機雷掃海
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係維掃海具 深深度機雷に対処できる新型機として89式係維掃海具S-8を搭載する。これはカッターのついた掃海索を深度数百メートルに下ろして、これを曳航しながら機雷の係維索を切断していくものであり、従来の係維掃海具よりも長大な掃海索を備えることから、両舷の掃海範囲の幅を一定に保つための展開器や深度を一定に保つ沈降装置も新規開発となった。 感応掃海具 感応機雷に対する掃海具は63MSCと共通で、71式音響掃海具S-2改1と85式磁気掃海具S-6を搭載する。
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機雷掃海
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機雷掃海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/27 09:16 UTC 版)
掃海具は、いずれも30MSCのものが基本的に踏襲された。また揚降手段としては、従来の電動式デリックにかえて油圧式クレーンが用いられている。 係維掃海具 係維機雷に対しては、28MSC以来の53式普通掃海具が搭載された。これは単艦で曳航するオロペサ型係維掃海具であり、展開器と呼ばれる水中凧によって掃海索を左右数百メートルに展開するとともに沈降器によって一定深度に沈下させて曳航し、機雷の係維索を引っ掛けて、掃海索の数カ所に装備した切断器によってこれを切断していくものである。 感応掃海具 磁気機雷に対しては、30MSCと同じく56式浮上電線磁気掃海具改1が用いられる。 一方、音響機雷に対しては、当初は30MSCと同じく、アメリカ製のA-Mk.4v(中周波数; 可聴領域)およびA-Mk.6b(低周波数)が搭載されていた。その後、両者を兼用できる国産機として、71式音響掃海具S-2が開発されて搭載された。
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機雷掃海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 07:45 UTC 版)
係維掃海具 係維機雷に対しては、53式普通掃海具が搭載された。これは供与を受けたYMS-1級やブルーバード級に搭載されていた米海軍の装備品を参考に開発された、単艦で曳航するオロペサ型係維掃海具であり、展開器と呼ばれる水中凧によって掃海索を左右数百メートルに展開するとともに沈降器によって一定深度に沈下させて曳航し、機雷の係維索を引っ掛けて、掃海索の数カ所に装備した切断器によってこれを切断していくものである。MSC搭載の53式普通掃海具では、両舷掃海用としてカッター装備の掃海索・展開器・フロートを各2個ずつと沈降器を1個搭載しており、掃海速力8ノットにおいて掃海幅300メートル、掃海水深60メートルの掃海が可能である。 感応掃海具 磁気機雷に対しては、普通掃海具と同様に米軍供与品をもとに開発された53式磁気掃海具が搭載された。これは掃海電纜を展張して磁場を発生して掃海を行うものであり、主機と同形式の大容量発電機を搭載したのはこのためであった。 一方、音響機雷に対しては、当時の海自には有効な掃海具がなかったことから、1954年度より、ドイツから試験購入したGBT-2をもとにS-1掃海具の開発が着手されていた。ただし試作はされたものの実用段階には達せず、後に米軍からの供与が開始されると開発は中止されており、本型は音響掃海具を搭載せずに終わった。
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