NPO設立以前とは? わかりやすく解説

NPO設立以前(-2011)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 00:40 UTC 版)

蔵の街遊覧船」の記事における「NPO設立以前(-2011)」の解説

栃木の町は江戸時代日光例幣使街道宿場町栃木宿)、および巴波川舟運利用した物資集散地河岸)として江戸結び付いて発展し小江戸称された。往時栃木から底の浅い都賀船で木材・麻・石灰・米などを積み出し新波河岸(現・栃木市藤岡町部屋)で高瀬舟積み替え江戸へ出荷していた。現在でも巴波川沿いには、土蔵塚田歴史伝説館や横山郷土館が建ち当時繁栄現代伝えている。しかし、舟運途絶えると川は排水汚れ暗渠あんきょ)化が検討されたこともあった。 栃木市1988年昭和63年)に栃木県庁から「誇れるまちづくり事業計画」の指定受けたことを契機活用したまちづくり着手し蔵の街大通り巴波川綱手道の景観整備着手した巴波川綱手道では天然石舗装ヤナギ植樹擬木柵・街路灯ポケットパーク設置などが実施された。行政による景観整備が進む中、2005年平成17年)に栃木市役所栃木市観光協会栃木市商店街連合会栃木商工会議所青年経営者会、栃木青年会議所など8団体加盟して「うずま川遊会」が発足した。同会は川を活用した地域活性化向けて活動開始し目の前に川はあれど船に乗った経験のある人は少なということ発見遊覧船構想浮上した。うずま川遊会は、まず船を借りてきて、イベントとして巴波川運航すると、利用客から良い感触得られた。そこで長さ6.6 mの船を自作し、夏と秋に開催したイベント体験乗船開催合計11日予想上回る約1,500人の乗船者集めた。うずま川遊会は翌年継続することを決定し不足する船頭公募開始した2006年平成18年)より週末定期運航するようになり、遊覧船存在知ってもらおう行灯によるライトアップや、こいのぼりなど季節性のある装飾実施するなど工夫重ねたことで、乗船客年々増加し2007年平成19年)には「栃木市観光目玉になっている」と報じられた。2009年平成21年6月1日には栃木市歴史的町並み景観形成地区都市景観大賞美しまちなみ大賞国土交通大臣賞)を受賞し、うずま川遊会が被表彰団体1つとなり、同年7月1日から年末年始を除く毎日運航となった。これに合わせ、船を2艘から4艘に増強した2010年平成22年5月1日には「蔵の街遊覧船待合処」が湊町開所した。 2011年平成23年)には、4月2日東京・日本橋開催予定の「日本橋お江戸舟運まつり」で舟運再現してほしいと依頼小江戸サミット参加都市にあり、栃木市では巴波川から東京まで遊覧船使って川下りする計画持ち上がった。しかし東日本大震災発生したため一旦中止が決定しその後日本に元気を与え祭り」として10月30日延期開催した栃木市からは東京まで120 km川下り4日かけて実際に行い、まつりに参加した

※この「NPO設立以前(-2011)」の解説は、「蔵の街遊覧船」の解説の一部です。
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