石原プロモーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 01:00 UTC 版)
歴代所属スタッフ
- 中井景(プロデューサー・元専務)
- 銭谷功(プロデューサー)
- 小林正彦(プロデューサー・元専務取締役・ウェブクウ取締役)
- 仲川幸夫(プロデューサー・元常務取締役)
- 増田久雄(プロデューサー・現:プルミエ・インターナショナル)
- 川野泰彦(プロデューサー)
- 石野憲助(プロデューサー)
- 森川一雄(プロデューサー・現:ケイエッチケイアート{国際放映系列会社})
- 岩崎純(プロデューサー・現:石原伸晃事務所政策秘書)
- 高山正彦(プロデューサー)
- 福原昇(プロデューサー・退社後ATプロダクションに移籍)
- 中村進(プロデューサー・音楽出版担当)
- 谷口聡(プロデューサー)
- 池田敏春(助監督)
- 荻原達(演出家)
- 金宇満司(撮影技師)
- 宗田喜久松(撮影技師)
- 藤林甲(照明技師)
- 椎葉昇(照明技師)
- 渡辺三雄(照明技師)
- 渡辺士郎(編集技師)
- 関町進
- 浅井健二(退社後テアトルアカデミーを創業)
- 山崎智広(プロデューサー・現:舘プロ)
- 齋藤厚子(現:舘プロ)
会社概要
解散時の役員
- 代表取締役会長:石原まき子
- 専務取締役:浅野謙治郎[注 8]
- 映像版権取締役:佐藤泰博
- 芸能部取締役:小嶋克巳
- 制作事業部取締役:古賀正行
- 映像制作部取締役:椎野茂
- 経理部取締役:小林聖
元役員
- 元代表取締役社長(初代)兼会長:石原裕次郎
- 元代表取締役社長(2代目) / 元相談取締役:渡瀬道彦(渡哲也)
- 元代表取締役専務:小林正彦
- 元代表取締役常務:金宇満司
- 元常務取締役・常務執行役員:仲川幸夫
- 元取締役:舘廣(舘ひろし)、神田正輝、福原昇
- 水の江滝子
- 浅丘ルリ子
- 石原慎太郎
- 石山雄大
- 中井景(元専務)
- 元執行役員:阿部洵二郎
- 元執行役員:小林聖
社歌
事務所所在地
事務所の所在は、設立当時は虎ノ門だったが、1973年に調布市国領町に移転し、1991年には布田の「調布シティビル」に移転。解散後の2021年2月には国領町に再移転した[25]。
作品
映画
- 太平洋ひとりぼっち(1963年、日活・石原プロ)原作:堀江謙一、監督:市川崑
- 殺人者を消せ(1964年、日活・石原プロ)
- 敗れざるもの(1964年、日活・石原プロ)原作:石原慎太郎
- 城取り(1965年、日活・石原プロ)
- 二人の世界(1966年、日活・石原プロ)
- 青春大統領(1966年、日活・石原プロ)
- 栄光への挑戦(1966年、日活・石原プロ)
- 黒部の太陽(1968年、日活・三船プロ・石原プロ・民藝映画社)
- 夕月(1969年、石原プロ・松竹)出演:黛ジュン、森田健作
- 栄光への5000キロ(1969年、松竹映配・石原プロ)
- 富士山頂(1970年、日活・石原プロ)
- 愛の化石(1970年、日活・石原プロ)主演:浅丘ルリ子
- ある兵士の賭け(1970年、松竹映配・石原プロ)
- エベレスト大滑降(1970年、松竹映配・石原プロ)
- 男の世界(1971年、日活・石原プロ)
- 甦える大地(1971年、松竹映配・石原プロ)
- 蒼ざめた日曜日(1972年、東宝・石原プロ)原作:曾野綾子、出演:浅丘ルリ子・若林豪
- 影狩り(1972年、東宝・石原プロ)原作:さいとう・たかを
- 影狩り ほえろ大砲(1972年、東宝・石原プロ)原作:さいとう・たかを
- 反逆の報酬(1972年、東宝・石原プロ)石原裕次郎最後の主演作。
- ゴキブリ刑事(1973年、東宝・石原プロ)
- 渡哲也主演の刑事アクション映画。
- ザ・ゴキブリ(1973年、東宝・石原プロ)
- 『ゴキブリ刑事』の続編。
- 欽ちゃんのシネマジャック(1993年、1994年、東宝・シネマジャック ほか)
- ショートフィルムのオムニバス作品。一編を製作している。
- 終わった人(2018年、東映 ほか)
- 製作委員会参加。長編映画への出資は『ザ・ゴキブリ』以来45年ぶりとなる。
テレビドラマ
- あしたの虹(1964年3月8日 - 1964年6月29日、関西テレビ)
