zoo
「zoo」とは・「zoo」の意味
「zoo」は、動物園を指す英単語である。動物園とは、さまざまな動物を飼育し、一般の人々が観察できるように公開している施設のことを指す。動物園は、教育、研究、保護の目的で運営され、動物の生態や生物多様性について学ぶ場所でもある。「zoo」の発音・読み方
「zoo」の発音は、IPA表記では/zʊː/となる。IPAのカタカナ読みでは「ズー」となる。日本人が発音するカタカナ英語の読み方では「ズー」となる。「zoo」の定義を英語で解説
A "zoo" is a place where various animals are kept and displayed to the public. It is also a place for education, research, and conservation, where people can learn about animal ecology and biodiversity.「zoo」の類語
「zoo」の類語としては、「wildlife park」、「animal park」、「menagerie」などがある。これらはいずれも動物を飼育し、公開する施設を指す言葉であるが、その規模や飼育する動物の種類、施設の目的などにより微妙な違いがある。「zoo」に関連する用語・表現
「zoo」に関連する用語としては、「cage」(檻)、「enclosure」(囲い)、「habitat」(生息地)、「conservation」(保護)、「wildlife」(野生生物)などがある。これらの用語は、動物園での動物の飼育や保護、生態研究などに関連する。「zoo」の例文
1. I'm going to the zoo this weekend.(今週末、動物園に行く予定だ)2. The zoo is a great place for children to learn about animals.(動物園は、子供たちが動物について学ぶのに適した場所だ)
3. The zoo has a wide variety of animals from around the world.(その動物園には世界中のさまざまな動物がいる)
4. The zoo is dedicated to the conservation of endangered species.(その動物園は絶滅危惧種の保護に尽力している)
5. The zoo provides a natural habitat for the animals.(その動物園は動物たちに自然の生息地を提供している)
6. The zoo is conducting research on animal behavior.(その動物園では動物の行動についての研究を行っている)
7. The zoo is home to over 1,000 animals.(その動物園には1,000匹以上の動物がいる)
8. The zoo offers educational programs for schools.(その動物園では学校向けの教育プログラムを提供している)
9. The zoo is committed to promoting biodiversity.(その動物園は生物多様性の推進に取り組んでいる)
10. The zoo has a petting zoo where children can interact with animals.(その動物園には、子供たちが動物と触れ合えるふれあい動物園がある)
ズー【zoo】
読み方:ずー
動物園。
ZOO
ZOO
ZOO!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 04:33 UTC 版)
『ZOO!!』(ズー!!)は、日本のロックバンド・ネクライトーキーのメジャーデビューアルバム[1]、通算2作目のオリジナルアルバムである[2]。2020年1月29日にソニー・ミュージックレーベルズ内ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズより発売[3]。
