プロ野球珍プレー・好プレー大賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 23:31 UTC 版)
みのもんたのナレーション
当番組の売り物でもある、みのもんたのナレーションは、実は台本は一切なく、映像は前もって見るだけで、全て収録はアドリブで行っている。元中日の山本昌によると、中日監督当時の星野の台詞は「かなり近い」という。またナレーションに定評があるものの、行き過ぎた台詞回しもあり、特に審判団から批判もあった(後述)。
ちなみに、好プレーは選手の名前を呼ぶだけである(例:松井の好プレーが出ると「松井!」連続で出るときは「もういっちょ松井!」という感じでこれに抑揚を多少つける)。2015年以降の第2期では珍プレーの合間に入れる構成だったため名前を呼ぶ演出が廃止されたが2019年はEDでまとめて放送する演出が復活した(但しローカル枠のため大半の地域では未放送)。2020年は本編内で放送されたため2年ぶりに好プレー集が全国で放送された。
審判団にとっての印象
番組としては当初は高視聴率を上げているものの、審判団からはあまり快く思われていなかった[要出典]。
主な理由として[要出典]
- 監督が審判に抗議してる場面で、みのもんたのアフレコが、野球と全く関係ないアフレコが度々ある[要出典]。
- 誤審を犯した審判が監督に頭が上がらないような表現をしており、事実と異なっている[要出典]。
- 審判を完全に馬鹿にしている[要出典]。
- 抵抗できない立場にいる審判に対する暴力シーンを流している[要出典]。
などがあり、勝手なナレーションや暴力シーンの自粛を放送局に要請したこともあった[要出典]。
歴代珍プレー大賞受賞者
2001年~2003年はタイトルに大賞とついていたものの大賞受賞は行われなかった。 ※在籍球団は当時。
- 1983年:加藤博一(大洋)
- 1984年:立石充男(南海)
- 1985年:荒木大輔(ヤクルト)
- 1986年:市村則紀(西武)
- 1987年:若菜嘉晴(大洋)
- 1988年:武田一浩(日本ハム)
- 1989年:近藤貞雄(日本ハム監督)
- 1990年:達川光男(広島)
- 1991年:宇野勝(中日)
- 1992年:大久保博元(巨人)
- 1993年:古田敦也(ヤクルト)、高津臣吾(ヤクルト)
- 1994年:松井秀喜(巨人)
- 1995年:諸積兼司(ロッテ)
- 1996年:山崎武司(中日)
- 1997年:ドゥエイン・ホージー(ヤクルト)
- 1998年:佐々木主浩(横浜。好プレーでの唯一の受賞者)
- 1999年:石井一久(ヤクルト)
- 2000年:元木大介 (巨人)
- 2010年:今江敏晃(ロッテ)
- 2011年:河原純一(中日)
- 2012年:英智(中日)
- 2013年:内川聖一 (ソフトバンク)
- 2014年:今村猛(広島)
- 2015年:選定なし(代わりに過去の珍プレーから2007年度の下柳剛が選ばれた[注 6])
- 2016年:角中勝也(ロッテ)
- 2017年:筒香嘉智(DeNA)
- 2018年:鈴木あずさ(メットライフドーム球場アナウンス担当。選手・監督以外の球団関係者の受賞は初となった)
- 2019年:岡大海(ロッテ)
- 2020年:松田宣浩(ソフトバンク)
- 2021年:村上宗隆(ヤクルト)[注 7]
- 2022年:佐々木朗希&マーティン(ロッテ)
- 2023年:嶺井博希(ソフトバンク)
注釈
- ^ 但し2013年までは関東ローカルで系列局は放送時間が異なったり、放送されていなかったが2014年は全国ネットに昇格した。
- ^ 都内某所から中継出演。
- ^ フジテレビ本社から出演。
- ^ 1988年版は1987年 - 1988年に、『オールスター紅白大運動会 栄光の青春・激斗編』(『オールスター紅白大運動会』総集編)に代わってフジテレビ火曜プロ野球中継の雨傘番組として編成されたものの、以後のプロ野球中継はすべて予定通りに行われたので、日曜昼の関東ローカル単発枠『サンデーイベントアワー』に回され、ようやく放送された。
- ^ 紳助と板東が裏番組の嗚呼!バラ色の珍生!!とマジカル頭脳パワー!!出演に伴う代役。
- ^ この映像はたまッチ!内で2007〜2008年頃放送されたものを当時のスタジオの音声そのままに使われていた。そのためスタジオに不在の柴田などの声も紛れていた。
- ^ 同年は好プレー大賞も選出(ゲスト出演者の新庄剛志(日本ハム監督)が独断で選出)され、菊池涼介(広島)が受賞した。
- ^ 通常は『木曜ドラマストリート』枠。
- ^ 19:00-19:30放送の『コムサ・DE・とんねるず』は休止。