- 黒部の太陽(1969年8月3日 - 1969年10月12日、日本テレビ)
- 民芸映画社、萬年社共同制作
- 冬物語(1972年11月 - 1973年4月、日本テレビ)
- 大都会シリーズ(日本テレビ)
- 本格的にテレビドラマの自社企画・制作に進出した最初の作品。石原裕次郎自らが制作の陣頭指揮を執り、その後の同社におけるドラマ制作のノウハウがほぼ確立された。
- 浮浪雲(1978年、テレビ朝日)
- 西部警察シリーズ(1979年10月 - 1984年10月、テレビ朝日)
- 前作「大都会 PART II」「- PART III」の設定をほぼ引き継ぎ、よりスケールアップさせた、同社にとっての代表作。
- ただいま絶好調!(1985年4月 - 9月、テレビ朝日)
- 「西部警察」にて人気を得た舘を主演に据えた作品。ウイングルーフのトラックで出張演奏する売れないバンドを描く。
- ゴリラ・警視庁捜査第8班(1989年4月 - 1990年3月、テレビ朝日 / 制作協力:第一企画)
- 石原亡きあと、「西部警察」を超える作品を目指して制作されたが、ヒットには至らなかった。
- 代表取締役刑事(1990年10月 - 1991年10月、テレビ朝日 / 制作協力:第一企画)
- 前作「ゴリラ」とは打って変わり、舘を主演に据え、下町を舞台にした人情劇を盛り込んだ作品。
- 生命燃ゆ(1992年、テレビ朝日)
- 渡哲也本格復帰記念ドラマスペシャル。サブタイトルは「-石原裕次郎に捧ぐ- 妻よ娘よ、わが人生に悔いなし」
- 愛しの刑事(1992年10月 - 1993年3月、テレビ朝日)
- テレビ朝日開局45周年記念作品・日曜洋画劇場特別企画「西部警察 SPECIAL」(2004年10月31日、テレビ朝日)
- 20年ぶりの復活。前年に完成していたが、撮影中の事故の影響により1年遅れで放映。
- テレビ朝日開局45周年記念作品「弟」(2004年11月17日 - 11月21日、テレビ朝日)5夜連続放送
- 石原の兄・慎太郎の小説をドラマ化した作品。
- 倉本聰ドラマスペシャル「祇園囃子」(2005年9月24日 テレビ朝日)
- 新春スペシャルドラマ「マグロ」(2007年1月4日 - 1月5日 テレビ朝日)
- おいしいごはん 鎌倉・春日井米店(2007年10月 - 12月 テレビ朝日)
- 「愛しの刑事」以来、14年ぶりの連続ドラマで、初のホームドラマ制作。
- 告知せず(2008年11月15日 テレビ朝日)
- テレビ朝日開局50周年記念作品。
- 橋田壽賀子ドラマスペシャル「結婚」(2009年11月28日 テレビ朝日)
- 制作協力として制作に参加
ドキュメント・バラエティ
- 裕次郎アワー 今晩は裕次郎です(1963年7月 - 1964年1月、日本テレビ)
- 木曜スペシャル(日本テレビ)
- ADMIRAL'S CUP ‐1977‐ 裕次郎は燃えた!(1977年 / 製作協力:プルミエ・インターナショナル / 脚本・監督:村川透)
- アドミラルズ・カップ・レース(Admiral's Cup)への出場を果たした裕次郎の活躍を追った長篇ドキュメンタリーフィルム。
- ペンタゴン 米ソ軍事戦略の全貌(1978年 / 構成:永原秀一、舛田利雄 / 演出:舛田利雄 / 協力:アメリカ国防総省)
- 冷戦下におけるアメリカとソ連の軍拡競争の実態に迫った、裕次郎制作指揮による政治ドキュメンタリー。両陣営の軍事演習の様子や兵器を収めた映像、関係者へのインタビューなどで構成。この際に撮影された航空戦闘機のフィルムは三根夫久大事務所が再編集を行い、同年のうちに日本ヘラルド配給により『Take Off』(総監督∶舛田利雄)として劇場公開された。
- 独占企画!石原軍団INハワイ(1986年、製作:日本テレビ / 企画:石原プロモーション / 製作協力:ユニオン映画、石原プロモーション)
- 裕次郎別荘のあるオアフ島で休暇を楽しむ軍団とゆかりの俳優たちのイメージ映像やトークなどで構成したイベント番組。『大都会PARTIII』以来、7年ぶりに日本テレビとの共同企画で製作された番組であり、放送前後には日テレ系各局にて『大都会』シリーズの再放送も行われた。
- ADMIRAL'S CUP ‐1977‐ 裕次郎は燃えた!(1977年 / 製作協力:プルミエ・インターナショナル / 脚本・監督:村川透)