- ^ “ネクライトーキー、2020年冬にソニーからメジャーデビュー”. 音楽ナタリー. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、メジャー・デビュー・アルバム詳細発表&Zepp Tokyo含む全国ツアー決定”. Billboard JAPAN. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、メジャーデビューアルバム『ZOO!!』2020年1月29日発売” (プレスリリース), タワーレコード, (2019年11月6日) 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、メジャー・デビュー・アルバム『ZOO!!』リリース”. CDJounal.com (2019年11月7日). 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、2020年冬にソニーミュージックよりメジャーデビュー決定”. rockinon.com (2019年9月23日). 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、2020年の冬にソニーミュージックよりメジャーデビュー決定”. Billboard JAPAN (2019年9月23日). 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキーがメジャーデビューアルバム発売、バンド史上最大規模の全国ツアーも”. 音楽ナタリー (2019年11月6日). 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキーらしさ詰まった新曲「夢みるドブネズミ」MV公開”. 音楽ナタリー (2019年12月27日). 2020年1月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、ペーパー・パペット・シアターで構成された「夢みるドブネズミ」MV”. BARKS (2019年12月27日). 2020年1月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、来年1月発売メジャーデビューアルバムより“ぽんぽこ節”配信開始&MV公開”. rockinon.com (2019年12月6日). 2019年12月6日閲覧。
- ^ “ネクライトーキーのメジャーデビュー作より「ぽんぽこ節」配信開始、シュールなMVも公開”. 音楽ナタリー (2019年12月6日). 2019年12月8日閲覧。
- ^ “ネクライトーキー、来年1月にメジャーデビューアルバム『ZOO!!』発売&全国ツアーも開催”. rockinon (2019年11月6日). 2019年11月8日閲覧。
- 1 ZOO!!とは
- 2 ZOO!!の概要
- 3 外部リンク
動物園
(ZOO から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 13:40 UTC 版)
動物園(どうぶつえん)とは、生きた動物を飼育・研究し、一般に公開する施設。一般に陸上の動物を中心として扱うものを指す。水中の動物を中心として扱うものは特に水族館とされ、動物園の特殊な形態としてサファリパークや移動動物園、鳥類園、クマ牧場などがある。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 菅谷博「動物園の機能と社会的役割」『日本獣医師会雑誌』第57巻第8号、日本獣医師会、2004年8月、467-470頁、doi:10.12935/jvma1951.57.467、ISSN 04466454、NAID 10013438092、2022年1月28日閲覧。
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- ^ 上野動物園 - 上野動物園の歴史「開園前夜」
- ^ 野毛山動物園に聞きました! 動物たちが食べる野菜・果物Q&A マイナビ農業 2018年07月21日 (2023年2月6日閲覧)
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- ^ ゲイリー・L・フランシオン『動物の権利入門』緑風出版、2018年、81-82頁。
- ^ “エサ LIB〈リブ〉: Animal Liberator.net” (2018年10月15日). 2019年6月29日閲覧。
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ZOO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/08 00:22 UTC 版)
