ブルートレイン (日本) 「ブルートレイン」一覧

ブルートレイン (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 21:50 UTC 版)

「ブルートレイン」一覧

本章では、20系・14系・24系寝台車で編成された、「定期列車」かつ「寝台列車(寝台特急・寝台急行など)」を記載する。概要を参照されたい。

なお、「ブルートレイン」は厳密に定義されているわけではない。

列車名のみであれば「夜行列車#日本」も参照のこと。

列車種別・列車名・運行区間などは、直近の廃止時のものとする。なお、列車種別上位・五十音順とした。

寝台特急

列車名 最終運行区間 特徴がある経由路線 定期列車廃止日
車両変更日
廃止事由 その他
あかつき 京都駅 - 長崎駅 2008年3月15日 車両老朽化および利用者減少。 1978年10月2日から1985年3月14日までは一部の列車が筑豊本線を経由していた。
安芸 新大阪駅 - 下関駅 呉線経由 1978年10月1日 利用者減少。
あけぼの 上野駅 - 青森駅 上越線羽越本線経由 2014年3月15日 車両老朽化および利用者減少。 臨時列車として廃止後運行実績あり。
あさかぜ 東京駅 - 下関駅間 2005年3月1日 車両老朽化および利用者減少。
出雲 東京駅 - 出雲市駅 山陰本線経由 2006年3月17日 客車の老朽化および利用者減少。 現:「サンライズ出雲」[注釈 22]
いなば 東京駅 - 米子駅 山陰本線経由 1978年10月1日 運行区間延長に伴い、「出雲」に統合。
紀伊 東京駅 - 紀伊勝浦駅 関西本線紀勢本線経由 1984年1月31日 利用者減少。
さくら 東京駅 - 長崎駅間 2005年3月1日 車両老朽化および利用者減少。
彗星 京都駅 - 南宮崎駅 2005年10月1日 利用者減少。
瀬戸 東京駅 - 高松駅 1998年7月10日 使用車種の変更。 現:「サンライズ瀬戸」
鳥海 上野駅 - 青森駅間 上越線・羽越本線経由 1997年3月22日 「あけぼの」に統合。
つるぎ 大阪駅 - 新潟駅 湖西線経由 1994年12月2日 利用者減少。 臨時列車としては1996年12月まで運行。
出羽 上野駅 - 秋田駅間 上越線・羽越本線経由 1993年12月1日 利用者減少に伴い、「鳥海」に統合。
なは 京都駅 - 熊本駅 2008年3月15日 車両老朽化および利用者減少。
日本海 大阪駅 - 青森駅間 2012年3月17日 車両老朽化および利用者減少。 廃止後臨時列車としての運行実績あり。
はくつる 上野駅 - 青森駅間 東北本線経由 2002年11月30日 東北新幹線八戸延伸に伴う、東北本線の並行在来線区間の青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道への転換ならびに在来線の運行系統再編。 1968年10月から1994年12月までは電車(583系)で運行[注釈 23]
はやぶさ 東京駅 - 熊本駅間 2009年3月14日 車両老朽化および利用者減少。
富士 東京駅 - 大分駅 2009年3月14日 車両老朽化および利用者減少。
北星 上野駅 - 盛岡駅 東北本線経由 1982年11月15日 東北新幹線開業に伴う運行系統再編。
北斗星 上野駅 - 札幌駅 東北本線経由 2015年3月13日 車両の老朽化及び北海道新幹線開業に伴う再編。 臨時列車として、2015年8月22日まで運行。
北陸 上野駅 - 金沢駅 上越線経由 2010年3月13日 車両老朽化および利用者減少。
みずほ 東京駅 - 熊本駅・長崎駅間 1994年12月2日 利用者減少。 臨時列車としての運行はなし。
明星 新大阪駅 - 西鹿児島駅[注釈 24] 1986年11月1日 利用者減少に伴い、「なは」に統合。 1975年3月10日から1978年10月2日までは一部の列車が筑豊本線を経由していた。

