会革命である――どう評価するにせよ、まず正確に理解しよう”. ダイヤモンド社. 2016年3月17日閲覧。
  26. ^ a b 野口悠紀雄 (2014年4月3日). “大きな可能性を秘める「リップル」と「イーサリアム」――ビットコインに続くもの”. ダイヤモンド社. 2016年3月17日閲覧。
  27. ^ 円安は明らかにマイナス、アベノミクスは間違い-野口悠紀雄氏Bloomberg 2014年10月10日
  28. ^ 野口 悠紀夫 サントリー学芸賞 - サントリー文化財団ウェブサイト、熊谷尚夫による評
  29. ^ 「『風の谷のナウシカ』に関する主観的一考察」。「超」整理日誌(1)(新潮文庫)収録


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