「超獣機神ダンクーガBURN」の記事における「ZOO」の解説
ZOO(ズー)は日本のつくば市地下につくられた秘密施設であり、各国政府の壊滅以降は新兵器の開発・研究を行なっていた。また残存勢力を統合し散発的なゲリラ活動を支援していた。 端槻(はづき) ZOOの中心的科学者。ダンクーガBURNおよび各獣戦機開発に貢献した。作戦指揮も行なう。
※この「ZOO」の解説は、「超獣機神ダンクーガBURN」の解説の一部です。
「ZOO」を含む「超獣機神ダンクーガBURN」の記事については、「超獣機神ダンクーガBURN」の概要を参照ください。
ZOO(ズー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:29 UTC 版)
「ZERO (やまざき貴子の漫画)」の記事における「ZOO(ズー)」の解説
アメリカが日本を監視するために作った、表向き日本援助を目的とする軍事基地。正式名称はZipangu of Outside Observation。「A」から「Z」まで、アルファベットの数だけ存在する。 収容された日本人で、6歳以上の者はバーコードをつけ、クラス編成され、学業・労働をする義務を負う。大人になるにしたがって、1日のプログラムが学業重視から仕事重視に変わっていき、半導体など基地に必要になるものをその都度造る。義務をまっとうすることで点数を得、生活することができる。逆に怠った場合は、体罰・減俸・残業などが課される。適度な運動、適度な余暇、適度な生活を管理され、飢餓も危険も無い毎日を送ることができるが、教えられる情報は体制側にとって都合のいいものとなっている。例えば、ZOOの外は紫外線と放射能汚染で生活できる環境ではないと言われているが、実際は廃都のような対米軍組織が存在したり、日本人の生き残りは10万人弱と言われているが、実際は3万人弱しかいないなど、情報と現実にかなり相違点がある。 作業着のようなユニフォームがある。 登録番号 ZOOへ収容された日本人につけられる番号。アルファベット1文字と3桁の数字で表される。身分証明としても用いられる。 登録された日本人は、利き腕側の耳に登録番号と名前、生年月日が刻印されたピアスをつけられる。ピアスの中にはクリスタル発振子が入っており、熱で動いている。そのため、装着者が生きている限り電波を出し続け、死亡すると止まる。死亡率が高い上、誰がどこに居るのか分からないため、人口調査として行われている。 東京23区以外は、X=モンゴロイド、Y=ネグロイド、Z=コーカソイドに分けられた。 バーコード ZOOにおいて、主にキャッシュカードやIDカードのような役割を果たし、発信機としての機能もある。 左手首に腕輪状につけられ、取り外しできる仕様にはなっていないが、壊して外すことは容易。 ZOO-Z 2001年に房総半島東(千葉県旧大原町)に建設される。爆発後いち早く援助を開始し、施設の規模が大きかったことから、2万人という他のZOOとは桁違いの民間人を収容している。その巨大な収容施設は、一種の城塞都市のような外観。建物はA棟からE棟まであり、Eにいくにしたがって設備や治安は悪いものとなっている。1階はいつも外気が入るためほとんど人がいない。 生活用品は主に自販ショップで賄われる。 何か事件があった場合「チェック」という家宅捜査か身辺調査のようなものが行われる。ケンカや競争で男が死ぬことはよくあるが、女は1/7の人数しかいないことで大事にされている上、年配から若輩まで仲が良い。 民間人は地下に行けないようになっているが、通気口から進入することは可能で、そこには巨大コンピュータZIPANGU が眠っている。米軍がZOO-Zの建設にいち早く着手したのはこれを手にするためであり、また巨大な施設はその存在を隠すためでもある。 居住区 建物の構造から、ドーナツとも呼ばれる。 A棟は、UVカバーシートつきでドアノブにカードを掛ければ食事から洗濯まですべてフロアマザーが世話をするという、いわゆるホテルの高級客室のような待遇になっている。対してE棟は、食事は食堂のセルフサービスで、食べ損ねれば自炊、洗濯は各自ランドリーへ行かなけらばならない(ただし洗剤は使い放題)。E棟の中でも特にゲオたち4人の部屋は、外側ネイキッド(むき出し)の屋上部で一番安い場所に位置し、騒音もかなりする。 後宮 元明のプライベートエリア。側室として一度入ると二度と出ることは許されない。 