各国政府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 08:45 UTC 版)
「インドネシア・エアアジア8501便墜落事故」の記事における「各国政府」の解説
インドネシア 副大統領モハマッド・ユスフ・カラは「事故の可能性が高い」という見解を示し、12月28日にインドネシア国家捜索救助庁は事故機が墜落した可能性のある海域の捜索を開始した。12月30日からはインドネシア空軍の輸送機EADS CASA C-295も捜索に参加している。 マレーシア 事故翌日の29日からマレーシア軍の航空機および艦船が捜索に加わった。 アメリカ アメリカ大統領副報道官のシュルツは12月28日に、「オバマ大統領はエアアジア機に関し報告を受けている。ホワイトハウスは情勢を注視している」と述べている。29日にインドネシア政府からの要請に応じて、米第7艦隊所属のイージス駆逐艦USSサンプソン(DDG-102)と搭載ヘリのMH-60Rが、1月3日から沿海域戦闘艦USSフォートワース(LCS-3)も合流し捜索活動に参加している。 オーストラリア 外務大臣のジュリー・ビショップはインドネシア政府からの要請があれば協力をする準備があるとし、「乗員乗客が生存していることを祈っている」と述べた。事故翌日の29日には哨戒機1機の派遣を行った。 韓国 韓国政府は捜索のため、韓国軍のP-3C哨戒機を30日に派遣するとした。事故機には韓国人宣教師家族3名が搭乗していた。 中国 中国外務省は29日、インドネシア政府に対して、必要であれば航空機や艦船を捜索のために派遣する用意があると伝えた。 日本 日本政府は31日、インドネシア政府からの捜索活動に対する参加要請に応じて、護衛艦たかなみ・おおなみの2隻を派遣することを決定した。両艦はソマリア沖海賊の対策部隊派遣任務を終えて日本に帰還する途中だったが、護衛艦および護衛艦搭載のヘリコプター3機を利用して捜索にあたることになった。 1月3日の夜、両艦は現場海域であるカリマンタン島南西沖に到着し、国際緊急援助活動として捜索活動を開始した。以降1月9日までに捜索・救助活動等で遺体4体を収容したが、その後のインドネシア政府からの活動継続の要請が無かったため、捜索活動を終了し1月下旬に帰国した。
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