simple
「simple」とは、簡単な・質素な・単なることを意味する英語表現である。
「simple」とは・「simple」の意味
「simple」とは、(~することが)「容易な」、「平易な」、または、「簡単な」「単純な」ことを意味する英単語である。その他、飾り気のない地味な様子である「質素な」や、述語に付けて用いて「単一の」、「単なる」などの意味もある。「simple」の品詞は、形容詞である。その他「simple」の派生語で、「simplify」(動詞)、「simplicity」(名詞)、「simply」(副詞)がある。「単に、ただ単に、単純に」のほかにも「完全に、すっかり」といった使い方もあります。「simple」の発音・読み方
「simple」の発音は、カタカナ読みで「スィンポー」、発音記号は「símpl」である。「sí」(スィ)は、舌前歯の裏に舌先をあてて、口を少し開けた状態で前歯の隙間から息を出して「スィ」と発音する。「m」(ン)は、唇を閉じで「ム」に近い発声で「ン」と発音、pl(プル)は閉じた唇から「プ」と唇を突き出すような口の形まま、破裂音で「ポ―」と発音する。「ㇽ」は、大きく発音せず、「ポ」と「ゥ」の間の音で発音する。「simple」の語源・由来
「simple」は、印語根「pel」(祈る)が語源で、その後、ラテン語の「semel」(一回)と「plico」が「simplx」(一重の)となり、古期フランス語で「simple」(易しい)となる。語頭の「sim」は、「単数(ひとつ)」の意味である「single」の「sin」からきている。また、「ple」は、(折りたたむ、重なる)の意があり、「simple」で「重なりのない一つ」を意味し、「単一の」「簡単な」「単純な」の意味となっている。「simple」の動詞形・名詞形
「simplify」とは
「simple」の派生形には「simplify」があり、品詞は動詞である。(~を)「簡単にする」、「単純にする」「安易にする」などの意味がる。
「simplicity」とは
「simplicity」も「simple」の派生語で、品詞は、名詞である。意味は、「簡単」や「単純」、「平易」などである。
「simple」の比較級・最上級表現
母音が2つの形容詞である「simple」の比較級と最上級の比較表現をする場合、2つの方法がある。1つは、比較級には、「er」、最上級には、「est」をつけて最上級にする方法である。「simple」の比較級は、「simple」の語尾に「er」をつけて、「simpler」、最上級には、「est」をつけて「simplest」と比較表現を作ることができる。2つ目は、「simple」の前に「more」をつけて、「more simple」で比較級となり、「the most」をつけて、「the most simple」で最上級を表現できる。「simple」は、音節が「sim-ple」の2音節あるため、比較級は「語尾に~er」または「単語の前に more」、最上級は「the + ~est」または「単語の前に the most」のどちらの形式も使える英単語である。「simple」と「smart」の違い
「simple」には、「単純」で理解しやすこと、「簡単」なことの意味がある。また、いい意味での「素朴」など飾り気のない「質素」の意味としても使われる。一方、「smart」の意味には、「頭がいい」や「利口な」、「賢明な」や「賢い」などの意味がある反面、「生意気な」、「こざかしい」という意味もある。また、いい意味で抜け目がなく、「要領がいい」という意味としても使われる。人や物などの身なりやデザインにおいて、無駄のない、そぎ落とされたと言う意味では、どちらも共通する部分があるが、「simple」は、飾り気のない、分かりやすいデザインであることに対して、「smart」は、きちんとした、ぱりっとしたデザインである。「simple」と「smart」はどちらも「形容詞」の単語であるが、悪い意味と良い意味の両方があり、またポジティブ思考でも解釈できる英単語である。「simple」と「easy」の違い
「simple」は構造などが「簡単」、「単純」の意味を持ち、「構造」や「しくみ」など目に見えるものである。物ごとが簡素で、分かりやすく、ありのままで理解しやすいことである。一方、「easy」は人が「簡単」だと思うことや、「単純な」ことで、目に見えなことである。安易でかつ、労力を必要とせず、気楽なことである。また、行動や動作が「簡単」なことである。「simple」の捉え方が、客観的であることに対して、「easy」は、主体的である。「simple」を含む英熟語・英語表現
「Simple is that」とは
「~というだけのこと」の意味で、「単なる」や「まったくの」、「純然たる」などの意味として使われる。
「Simple is best」とは
「best」は、「good」(良い)の最上級で、「最も良い」、「最良」の意味である。「Simple is best」で、飾り気のない、質素なものやことが最も良い、つまり、「単純素朴で無駄がないのが最良である」の意味となるのだ。
「simple」の使い方・例文
The apple pie is simple to make.このアップルパイを作るのが簡単である。
It is a simple task.
それは簡単な作業である。
He likes a simple life.
彼は質素な生活を好む。
My husband is as simple as a child.
夫は子どものように無邪気です。
The harmonica is a simple instrument.
ハーモニカは単純な楽器である。
シンプル
シンプル(英語:Simple)
作品名
- カール・ニールセンの交響曲第6番の通称の一つ。
- Simple - Mr.Childrenのアルバム『DISCOVERY』に収録。
- SimPle - Mrs. GREEN APPLEの楽曲。1stフルアルバム『TWELVE』に収録。
- シンプル - 高橋優のシングル『虹/シンプル』に収録。ビオレ『スキンケア洗顔料』『うるおいジェリー』CMソング。
その他
- シンプル (お笑いコンビ) - 日本のお笑いコンビ。
- SIMPLE (インスタントメッセージングプロトコル) - コンピュータでインスタントメッセージングに使われる通信プロトコル。
- SiMPLE - プログラミング言語。
- SIMPLEシリーズ - ディースリー・パブリッシャーから発売されている廉価ソフトシリーズ。
- シンプル (たばこ)
- SIMPLE法 - 数値流体力学の手法の一つ。
関連項目
単純
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