ZOO-Y 米軍の給油機地。ZOOと名が付いているが、ゼロ時代の建物を使っており、使用基地としてただナンバリングされただけであるため、日本人収容型ではない。米兵はほとんど他の基地と接触が無いため隔離されているに等しく、情報に疎い。また、民間人とも仲が良い。 ZOO-X 科学者の研究室を中心に作られた医療用ZOO。あきる野に位置し、科学者達はリニアでこことZOO-Zを行き来する。 旧科学者棟(ZOO-X1)のシンボルである科学者塔を境に、新医療区と旧研究室を兼ねた旧居住区とが分離されている。しかし旧施設は廃屋と化しているため、新科学者棟(ZOO-X2)である新施設のみが機能している。 旧居住区の地下には無人化したスラムがあり、旧科学者棟で生み出された巨大生物が息を潜めている。 育成室 ZOO-Xで作り出されたクローン体を管理・育成する特別研究室。科学者塔の地下に位置し、科学者塔と個人研究室を結ぶバイパスの要であったが、2001年に突然新科学者棟から切り離される。 巨大生物 旧科学者棟から放たれた生物が、放射線によって巨大化したもの。もはや誰も手を下すことができず、これのため米兵も旧施設には踏み入ることができない。 *ネズミ 野生化したモルモット。雑食性で、木や肉、人までも捕食対称とし、かなりの数に繁殖している。 *バケモノ 科学者がキメラを攻撃性の強い種とかけあわせて下水に放した生物。変態を重ね、放射能で巨大化している。口から酸を分泌し、イモムシのような外見を持つ。
※この「ZOO(ズー)」の解説は、「ZERO (やまざき貴子の漫画)」の解説の一部です。
「ZOO(ズー)」を含む「ZERO (やまざき貴子の漫画)」の記事については、「ZERO (やまざき貴子の漫画)」の概要を参照ください。
ZOO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 07:03 UTC 版)
俺の家に届けられるある女性の死体写真。写真をパソコンに取り込んで連続再生させると、一人の女性が腐乱し、白骨化するまでの映像が現れた。ここに映ってるのは俺の恋人だ…なぜこうなったのか、俺は必死に記憶をたどり閉鎖された動物園を訪れる。
※この「ZOO」の解説は、「ZOO (乙一)」の解説の一部です。
「ZOO」を含む「ZOO (乙一)」の記事については、「ZOO (乙一)」の概要を参照ください。
ZOO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 16:25 UTC 版)
トマトクンを園長(リーダー)とするクラッカー系クラン。拠点は首都エルデン。少人数ながら手練れが多く、エルデン最有力クランの一角と見なされている。難しい入園条件はなく、広告にも「日常生活に支障ない体力のある方に限定します」ということだけが提示されている。エルデンを離れて生活している者もおり、物語開始から終結まで、メンバーが一堂に会する描写は一度もなかった。 マリアローズ 声 - 桑島法子 本作の主人公で、侵入者。17歳。要領がいい。誰もが振り向く美貌を持つ。性別不明。1巻の時点で史上最弱の主人公の烙印を押される。二巡月前にZOOに加入した、元は孤独な侵入者。きれいな真紅の髪で、オレンジの瞳を持つ目には謎の文様がある。体つきは華奢。初対面の人には女だと勘違いされ、それを聞くと怒る。 およそ三億ダラーの価値ある名剣『劫火』の偽物、『偽劫火』という剣を使う。しかし、剣が得意というわけではない。11巻からは得物を変え、二刀流になっている。時には初歩的な魔術や見よう見まねで習得した自己暗示術「倍化(ブースト)」なども用いる。その他の戦闘手段は籠手に仕込まれた合成毒物「即効性神経毒P9ドウター+」という毒が仕込まれた矢を多用し、愛称『爆弾』の『ハーレム・ゴードン』、まずい巨大マシュマロを生成する『ホムニアス・カーヴ』、催眠剤入りの煙を発生させる『レクイエム』、有機リン酸系の弱神経毒ガス『HV5』(『レクイエム』『HV5』は未完成(Ver0時)で、使用している描写はない)を常時携帯する。また、11巻の時点で拳銃と思われるものを所持している(これも作中ではまだ使われていない)。戦闘能力はZOOの中でも最低ランクだが、身軽さを活かした撹乱戦法をとったり、時にトマトクンの代わりに指揮を執ったりすることもある。その観察眼と状況判断能力は高く、司令塔としての能力は一流。 