また、同時期に運転されていた季節列車は14系座席車での運行であり、ブルートレインの範疇には含まれない。

定期列車廃止後、臨時列車としての運行もあり。

ゆうづる 上野駅 - 青森駅間 常磐線経由 1988年3月13日 「北斗星」運行開始に伴う車両・ダイヤ確保。 電車寝台特急として1993年11月30日まで運行。

寝台急行

列車名 最終運行区間 特徴がある経由路線 定期列車廃止日
車両変更日
廃止事由 その他
天の川 上野駅 - 秋田駅 上越線・白新線・羽越本線経由 1985年3月14日 東北・上越新幹線の上野乗り入れに伴う運転系統再編。 臨時列車としての運行もあり。
銀河 東京駅 - 大阪駅間 2008年3月15日 客車の老朽化と利用者減少。
新星 上野駅 - 仙台駅間 1982年11月15日 東北新幹線開業に伴う運行系統再編。
十和田3·4号 上野駅 - 青森駅間 常磐線経由 1982年11月15日 特急「ゆうづる」に昇格。 寝台車の比率が高く、編成中に連結されていた3両の座席車も全車指定席であった。

客車急行

以下は20系・14系・24系客車を寝台車として連結した列車で、寝台急行ではない座席・寝台混成の夜行急行列車(座席車は12系もしくは14系座席車)。

列車名 最終運行区間 特徴がある経由路線 定期列車廃止日
車両変更日
廃止事由 その他
かいもん 門司港駅 - 西鹿児島駅[注釈 24] 鹿児島本線経由 1993年3月18日 使用車種の変更。
  • 門司港駅 - 小倉駅駅間は普通列車として運行。
  • 車種変更後、博多駅 - 西鹿児島駅間運行の特急「ドリームつばめ」に変更。
きたぐに 大阪駅 - 新潟駅間 東海道本線米原駅経由 1985年3月14日 使用車種の変更。 変更後でも583系を使用し、寝台車を設定した。
さんべ5·6号 米子駅 - 博多駅間 山陰本線経由 1984年2月1日 利用者減少。 「さんべ6号」は松江駅 → 米子駅間普通列車として運行。
大雪 札幌駅 - 網走駅 1992年3月15日 使用車種の変更。 車両変更に際し、特急「オホーツク9・10号」に昇格。
だいせん 大阪駅 - 出雲市駅間 福知山線・山陰本線経由 1999年10月2日 使用車種の変更。 1985年3月14日のダイヤ改正までは全車全席指定(B寝台車6両・普通座席車3両)の「寝台急行」であった。
ちくま 長野駅 - 大阪駅間 中央西線経由 1997年10月1日 使用車種の変更。 気動車による定期夜行列車が1978年10月2日のダイヤ改正にて20系寝台車と12系座席車の混結編成に置き換えられてブルートレインの仲間入りを果たした。
津軽 上野駅 - 青森駅間 奥羽本線経由 1985年3月14日 寝台車連結廃止。 後に583系を使用した時期もあったが、寝台車の設定は無かった。
日南 博多駅 - 西鹿児島駅[注釈 24] 日豊本線経由 1993年3月18日
  • 宮崎駅 - 西鹿児島駅間普通列車として運行。
  • 車種変更後、博多駅 - 宮崎駅間運行の特急「ドリームにちりん」に変更。
能登 上野駅 - 金沢駅間 信越本線長野駅経由 1993年3月18日 使用車種の変更。
はまなす 青森駅 - 札幌駅間 2016年3月21日 北海道新幹線開業に伴う運行形態の変更による。 JR分社化以降に運行を開始。

そのためブルートレインとして認識されない場合もある。

まりも 札幌駅 - 釧路駅 石勝線経由 1993年3月18日 使用車種の変更 前身列車である急行「狩勝7·8号」は10系以前の旧型客車として最後となる全車全席指定(A寝台車1両·B寝台車6両·グリーン座席車1両·普通座席車2両)の「寝台急行」として1980年9月30日まで運行していた。

