多用途ヘリコプター UH-1J 愛称 ヒューイ
UH-1J
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「UH-1 (航空機)」の記事における「UH-1J」の解説
平成3年度(1991年度)予算からは、エンジンをAH-1Sと同じT53-K-703に換装し、ワイヤーカッターなどを装備した富士重工業独自の改良型UH-1J(平成3年防衛白書にはHU-1H改、平成4年度防衛白書にはUH-1H改と記載)の調達に切り替え、2007年(平成19年)までに130機を納入した。2020年3月末時点のUH-1Jの保有数は124機である。 UH-1Jはベルとの共同開発をベースとしているが、80パーセントを国産技術としている。UH-1Jは当初より、暗視ゴーグル対応コックピットで生産され、また、大半の機体にはヘリコプター映像伝送装置か赤外線監視装置を搭載できる準備工事が施されている。エンジンカウリングの上部にはIRジャマーも搭載可能。また、J型の民間版205Bも開発し、販売している。 防衛庁(現 防衛省)では1997年(平成9年)からUH-1後継機として、三菱重工業がライセンス生産するUH-60JA(約37億円)の導入も開始したが、非常に高額であることからUH-1J(約12億円)と混用する計画に変更した。2016年度で調達を終了し、現在は、運用限度時間に達した機体から退役が始まっている。 UH-1Jの調達数予算計上年度調達数予算計上年度調達数予算計上年度調達数予算計上年度調達数平成元年度(1989年) 12機 平成6年度(1994年) 13機 平成11年度(1999年) 5機 平成16年度(2004年) 2機 平成2年度(1990年) 0機 平成7年度(1995年) 13機 平成12年度(2000年) 7機 平成17年度(2005年) 3機 平成3年度(1991年) 0機 平成8年度(1996年) 7機 平成13年度(2001年) 6機 平成18年度(2006年) 4機 平成4年度(1992年) 13機 平成9年度(1997年) 3機 平成14年度(2002年) 3機 平成19年度(2007年) 16機 平成5年度(1993年) 13機 平成10年度(1998年) 4機 平成15年度(2003年) 6機 合計 130機
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UH-1J
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日本の富士重工業におけるUH-1Hの改良型。陸上自衛隊向け。
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