ZOOや侵入者稼業をする前はイシュタル・アガメムノ・ゴードン子爵という、マリア曰く「鬼畜で外道の錬金士」(使用している薬品の生成法の技術は、子爵から盗んだもの)の屋敷に居て、「マリアンヌ」という偽名を付けられ、女として扱われていた。逃げ出した際に拾われた盲目の魔術師(マギ)ヴィンセントの邸宅でメイドをしていたときがある。魔術などはヴィンセントから習ったとされる。 マリアローズを独占するために子爵は邪魔なローメオやその他のマリアの親友達を次々に毒殺していき(Ver0参照)、自分が感情を表に出してそれを向けられた人間は子爵によって殺されるということを痛感したマリアはこれ以上の犠牲者を出さないために、一切の感情を封じて子爵の言うことを忠実に守る人形の振りをしながら生活していた。この外道子爵のせいで人と付き合うのに距離を置きたがり、そのためにきつい事をいうこともしばしばあるが本当は優しく、他人を責める時も実はマリア自身も自分の言動に傷ついており罪悪感を抱いている。 災厄の時代突入後は、ひょんな事から行動を共にしたファニー・フランクを国王とする「新生太陽王国」の参謀役として、悪魔に支配された地上をはぐれた仲間を探しながら生き延びる。カタリとユリカに支えられつつ、その優しさゆえ王国軍の犠牲者に対して自責の念を抱いて塞ぎこみそうにもなるが、仲間や大切な人たちとの再会のために尽力していく。 10巻までは非常に不便だが機能性や安全性の高い高層寺院の最上階に住んでいたが、セブンスゲーム終了後トマトクン宅へ引っ越した。 アジアン、荊王、ベアトリーチェ、ルーシーらを始めとし、男女問わず恋心を抱かれることが多い。女ではない=男ならばベアトリーチェの想いに応えることは可能なはずだが、何かを理由に無理だと断言している(先に述べたように過去の事での可能性もある)。 アジアンから愛を捧まくられるが故にアジアンに想いを寄せる昼飯時のメンバー(〜特に女性陣)の視線は冷たく、彼女たちが自分を暗殺しに来そうだとマリアローズが感じるほどである。 トマトクン 声 - 星野貴紀 クランZOOの園長。外見20代前後の大柄な青年。仲間のことを大切に思っており、縁というものを極めて重視する傾向がある。 濃紺にファイアーパターンの模様がある甲冑と派手な外套を纏う道化師のような騎士。しかし刃の波打った巨大な剣を用いた戦闘能力は他を圧倒する。装備品は破壊されても自動的に修復する。その出所は博識なカタリも知るところではない。後に剣はソオルが獄の獄よりトマトクン救出した後に与えた「聖断罪の剣」であることが判明する。 トマトクンの前は「メロンクン」と名乗っていたように、数多くの偽名を乗り換えながら悠久の時を生きている。その他、時代考証や世界観を無視した知識、言動を披露することもあり、その正体には未だに謎が多い。 本名ディオロット・マクスペイン。先の大戦で文明が失われた後、地上にはびこった竜を数え切れないほど殺した「竜狩人」であったが、竜の時代が終わり人間たちが都市国家を作り始めた時、時の王に請われ騎士として戦い、その圧倒的な力で王を複数の都市国家を治める大王までのし上げた。 しかしその力を恐れた大王に裏切られ、幾度も大王やその兵士を殺し尽くしてきたため「皆殺しの騎士」と呼ばれるようになる。やがては「無限のダイアデルタ」と呼ばれる神と同化した超越者を殺しその心臓を食らった「最初の神殺し」となる。それ以来、不死性を獲得し一瞬で塵になるような攻撃を受けたとしても神の心臓が肉体を一瞬のうちに繋ぎ止めてしまう肉体となった。 過去に大穴から悪魔や異界生物が溢れだした際の討伐に参加しており、魔導王達によって設計製造された人の手には余る凶悪な兵器「大懺滅刀(カタストロファー)」を手に戦い続けた。人間側の形勢が不利になった時、大穴より地獄に乗り込みたった一人で多くの地獄の貴族を滅ぼし、人間側の形勢逆転に多大な貢献をした。キング・グッダーによる「古代九頭竜の呪い」の成功により異界生物の脅威が去った後も、単身地獄の奥深くで悪魔の連合軍と戦っていたが、地獄帝王の息子で分身ともいわれる悪魔大公アーマンに破れ、獄の獄(ジェイルネイル)という場所に捕えられていた。幾星霜の時を経て、ソオルによって助け出されたが、本来の肉体はソオルが助けることの出来ない状態になっており、獄の獄で眠っている。今の肉体はソオルによって与えられた仮のものであるが、神の心臓以外はほぼ同一と言っていいという。大きな力を使うと精神が肉体から離れていってしまう。そのため今の彼の力は彼の過去を知るものからすると話にならないほど弱いものらしい。 