NWOBHM期〜解散とは? わかりやすく解説

NWOBHM期〜解散(1979年 - 1989年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 21:00 UTC 版)

UFO (バンド)」の記事における「NWOBHM期〜解散(1979年 - 1989年)」の解説

マイケル脱退後UFO即座に後釜として、再びポール・チャップマンを迎えてツアー再開1979年6月には来日公演行った。 翌1980年1月にはビートルズプロデュース知られるジョージ・マーティン起用しアルバム『ヘヴィ・メタル・エクスペリエンス』(No Place to Run)を製作、発表若手によるNWOBHMムーブメントがベテラン・バンドへの追い風にもなり、バンド精力的にツアーをこなし、8月にはレディング・フェスティバルトリ務めた。しかし直後ポール・レイモンド脱退し後任にニール・カーター(g. & key.)が加入バンド以前変わらないように見えたが、勢い失いはじめていた。 1981年1月発表されアルバムワイルド/ウィリング/イノセント』(The Wild, The Willing And The Innocent)は、バンドによる初のセルフ・プロデュース作品で、シングルLonely Heart」をイギリスリリースした1982年2月発売されアルバムメカニックス』(Mechanix)はゲイリー・ライオンズをプロデューサー迎えたことでバランス感覚優れた1枚となり、イギリスでは久々にチャートのTOP10に入るヒット作となったポップなシングルlet it rain」もイギリスでは好調だった。しかしアルバム発表後アメリカ・ツアー中、バンドの音楽性に異を唱えたピート・ウェイが自己のグループ立ち上げるために脱退バンド代役にピーター・ファーンドンを起用しツアー遂行したバンド専任ベーシスト不在のままアルバム『メイキング・コンタクト』(Making Contact)を製作、1983年初頭発売したシンフォニックキーボードメタリックなギター前面打ち出し新たなスタイル提示するセールス伸び悩んだバンドピート後任ビリー・シーンb.)を加えヨーロッパ・ツアー開始その後イギリス・ツアーでは元ダムドパンク・バンド)のポール・グレイ(b.)に交代した。 しかしバンド不安定なメンバー構成セールス不振疲弊し1983年4月遂に解散することになったこのため5月予定されていた来日公演は幻となってしまった。 バンド解散後1983年10月彼等歴史総括したようなベスト・アルバム『ヘッドストーン』(Headstone)をリリース1984年12月フィル・モグ主導により新しメンバーUFO再始動する。注目ギタリスト候補には、当時売り出し中だったイングヴェイ・マルムスティーンの名前もあったが、結局日系人ギタリストアトミック・トミー・Mが迎えられた。ベースはピート・ウェイではなく前作ツアーから引き続いてポール・グレイが担当キーボードにはポール・レイモンド復帰したイギリス・ツアー経て1985年11月アルバムミスディミーナー』(Misdemeanor)をリリース。キーボードサウンドに、トミー卓越したギター・プレイをフィーチャーしたアルバムは、前作『メイキング・コンタクト』で打ち出したサウンドをより発展させた意欲であったその後アメリカ・ツアー行われたが、バンド再興しようとしたフィル熱意商業的に成功せず1987年に主要メンバー脱退しバンドは再び崩壊してしまう。翌1988年には次回作用録音され音源が、ミニ・アルバム殺気!』(Ain't Misbehavin)として発売された。主要メンバー抜けてしまったが、フィル・モグ独自にメンバー集い1989年頃まで細々ながらも活動続けた

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