Listen!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 16:06 UTC 版)
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放課後ティータイム [平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬・中野梓 (豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈)] の シングル |
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初出アルバム『K-ON! MUSIC HISTORY'S BOX』 | ||||
B面 | Our MAGIC | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
録音 | 2010年![]() |
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ジャンル | J-POP (アニメソング) (キャラクターソング) (ガールズバンド) |
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時間 | ||||
レーベル | ポニーキャニオン (PCCG-70073 / PCCG-70074) |
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作詞・作曲 | 大森祥子(作詞) 前澤寛之(作曲 #1) 田村信二(作曲 #2) |
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プロデュース | 小森茂生(F.M.F)、 磯山敦、岡本真梨子(PONY CANYON) |
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ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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放課後ティータイム [平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬・中野梓 (豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈)] シングル 年表 |
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「Listen!!」(リッスン)は、放課後ティータイムの通算5枚目のシングル。2010年4月28日にポニーキャニオンから発売された。
概要
TBS系列で放送のテレビアニメ『けいおん!!』(アニメ第2期)の前期エンディングテーマ。前期オープニングテーマの「GO! GO! MANIAC」と同時発売された。
「放課後ティータイム」とは、『けいおん!』に登場する平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、中野梓のキャラクター5人によるバンドユニット。歌っているのは、各キャラクターの声を演じる豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈の5人の声優。「Listen!!」では、日笠陽子(秋山澪役)がメインヴォーカル、他の4人がコーラスをそれぞれ担当した。
ジャケットイラストの異なる初回限定盤と通常盤の2パターンをリリース。初回盤(PCCG-70073)はピクチャーレーベル仕様の着せ替えジャケットになっている。
楽曲は日笠の一生懸命さのあるボーカルに、ノスタルジックなグループサウンズ調のメロディを現代のテクニックで磨かれた印象を持った形となっている[8]。
販売・評価など
- 2010年4月27日付のオリコン・シングルデイリーチャートにて初登場2位を獲得し、オープニングテーマの「GO! GO! MANIAC」も同日初登場1位を獲得[9]。2010年5月10日付オリコン・週間シングルチャートでは初登場第2位を獲得。
- 初動売上はアニメ第1期のエンディングテーマ「Don't say "lazy"」を上回り、「GO! GO! MANIAC」に次ぐ歴代第2位の初動売上を記録。声優のシングルCDとしては歴代第4位となった。
- オープニングテーマの「GO! GO! MANIAC」もオリコン・週間シングルチャートで初登場第1位となり、アニメのキャラクター名義のシングルCDとしてはオリコン史上初の1位・2位独占となった。これは女性グループとしても史上初。女性歌手全体としては、松田聖子が1983年に「瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ」「ガラスの林檎/SWEET MEMORIES」で記録して以来、26年6か月ぶりの記録となり、また史上3例目となった。
- [10][11][12]
- 音楽配信チャートでも、配信開始直後からiTunes Store、moraでは上位にランクインし、レコチョク2010年5月7日付着うたフル週間チャートでは6位となり[13]、日本レコード協会の音楽配信集計チャート(レコ協チャート(「着うたフル」))では、週間9位を獲得した(2010年4月28日 - 5月4日集計)[14]。
- 日本レコード協会よりOPと同時に2010年4月度ゴールド認定作品[15]と発表された。
収録曲
- Listen!! [3:47]
- 作詞:大森祥子、作曲:前澤寛之、編曲:小森茂生
- テレビアニメ『けいおん!!』前期エンディングテーマ
- BSS山陰放送ラジオ「森谷佳奈のはきださNIGHT!」オープニングテーマ曲
- Our MAGIC [4:12]
- 作詞:大森祥子、作曲:田村信二 編曲:小森茂生
- Listen!!(instrumental)
- Our MAGIC(instrumental)
収録アルバム
曲名 | 収録アルバム | 発売日 | 備考 |
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Listen!! | 『K-ON! MUSIC HISTORY'S BOX』 | 2013年3月20日 | CD-BOX、ディスク1『OP & EDシングル』 |
Our MAGIC | 『K-ON! MUSIC HISTORY'S BOX』 | 2013年3月20日 | CD-BOX、ディスク1『OP & EDシングル』 |
脚注
- ^ ウィークリー シングルトップ30 (2010年4月26日 - 5月2日)
- ^ 2010年4月30日放送分より。
- ^ 2010年5月8日放送分より。
- ^ “FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50 May 2010 アーカイブ(2010年5月7日付発表分)”. 文化放送『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』公式サイト. 文化放送 (2010年5月8日). 2010年5月8日閲覧。 初登場時(2009年4月30日放送)の順位は33位。