災厄の時代突入後は、近年の無理がたたってただでさえ弱っていた肉体が限界を迎え、医術式の力を借りなければすぐに朽ち果ててしまいそうなほどに衰弱してしまう。このままでは仲間を守ることはできないと考え、獄の獄にある本来の肉体を取り戻すことを決意し、ZOOの仲間に協力を依頼した。 破天万象七星のひとつであり、他の七星と思われる者たちとは浅からぬ因縁がある他、「秩序の番人」の設立にも深く関わっている。多数の女性に好意を寄せられてはいるものの、本人はいわゆる朴念仁であり、鈍感にもそのすべてに気付いていない。 ピンパーネル 声 - 志村知幸 ラハン大陸出身の元アッサシン。雌雄一対の剣、雄のグレアデと雌のリレッザを用いて戦う。超人的身体能力を持ちその速さは神速。普段は片言の共通語で話すが、怒ると母国語を口にする。トマトクンに絶対の忠誠を誓っている。無口で無表情だが、優しくユーモアのある男性。ピンパーネルの名は「瑠璃繁縷(ルリハコベ)」という花の名前。ハニーメリーに求愛されている。 カタリ 声 - 岡本寛志 ZOOのメンバー。キングダム・イズルハの元第三王子。母国訛りで話す。魚を連想させる顔立ちのため、主に仲間のマリアローズから、半魚人などとからかわれている。武器は2本の変形斧。稀少な武器に目がなく、彼の使う斧(イノイチ、ロノニー、後にハノサン、ニノシー、ホノゴ)らも結構な業物。後に斬馬刀も用いるようになった。ふざけていて頭も良くないが、知識は多く戦いでも活かされることがたまにある。ZOOで一番の仲間想いである。よく死ぬが、蘇生術を使えるトワニングに生き返らせてもらっている、ユリカ曰く「死にマニア」。記憶力はよく、道案内を務めることもある。ジェードリの戦いにおいて死亡し後に蘇生したが、彼の一時的な死とその状況はZOOのメンバーに大きな衝撃を与えた。 7巻までは「死にマニア」といわれるほど死んでいたが蘇生後、ジェードリでの一件を仲間達から聞いてどれほど心配をかけさせたかわかったらしい。トワニングがジェードリに長期滞在することになり蘇生してくれる者がいないこともあって、アンダーグラウンドに潜ってからの行動は司令塔として的確な指示を下すマリアローズの言うことに素直に従うようになり、死ぬことはなくなった。 最近、秩序の番人という組織に属するアーニャという彼女が出来た。 サフィニア 声 - ゆかな ZOO所属の魔術士(マジシャン)。サフィニアは仮名(カナ)。真名(マナ)は「アーデット・ヨリコ・ジューテンベール永久幸運(イクス=ザナス)」。魔術が後退してしまった現代では数少ない真正の、恐怖の繰り手(ドレッドスター)で、異界「贄の園」(サクリファイスプレーン)から住人を召喚する事も出来る。銀髪と翡翠色の瞳に、病人のような肌の色が特徴。巻数が進むに従い薄れてきてはいるものの、不幸オーラがある。サフィニアの師匠の閃光の魔女マチルダは、「一億人に一人の凶星のもとに生まれた娘」(ザ・デストロイヤー)と評し、その不運さはマチルダの手にも負えず、見捨てられ、エルデンにてZOOに加入した。 災厄の時代突入後は、師匠であるマチルダの「右腕」として付き従い、魔術による飛行や未完成であった「詠唱放棄(アリアレナンス)」の修行を行った。 本人には気づかれていないがトマトクンに思いを寄せており、トマトクンに女の影がちらつくと性格が豹変する。料理の腕はプロ級であり、外出先ではお弁当を披露することが多い。 ユリカ・白雪(スノーホワイト) 声 - こやまきみこ ZOO所属の医術士。ブロンドの髪に灰色がかった青い瞳をもち、マリア曰く「絶世の美女」。気丈で、世話焼きな性格。SmCなどの悪党を非常に嫌う。見た目は10歳ぐらいだが、実年齢は23歳。その姿には壮絶な過去が隠されており、そのために舌足らずで幼い外見となっている。鵺(ぬえ)流古式戦闘術と呼ばれる格闘術を操り、腕前も優れていて、師であるトワニングに「あと十年もすれば達人級の腕前」(ちなみにこの流派の達人級の人間は、拳で海を割れるほどの強さ)と言われるほどである。怒った時はとても恐く、またアジアン、飛燕、荊王、ピンパーネルの4人の戦いを瞬時に止めるほど強く、彼らを屈服させたことにより「ユリカ・白雪最強伝説」と語られることになる。 紆余曲折を経て、14巻現在、飛燕とは相思相愛の仲である。 トワニング ZOO専属の坊主。無益な殺生はしないが、有益な殺生は進んでする、破戒僧。蘇生式を扱える他、ユリカの格闘術の師匠。武器は使わず、肉弾戦を得手とする。原理は不明だが、異常なほどに筋肉が盛り上がったり、技によっては足や全身が金色に輝く。話が長く、空気が読めない。自らの肉体美をこよなく愛している。