ヒトスジシマカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 09:39 UTC 版)
人間とのかかわり
最も普通に見られる吸血性の蚊のひとつであるため、殺虫剤の試験に利用される。
デング熱、ジカ熱、西ナイル熱、チクングニア熱、黄熱などの感染症を媒介する。吸血時にヒトの皮膚に湿疹を起こすため、衛生害虫としても知られている。犬糸状虫症の原因である、犬糸状虫の媒介虫でもある。
本種は、世界の侵略的外来種ワースト100に定められている。本来の生息地である東アジアから北アメリカへ輸出された古タイヤの雨水に潜んでいたボウフラが、アメリカ合衆国東部に定着し、10年経たないうちにそこからヨーロッパ、中南米、中東に分布を広げたと推定される。
関連項目
- ^ “デング熱媒介蚊 ヒトスジシマカ”. 厚生労働省. 2019年12月21日閲覧。
- 1 ヒトスジシマカとは
- 2 ヒトスジシマカの概要
- 3 人間とのかかわり
固有名詞の分類
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