石黒馨とは? わかりやすく解説

石黒馨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 01:13 UTC 版)

石黒 馨(いしぐろ かおる、1954年[1] - )は、日本経済学者。専門は、国際経済学、国際政治経済学。学位は、博士(経済学)[1]

略歴

愛知県生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。阪南大学経済学部講師・助教授(1985-92年)、立命館大学経済学部助教授(1993-97年)、神戸大学大学院経済学研究科教授(1998-2020年)を経て、現在、神戸大学名誉教授。

著書

単著

  • 『国際政治経済の理論――覇権協調論の構想』(勁草書房, 1998年)
  • 『開発の国際政治経済学――構造主義マクロ経済学とメキシコ経済』(勁草書房, 2001年)
  • 『入門・国際政治経済の分析――ゲーム理論で解くグローバル世界』(勁草書房, 2007年)
  • 『インセンティブな国際政治学――戦争は合理的に選択される』(日本評論社, 2010年)
  • 『国際経済学を学ぶ』(ミネルヴァ書房, 2012年)
  • 『国際貿易交渉と政府内対立――2レベルゲーム分析』(勁草書房, 2017年)
  • 『グローバル政治経済のパズル――ゲーム理論で読み解く』(勁草書房, 2019年)
  • 『サムナンと学ぶ SDGsの経済学――カンボジア農村の貧困と幸福度』(晃洋書房, 2021年)
  • 『ハマる戦争に、逃げる平和――抑止から安心供与の外交へ』(本の泉社, 2024年)

編著

  • 『ラテンアメリカ経済学――ネオ・リベラリズムを超えて』(世界思想社, 2003年)
  • 『FTA/EPA推進に何が必要か――農業・林業・介護士制度の改革』(勁草書房, 2011年)

共編著

  • (上谷博)『ラテンアメリカが語る近代――地域知の創造』(世界思想社, 1998年)
  • 関下稔関寛治)『現代の国際政治経済学――学際知の実験』(法律文化社、1998年)
  • (上谷博)『グローバルとローカルの共振――ラテンアメリカのマルチチュード』(人文書院, 2007年)
  • (初谷譲次)『創造するコミュニティ――ラテンアメリカの社会関係資本』(晃洋書房, 2014年)
  • (福間真央・額田有美子)『多文化の共生社会を創る――ラテンアメリカの問題から探る』(晃洋書房, 2025年)

共著

  • 『ラテンアメリカのインフレーション』(アジア経済出版, 1990年)
  • 『ラテンアメリカの経済』(新評論, 1993年)
  • 『国際経済理論の地平』(東洋経済新報社, 2001年)
  • 『国際経済理論』(有斐閣, 2003年)
  • 『統合と分離の国際政治経済学』(ナカニシヤ出版, 2004年)
  • 『国際政治辞典』(弘文堂, 2005年)
  • 『規範と交渉』(法律文化社, 2007年)
  • 『岐路に立つグローバリゼーション』(ナカニシヤ出版, 2008年)
  • 『地球秩序のシミュレーション分析』(日本評論社, 2009年)
  • 『ハンドブック経済学』(ミネルヴァ書房, 2011年)
  • 『メキシコ その現在と未来』(行路社, 2011年)
  • 『国際紛争と協調のゲーム』(有斐閣, 2013年)
  • 『グローバル危機の構造と日本の戦略』(晃洋書房, 2013年)
  • 『ハンドブック経済学 改訂版』(ミネルヴァ書房, 2016年)
  • 『国際関係研究の方法』(東京大学出版会, 2021年)
  • Games in International Conflict and Cooperation in Asia(Springer, 2017年)
  • Emerging Risks in a World of Heterogeneity(Springer, 2018年)
  • The Sage Handbook of Asian Foreign Policy(Sage, 2019年)

訳書

脚注

  1. ^ a b 石黒馨 プロフィール HMV&BOOKS 2022年10月閲覧




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