愛称は「髭」。同居しているトマトクンの家にはトワニング専用の祭壇がある。7巻以後は、かつて破門されたジェードリのオルトロス大神殿に戻り、街の復興に関わっている。ZOOメンバーで唯一マリアローズの性別を知っていると思われる人物である(III巻参照)。 きゅー 本名はキューベルアドラス。トマトクンの家にいる詳細不明の生物で、外見はかなり大きい白い毛をもつ動物のようだが、人間の言葉が理解できる。戦闘能力も保持しており、魔道兵の1体や2体くらいなら倒すことができる。「きゅー」「くう」というようにしか話さないので、「きゅー」と呼ばれている。普段はトマトクンの家の清掃を担当している。 洗い物が好きで、邪魔する者にはシャーッと口を大きく開けて威嚇するほど。 どうやらピンパーネルと密かに特訓をしていたらしく、12巻時点で体術ではアジアンと相討ち寸前になるほどの実力を発揮するまでに成長している。 ジャン・ジャック・ド・ジョーカー ほら吹き貴族。本名ジャン・ジャック・デュパン・カリエール・ド・ラスペード。エルデンに来る事は滅多に無い。意地っ張りな性格で、かつナルシストである。母語である共通語の他、上古高位語(ハイロメオン)のような、すでに使われなくなった言語を解し、暗黒大陸の言葉を好む。魔術に関しても多少の理解がある。今の時代以前の「先の大戦」と呼ばれる何かがなんだったのかを調べており、オーメネイジ以前には確実に2025年まで進んだ時代があったことを発見する。 その嗜好から、ピンパーネル、カタリを「下手物」呼ばわりする。魔導王時代の秘宝「千の貫通(サウザンドピアッサー)」、「大懺悔嘯(ダイザンゲショウ)」、「摩訶鴉一式(マハークロウスーツ)」など、数多くの武器を持ち様々な武術や奥義を体得している。 魔導王グリムハーゲンとともに古城で眠っていたクローディアを起動させる際に自身の命の半分を彼女に与えたため、寿命は本来の半分になってしまった。彼が死んだとき、クローディアも死ぬ。 昼飯時に所属しているジャン・スタンバックはこの男の妹と思われる。 クローディア ジョーカーの下女。「マイネイヒ」とよばれる魔導王グリムハーゲンの作った人形の最高にして最後の一体。いのちを作り出すことを目的に作られ、本当の娘にする予定であったが起動前にグリムハーゲンが亡くなったため眠りに付いていた。金色とも銀色ともつかない色の髪と目を持つ美人。ジョーカーにしか興味を持たず、ジョーカーが命ずると、体内から黒い物質を出し、鎌や鎖などを作り出すことなどができる。ジョーカーの所にいる前は、クローディアが「お父様」と呼ぶ魔導王グリムハーゲンの墓守をしていた。 ロム・フォウ 「深い森の黒真珠」。色黒でエメラルドの瞳を持つ美女で、人嫌いではないが余り町を好まず、自然の中で生活している。弓矢の達人で、正確無比の射撃を行う。また、剣術の腕も達人級。剣技は「音楽的」といえる独特のリズムで戦う。トマトクンに密かに情をよせているが、これといってサフィニアを敵視はしていない。マリアローズ曰く、「敵意なんか抱きようもない人」。友人である巨白狼のアルファと共に行動している。 アルファ 鬼人に飼われていた狼たちの王。ロム・フォウと戦った際に、主人である鬼人と部下の狼たちの全てを失い、その後ロム・フォウと行動を共にする。人語を解すが喋ることはできない。動物の気持ちを察することができるロム・フォウとは、ほぼ意思の疎通を図れる。トマトクンのことを嫌っている。狼だが、周囲には犬扱いされている。 ルーシー 11巻にて登場。美少年。ファー・セルジナのシー・シリー出身。母を亡くし、父を求めてエルデンへと旅立つ。エルデンについて右も左もわからず、悪党に拉致されかけていたところをマリアローズに救われた。そのこともあって、女ではないと知ったのちもマリアローズに好意を寄せている。何故かカタリと意気投合することが多い。また、男であるが、幼少の頃から履いていたスカートを好む。感情の起伏が激しく、大声をよく出す。戦闘スタイルは野性味ある激しいもので、マリア曰く「肉体的にも能力的にも伸び盛り」。数多くいるSIXの子供達のうちの1人で、似てはいないが戦闘能力だけは多少継承しているようである。 ハニーメリー エルデェイニオン機術士匠合(EMU)から脱合してZOOに転がり込んできた元機術師。父は有名なはぐれ機術士の“ピンクショット”。薬物の副作用で蛍光緑色の瞳をしている。ピンパーネルのことが好き。
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