変更後、特急「おおぞら13·14号」に昇格。

妙高 上野駅 - 直江津駅 信越本線経由 1985年3月14日 使用車種の変更。
利尻 札幌駅 - 南稚内駅 1991年3月16日 使用車種の変更。

注釈

  1. ^ 実際は藍色に近い、青15号cf. 国鉄色#特急形車両の塗色
  2. ^ なお、北海道向け(極寒地仕様)の10系座席車は生産されなかった。そのため、優等座席車両となる一等車グリーン車にはスロ62形が使われた。
  3. ^ 急行「利尻」は当初、座席車のみ14系500番台が使用されていたが、1983年(昭和58年)4月25日から寝台車も14系500番台が使用されるようになった。1991年平成3年)3月16日ダイヤ改正で座席車が気動車(キハ400形・480形)と寝台車が客車(14系500番台)の混結編成に変更された。
  4. ^ また1985年から1988年では「宗谷」「天北」において14系客車が用いられたことがある
  5. ^ 急行「まりも」は当初、座席車のみ14系500番台が使用されていたが、1983年(昭和58年)6月26日から寝台車も14系500番台が使用されるようになった。1993年(平成5年)3月18日ダイヤ改正で特急「おおぞら」に統合されて廃止となり、使用車両も座席車が気動車(キハ183系)と寝台車が客車(14系500番台)の混結編成に変更された。
  6. ^ 急行「大雪」は当初、座席車のみ14系500番台が使用されていたが、1983年(昭和58年)7月20日から寝台車も14系500番台が使用されるようになった。1992年(平成4年)3月14日のダイヤ改正で特急「オホーツク」に統合され、使用車両も座席車が気動車(キハ183系)と寝台車が客車(14系500番台)の混結編成に変更された。
  7. ^ 特急「月光」は1967年(昭和42年)10月1日のダイヤ改正で新大阪駅 - 博多駅間の寝台急行「海星」を昇格する形で、世界初となる電車寝台特急として新大阪駅発着で運行を開始。1972年(昭和47年)3月15日ダイヤ改正に伴い岡山駅発着となる。1975年(昭和50年)3月10日ダイヤ改正で廃止された。
  8. ^ 特急「きりしま」は1970年(昭和45年)3月15日のダイヤ改正で京都駅 - 西鹿児島駅間(東海道本線・山陽本線・鹿児島本線経由)の電車寝台特急列車として運行を開始。1975年(昭和50年)3月10日のダイヤ改正で「明星」に統合されて廃止された。
  9. ^ 特急「明星」は1968年(昭和43年)10月1日のダイヤ改正で新大阪駅 - 熊本駅間の夜行急行「ひのくに」を昇格する形で、電車寝台特急として運行を開始。ただし、1975年(昭和50年)3月10日のダイヤ改正で客車列車であった「あかつき」のうち鹿児島本線発着列車を統合。1982年(昭和57年)11月15日1982年11月15日国鉄ダイヤ改正までに583電車による「明星」は廃止された。
  10. ^ 1992年(平成4年)9月4日に出願(商願平4-171607)および先願権発生。1994年(平成6年)9月30日に商標登録(第3004434号)。2024年(平成36年)9月30日に存続期間満了予定。登録番号 第3004434号「ブルートレイン」”. 商標出願・登録情報(簡易表示). 特許電子図書館 (J-PlatPat). 2019年2月26日閲覧。
  11. ^ もっとも、当時の日本企業では民間であっても知的財産権を管理する姿勢は一部を除いてほとんど見られず、鉄道グッズの商品化についても事業者への承認なく行われていたのが実情であった。
  12. ^ 1992年(平成4年)9月30日に出願(商願平4-291004)および先願権発生。1996年(平成8年)2月29日に商標登録(第3125407号)。2026年(平成38年)2月28日に存続期間満了予定。商標登録番号 第3125407号「はやぶさ∞HAYABUSA」”. 商標出願・登録情報(簡易表示). 特許電子図書館 (J-PlatPat). 2019年2月26日閲覧。
  13. ^ 1992年(平成4年)9月30日に出願(商願平4-291005)および先願権発生。1996年(平成8年)2月29日に商標登録(第3125408号)。2026年(平成38年)2月28日に存続期間満了予定。商標登録番号 第3125408号「富士∞FUJI」”. 商標出願・登録情報(簡易表示). 特許電子図書館 (J-PlatPat). 2019年2月26日閲覧。
  14. ^ 当時は国労・動労など労働組合の力が強く、あらゆる面において手のかかる面倒な作業を忌避する傾向が強かったことも一因であった。
  15. ^ 該当の学園の選手名もブルートレインの愛称であったが、中には583系使用の列車愛称(「金星」等)も混じっていた。
  16. ^ 国鉄時代の寝台列車で、「区分室」として運行された列車は存在するが、ナロネ20形・ナロネ22形車両で登場した1人用個室「ルーメット」以前に純粋に区分ごとでの販売はされていなかった。そのため、九州特急以外の個室寝台の連結は1972年に「あかつき」に短期間ながらA個室1人用寝台を備えた「ナロネ22形車両」が連結された事例があるのみであった(当時の編成図)。
  17. ^ 「北斗星」運行開始までの暫定運用で、その後、客車「ゆうづる」は「北斗星」登場と同時に廃止されている。
  18. ^ たとえば、運行に必要な車両を有する会社が起終点となるJR東日本・JR九州所属の車両であったにもかかわらず、運行時に必要な機関車のうち、東海道・山陽本線については、JR西日本が負担するなど、運行会社における受託の偏差が発生しており、それに対する乗務員・運転士などの養成が不十分であったことがある。また、運行区間の内、特に東海道本線についてはJR本州3社が管理するため、運行区間の割合で列車運行の売り上げを配分する方式を採ったことも、JR分社後での運行上の齟齬が発生する要因がないとは言い得なかった。
  19. ^ 東海道本線のうち、いわゆる日本海縦貫線とされる山科 - 大阪間を除く。
  20. ^ 「北陸」に使用された車両の一部は、フィリピン国鉄に譲渡され、南方線の夜行列車としてマニラ(トゥトゥバン駅) - ナガ駅間を運行している。
  21. ^ 一部の車両に簡易寝台が設けられているが、車両記号に寝台を表す「ネ」は使用されていない。
  22. ^ ただし、「出雲」は京都駅 - 米子駅間の運行経路が山陰本線(鳥取駅)経由だったのに対し、現在の「サンライズ出雲」は山陽本線・伯備線経由であるため、完全に代替しているわけではない。
  23. ^ 「はくつる」は、登場時より1968年10月実施のダイヤ改正(いわゆる「ヨンサントオ」改正)まで、および1994年12月実施のダイヤ改正から廃止まで客車列車であったが、それ以外の時期は583系電車で運行されており、ブルトレブームの時代とされる昭和50年代には「過去のブルートレイン」として紹介されていた。
  24. ^ a b c 2004年(平成16年)3月13日に西鹿児島駅から鹿児島中央駅に改称。

