RE100プロジェクト
英語:RE100 project、Renewable Energy 100%
事業運営に要するエネルギー(電力)を全て再生可能エネルギーでまかなう取り組み。2010年代半ばに国際環境NGO「The Climate Group」(TCG)が提唱している。
RE100プロジェクトは、企業が率先して風力・水力・太陽光といった再生可能エネルギーを使用することで、化石燃料の消費にもとづく二酸化炭素の排出を抑え、低炭素社会への移行を促すことを目標としている。RE100に加盟する企業には、事業で用いる電力を全て(100パーセント)再生可能エネルギーにするべく取り組むことが求められる。
RE100プロジェクトに加盟している企業は2017年1月の時点で120社を超えている。米国を筆頭に欧米の企業が多く加盟しており、日本や中国、インドなどの加盟企業も増えつつある。
2018年6月には、日本の環境省がRE100への加盟を正式に申請して話題を呼んだ。
ちなみに、バンダイが販売する「ガンプラ」には「RE/100」(リボーン100)と呼ばれるシリーズがあるが、これは100分の1スケール組み立て式プラモデルのシリーズ名でありRE100プロジェクトとの関係はない。
関連サイト:
RE100
RE100プロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 02:54 UTC 版)
RE100 プロジェクト (RE100 project) は、事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために設立された環境イニシアチブのひとつ。事業運営に必要なエネルギーを100%、再生可能エネルギーで賄うことを目標とする。「Renewable Energy 100%」の頭文字から RE100 と名付けられた[1]。
- ^ “【エネルギー】RE100と現在の加盟企業 〜再生可能エネルギー100%を目指す企業経営〜”. Sustainable Japan. 2018年5月21日閲覧。
- ^ “RE100 Members”. RE100 project. 2024年7月15日閲覧。
- ^ “RE100はどうする? 再エネ電気が買えない現実”. 日経ビジネスオンライン. 2018年5月21日閲覧。
- ^ “リコー、「RE100」日本勢で初加盟 全量再生エネめざす連合”. 日本経済新聞 (2017年4月21日). 2018年5月24日閲覧。
- 1 RE100プロジェクトとは
- 2 RE100プロジェクトの概要
- 3 関連項目
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