- 史上最強のバラエティ クイズ100万ボルト(1993年、テレビ朝日)
CM
- 宝酒造(渡哲也)
- ジョージア(渡哲也・舘ひろし)
- オロナミンC
- 日本興亜損害保険(現・損害保険ジャパン、渡哲也・神田正輝・舘ひろし・深江卓次・渡邉邦門)
- キリンビール(舘ひろし)
- スズキ(スペーシアカスタム。舘ひろし・徳重聡・金児憲史・宮下裕治)
注釈
- ^ 『ある兵士の賭け』撮影時には、三浦雄一郎のドキュメンタリー映画『エベレスト大滑降』を同時制作しており、いずれも海外ロケのある大規模な作品であり、石原プロのような小さな会社には無理なことだった、と関係者が証言している[3]。
- ^ 一般公開用ではないが、2000年(平成12年)に行われた「『1億人の心をつかむ男』新人発掘オーディション」では、最終選考会で、選抜者のキャメラテスト用の短編ドラマをTVカメラとフィルムの両方で製作した。共に監督は原隆仁。
- ^ 2018年に公開された舘ひろしの主演映画『終わった人』には製作委員会の一つとして名を連ねている。
- ^ 例外的に『西部警察』シリーズは90年代後半からファミリー劇場で頻繁に再放送が行われていた。
- ^ 三平の長女である海老名美どりは、峰竜太の妻である。
- ^ なお、神田正輝は解散式当日、司会を務める生放送番組『朝だ!生です旅サラダ』(朝日放送テレビ・テレビ朝日系)の関係で出席しなかった[22]。
- ^ 但し、30年前の布田移転前とは異なる場所に位置する。
- ^ 2020年7月の解散報道では「社長」と報道されている。2018年公開の舘ひろし主演映画「終わった人」では、石原プロの製作委員会参加における出資責任者(製作者)を務めた。
出典
- ^ a b 渡社長辞任“大政奉還”石原プロ新体制に サンケイスポーツ 2011年5月12日閲覧
- ^ a b 株式会社石原プロモーション 決算公告
- ^ NHK BSプレミアム『ありがとう裕さん さらば石原軍団「日本人が最も愛した男 真実の物語」』2021年2月27日放送
- ^ a b c “石原軍団が解散へ、石原まき子「石原裕次郎の遺言を実行いたしました」”. 映画ナタリー. ナターシャ. (2020年7月17日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “九代林家正蔵襲名記念 林家こぶ平下町感謝の日”. ねぎし事務所 (2005年3月13日). 2022年6月7日閲覧。
- ^ 広瀬和生 (2018年9月13日). “【第26回】林家こぶ平の九代目林家正蔵襲名”. 本がすき。. 『21世紀落語史』. 光文社. 2022年6月7日閲覧。
- ^ 「恥ずかしい映画は作れない」解散石原プロの苦悩日刊スポーツ2021年1月17日記事
- ^ 石原プロ“大政奉還”渡社長退任 まき子夫人に経営を全面委任 - 中日スポーツ・2011年5月12日
- ^ 渡哲也「健康と年齢」理由に石原プロ社長勇退 スポニチアネックス・2011年5月12日
- ^ “石原プロモーション代表取締役会長・石原まき子氏、チャンネル銀河の名誉会長に就任”. チャンネル銀河「銀河ニュース」 (2015年6月22日). 2015年6月24日閲覧。
- ^ 『石原裕次郎生誕80周年企画『4K未来映像プロジェクト』キックオフ』(プレスリリース)チャンネル銀河、2015年7月31日 。2021年1月16日閲覧。
- ^ “4K未来映像プロジェクト”. チャンネル銀河. 2016年1月3日閲覧。
- ^ “「西部警察」ロケ地巡礼番組を制作へ 「渡さん出演してくれたら」”. スポニチアネックス. (2015年7月31日) 2016年1月3日閲覧。
- ^ “ドラマロケ地 全国10カ所を4K映像で紹介『西部警察 全国キャラバン!!ロケ聖地巡礼』9月1日よりJ:COMオンデマンドで4K版を独占配信”. ジュピターテレコム (2015年8月31日). 2016年1月3日閲覧。
- ^ “「西部警察」、「大都会」石原プロが'16年元旦からデジタル配信進出。Hulu他”. AV Watch (2015年12月16日). 2016年6月5日閲覧。