出典

  1. ^ a b 「ブルートレイン」は死語に? 「クルーズトレイン」が物語る夜行列車廃止の理由”. 乗りものニュース. 2019年11月30日閲覧。
  2. ^ 雑誌『鉄道ファン』 2009年3月号 Vol.49 No.575 P37
  3. ^ 竹島紀元「北の流れ星」 『鉄道ファン』 1965年1月号(通巻第43号)、交友社、15頁。
  4. ^ 山田亮「ブルートレイン熱狂時代」 『鉄道ピクトリアル』 2007年8月号(通巻第792号)、鉄道図書刊行会、10-15頁。
  5. ^ 海老原浩一(国鉄四国支社列車課長)「ブルートレーンの歴史」『運転協会誌』1966年8月号 日本鉄道運転協会、pp.30 - 31。
  6. ^ 鉄道ファン』 2011年7月号50周年記念特別付録 P.58 1975年1月号をブルートレイン特集にしたところ、発売と同時に売り切れたと当時を回顧している。
  7. ^ 雑誌『鉄道ジャーナル』別冊 「ブルートレイン」 1978年8月刊行
  8. ^ 雑誌『鉄道ジャーナル』1979年9月号
  9. ^ 平成17年11月定例会 議員提出議案第9号 寝台特急「出雲」の運行の継続を求める決議”. 鳥取県議会 (2005年12月16日). 2014年9月28日閲覧。
  10. ^ 『鉄道ファン2021年7月号「JR車両ファイル2021」』交友社。 

報道発表資料

  1. ^ 2012年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2011年12月16日http://www.jreast.co.jp/press/2011/20111211.pdf2014年9月10日閲覧 
  2. ^ 平成24年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2011年12月16日http://www.westjr.co.jp/press/article/items/20111216_honsya.pdf2014年12月5日閲覧 
  3. ^ 「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。~クルーズトレインの新造について~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年6月4日http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130603.pdf2019年2月26日閲覧 
  4. ^ 「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。~クルーズトレインの列車名について~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年10月7日http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141005.pdf2014年10月7日閲覧 
  5. ^ 新たな寝台列車の列車名と食を監修する料理人について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年2月19日http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/02/page_6815.html2015年2月19日閲覧 
  6. ^ TWILIGHT EXPRESS 瑞風 運行開始が6月17日に決定 12月5日よりご旅行の受け付けを開始』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年11月29日http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/11/page_9594.html2017年5月4日閲覧 

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