- ^ 当初は19:00開始の予定だったが、この日の夕方に石原裕次郎死去の一報が入り、19時から入院していた病院で石原プロの専務と渡哲也が会見する事になっていた事から、会見の模様を『FNN報道特別番組』(報道センターから放送したが、担当が報道局ではなく第三制作部のためテロップは『3時のあなた』の手書きテロップが使われた)として生中継するため開始時刻が繰り下げられた。19:00-19:30放送の『斉藤さんちのお客さま』は当初から休止。
- ^ 19:00の『キテレツ大百科』は同日の18:00に繰り上げ(同枠の『のらくろクン』は休止)、19:30の『ハウス食品世界名作劇場 小公子セディ』は休止、20:00の『七人のHOTめだま』は既に日曜放送を終了(1988年4月より土曜正午に移動し『HOTめだま』に改題)し、翌4月10日から『ニュースバスターズ』を開始。
- ^ この時期の通常の『サンデーイベントアワー』は13:00 - 14:25だが、この日は14:03 - 14:54に『東海クラシックゴルフ』中継が編成されたため、30分繰り上げて枠拡大となった(12:00の『いつみ・加トちゃんのWA-ッと集まれ!!』は既に終了)。
- ^ 関東ローカル。
- ^ 19:00-19:30放送の『人情一本こころの旅』は休止。
- ^ 通常は『今夜は好奇心!』(19時台)、『世にも奇妙な物語』(20時台)の枠。
- ^ a b c 19:00-19:30放送の『まんが名作劇場 サザエさん』は休止。
- ^ 19:00-19:30放送の『サイコの晩餐』は休止。
- ^ 19:00-19:30放送の『スターはポチだ!』は休止。
- ^ 通常は『ときめき2泊3日』(19時台)、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(20時台)の枠。
- ^ 通常は『痛快!知らぬはオトコばかりなり』(19時台)、『ウォンテッド!!』(20時台)の枠。
- ^ 通常は『おとこのこおんなのこ』(19時台)、『走れ公務員!』(20時台)の枠。
- ^ 通常は『ドクタースランプ』(19:00-19:30)、『GTO』(19:30-20:00)、『隠密奉行朝比奈』(20時台)の枠。
- ^ この回は生放送。尚、この前の番組はプロ野球中継広島×巨人を放送しており、延長放送無しで試合結果を番組内で紹介する形となったが、テレビ新広島ではそのままプロ野球中継を継続したため、試合終了までネットから欠落するという事態となった(テロップに金曜エンタテイメント「広島×巨人」と表示され、提供クレジットはフジテレビ仕様を使用)。
- ^ 関西テレビは2011年2月19日、16:25-17:20に振替放送。
- ^ 2013年4月9日放送の阪神×巨人戦が早く終わったため、ナレーションを差し替え未公開映像を交えた再編集版が約10分間放送された。
- ^ 通常は『バイキング』(11:55-13:00)、『ごきげんよう』(13:00-13:30)、『東海テレビ制作の昼ドラマ』(13:30-14:00)の枠。
- ^ テレビ大分は同年12月29日、13:00 - 15:10に遅れネットで放送。
- ^ NST新潟総合テレビ・長野放送・富山テレビ・東海テレビ・テレビ愛媛・サガテレビ・沖縄テレビはフジテレビ系列の終了6分前の21:48で飛び降り。
- ^ 通常は『ジャンクSPORTS』(19:00-20:00)、『日曜THEリアル!』(20:00-21:54)の枠
- ^ 北海道文化放送・NST新潟総合テレビ・長野放送・富山テレビ・東海テレビ・沖縄テレビはフジテレビ系列の終了6分前の21:48で飛び降り。
- ^ NST新潟総合テレビ・長野放送・富山テレビ・東海テレビ・沖縄テレビはフジテレビ系列の終了6分前の21:48で飛び降り。またテレビ大分は同年12月27日(月曜日)15:45 - 17:45に遅れネットで放送。
- ^ NST新潟総合テレビ・長野放送・富山テレビ・東海テレビ・沖縄テレビはフジテレビ系列の終了6分前の21:48で飛び降り。
- ^ 19年ぶりに平日ゴールデンタイム枠にて放送(木曜日の放送は33年ぶり)
- ^ 2010年はデスク、2011年はAD
出典
- ^ a b DVDマガジン『プロ野球ニュースで綴るプロ野球黄金時代 Vol.10「珍プレー好プレーPart.1」』(ベースボール・マガジン社)p.7 - 8 より。
- ^ 長谷川晶一『オレたちのプロ野球ニュース 野球報道に革命を起こした者たち』東京ニュース通信社〈TOKYO NEWS BOOKS〉、2017年、141-142頁。ISBN 978-4198643737。
- ^ a b c 長谷川晶一『オレたちのプロ野球ニュース 野球報道に革命を起こした者たち』東京ニュース通信社〈TOKYO NEWS BOOKS〉、2017年、143頁。ISBN 978-4198643737。
固有名詞の分類
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