チカイエカ(雌成虫)

チカイエカ(雌成虫)
- アカイエカ Culex pipiens pallens COQUILLETT
- チカイエカ Culex p.molestus FORSKAL
- コガタアカイエカ Culex tritaeniorhyncus GILES
- ヒトスジシマカ Aedes albopictus SKUSE
- シナハマダラカ Anopheles sinensis Wiedemann
成虫は冬でも休眠せず、気温が高ければ吸血活動をする。日本で初めて発見されたのは1943年で、近年になって分布拡大させた。ビルの下水槽などから発生し、都市化が進んだ地域ほど多く発生する代表的な都市害虫。地下環境に適応した系統で、カ(蚊)柱を作らずに、狭い空間でも交尾ができる(狭所交尾性)。また吸血しなくても1回は産卵することが出来(無吸血産卵性)、その後は人から吸血することによって産卵を繰り返すことが出来る。幼虫期間は約10日で、産卵から2週間程度で成虫が羽化する。
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