- ^ 「おもちゃ箱のようだった」舘ひろしが語る石原プロ58年の歴史 解散後も名を残す石原軍団 東京新聞、2021年1月10日付
- ^ “石原プロモーションよりご報告”. 株式会社石原プロモーション (2020年7月17日). 2020年7月19日閲覧。
- ^ “石原プロ縮小、裕次郎さん遺品管理「社団法人」設立”. 日刊スポーツ. (2020年7月17日) 2020年7月17日閲覧。
- ^ “一般社団法人ISHIHARAの情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2020年7月17日閲覧。
- ^ "石原プロモーション、16日に解散 58年前に起業した日に看板下ろす". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 16 January 2021. 2021年1月16日閲覧。
- ^ "破壊した車4600台 オーディションには5万人…石原軍団解散 裕次郎さん設立から58年". 中日スポーツ. 中日新聞社. 16 January 2021. 2021年1月16日閲覧。
- ^ a b "舘ひろし「寂しいな」裕次郎さんに看板返還…石原プロ58年の歴史に幕 (2/2ページ)". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 17 January 2021. p. 2. 2021年1月19日閲覧。
- ^ "舘ひろし「寂しいな」裕次郎さんに看板返還…石原プロ58年の歴史に幕". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 17 January 2021. pp. 1–2. 2021年1月17日閲覧。
- ^ [1]公式インスタグラム2021年1月20日記事
- ^ a b 石原プロモーション | 会社概要
- ^ 石原音楽出版等、2月1日付で事務所を移転文化通信2021年01月23日分記事
- ^ “石原軍団、石巻で“男の炊き出し”…風呂なし寝袋1週間”. スポーツ報知 (2011年4月15日). 2011年4月19日閲覧。
- ^ 「石原軍団」の炊き出しで渋滞発生 石巻で聞いた賛否両論 ニッケンタイムズ 2011年04月18日
- ^ 渡ら「げんき食堂」、被災地支援も続けます 日刊スポーツ新聞社 2011年9月7日
- ^ “渡哲也さん終活 炊き出し鍋処分していた 裕次郎さんが始めた“思い出の道具類”3年かけて”. スポーツニッポン. (2020年8月16日) 2021年1月17日閲覧。
- ^ “1万2000食配る!石原軍団が元気の炊き出し、車中泊で寄り添う”. サンスポ. (2016年6月12日) 2021年1月18日閲覧。
- ^ 石原プロ名物“炊き出し”は? 被災地に行けない意外なワケ 日刊ゲンダイ 2018年8月16日
- ^ 舘ひろし、石原プロ解散後初の炊き出し開催「お世話になった場所、人々に恩返ししたい」 スポーツ報知 2024年2月22日
- ^ a b 石原プロの“幻の社歌” 36年ぶり発見 裕次郎さん命日に無料配信へ スポーツニッポン 2014年3月19日閲覧
- ^ 石原プロ“幻の社歌”発見!舘ボーカルで36年ぶり復活へ - サンケイスポーツ・2014年3月19日
- ^ 石原プロモーション幻の社歌期間限定配信中 石原プロモーション
- ^ “【イケ男図鑑】石原軍団ジュニア「伝説の男の背中を追う石原プロ次世代スターたち」”. 2021年5月31日閲覧。
- ^ “株式会社石原インターナショナルの情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2020年7月14日閲覧。
- ^ “株式会社アイ・ピー・エフの情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2020年7月14日閲覧。
- ^ “石原ミュージック株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2020年7月14日閲覧。
- ^ 石原裕次郎 渡哲也 石原プロ社史 青志社、2021年1月16日閲覧
固有名詞の分類
- 石原プロモーションのページへのリンク