- ^ “2010年5月8日放送分 第396回 こむチャート”. 文化放送『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』公式サイト. 文化放送 (2010年5月8日). 2010年5月11日閲覧。
- ^ “5月10日発表 TBSラジオ・オフィシャルチャート”. TBSラジオ『ミュージックナビ〜昨日と今日との交差点〜』公式サイト. TBSラジオ&コミュニケーションズ (2010年5月11日). 2010年5月11日閲覧。初登場時(2009年5月3日発表)の順位は8位。
- ^ ここまでは「桜高軽音部」名義。
- ^ 2010年年間TOP10&概説・楽曲紹介 - ドリカンからこむちゃへアニソン黄金伝説!!(扶桑社2012年)
- ^ オリコンスタイル:「けいおん!!」放課後ティータイムが発売初日1、2位を独占
- ^ オリコン (2010年5月4日). “「けいおん!」が史上初アニメキャラ首位、聖子以来26年ぶり1、2位独占も記録” (日本語). 2010年5月4日閲覧。
- ^ 「けいおん!!」の曲1位」 『朝日新聞』2010年5月4日付朝刊、第13版、第26面。
- ^ 「けいおん!!」OP&ED・放課後ティータイムがオリコン週間1位-2位を独占、初動売上は1期から大幅増!、The Natsu Style、2010年5月4日
- ^ レコチョク週間ランキング > 「着うたフル®」
- ^ 社団法人 日本レコード協会 各種情報
- ^ 社団法人日本レコード協会 各種統計 ゴールド等認定作品認定 2010年4月 邦楽シングル
関連項目
外部リンク
Listen
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Listen(リスン)は、2003年(平成15年)11月にソニーから発売されたコンポーネントシステムのブランド名である。また1974年に誕生した日本初のシステムコンポシリーズでも使われていた愛称である[1]。
概要
音へのこだわりを持つユーザー(主に大人)をターゲットに、音質やデザイン面で高級志向のコンポないしはマイクロコンポとして展開された[2]。このため、アルミの押し出し材を使用したり、それまでコンポでは導入されなかったスーパーオーディオCD(SACD)の再生に対応している。
実勢価格は4万円台(SE3)から9万円台(SE9)程度であり[3][4]、それまで市販されていた単品コンポーネント機器のSACDプレーヤーと同等かそれよりも廉価な価格設定だった。
売上実績については公表されていないが、2004年初夏にSE3が生産完了品となった後、2005年にハワード・ストリンガーがソニーCEOに就任した頃に全機種生産完了となり、Listenは後継機種が発売されずに終焉した。同氏が陣立てしたリストラ計画(AIBOなどの生産中止)との関連は不明である。
主な特徴
- SACDの再生に対応
- CD-R/RWに記録したMP3再生にも対応している。
- DVDビデオ再生部ではプログレッシブ(480p)出力に対応したD端子(コンポーネント端子)を装備している。また、CD-R/RWに記録したJPEG画像をテレビに出力することにも対応している。
- MDデッキ部はATRAC/ATRAC3 DSP TYPE-Sを搭載。但し、SoundGateと異なり2バイト文字(全角文字)表示には対応していない。
- アンプ部にコンポとしては初めてS-Masterデジタルアンプを搭載し、小型化と大出力化に成功した。但し、CMT-SE7では搭載していない。
- カセットデッキ部(SE3には非装備)はノーマルテープのみ・ドルビーNR非対応というエントリーモデルと同等の機能であった。
発売された機器
- CMT-SE9
- SACD/CD,アンプ(S-masterデジタルアンプは6チャンネル搭載)と、NetMD対応MD,カセットの2ボックス
- MPEG-2 AAC,ドルビープロロジックⅡ,デジタルシネマサウンド(シネマスタジオEXモード)を搭載している。
- フロント・センター・サラウンドスピーカー(後方)、スーパーウーファーの6本のスピーカーが付属し、標準でSACDとDVDビデオプレーヤーの5.1ch再生(→ホームシアター)に対応している。フロントスピーカーには「ナノファイントゥイーター」が装備されている。
- CMT-SE7(シルバー/ホワイト)
- SACD/CD,アンプ,NetMD対応MDの1ボックス
- シルバーとホワイトのカラーバリエーションがあり、シルバーではCMT-SE9のフロントスピーカーと同じものが、ホワイトではラウンドシェイプ型のスピーカーが付属している。
- CMT-SE3
- SACD/CD,アンプの1ボックス(S-masterデジタルアンプは2チャンネル搭載)
- 木目調2Wayバスレフ型スピーカーが付属。
- 非搭載であるMD(Net MD)・カセットは専用オプションのMDS-SE9(SE9の同デッキと同じ1ボックス)を追加し2ボックスとすることで利用できる。
CM
都会の大階段などを行き交うサラリーマン達の群衆の映像に「いつのまにか大人になって、いつのまにか音楽のそばにいない」「Adults Only Audio Listen」というキャッチコピーが映し出される「群衆編」がテレビCMとして制作され、発売時と2004年の7月前後(ボーナスシーズンでもあった)に放送された。
BGMに、シンディ・ローパーのタイム・アフター・タイム(過ぎ去りし想い)を使用した15秒・30秒の2バージョンと、MISIAの「つつみ込むように…」を使用した15秒バージョンの3パターンが制作された[5]。
脚注
- ^ “Sony Design History 1970s”. ソニー. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “スーパーオーディオCDやDVDも楽しめる 高音質を追求したシステムステレオ"Listen(リスン)"シリーズ3機種を発売”. ソニーマーケティング (2003年8月27日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ “ソニー、SACD/Net MD対応5.1chシステムなど”. AV Watch編集部 (2003年8月27日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ “SACDやDVDに対応したミニコンポ“Listen”シリーズ3機種を発売”. Phile-web編集部 (2003年8月27日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ “"Listen" CM INFORMATION”. ソニー. 2021年1月9日閲覧。
関連項目
- ミニコンポ
- NETJUKE
- Net MD
- SoundGate
- SonicStage
- pixy
- プレイステーション3 - 初期モデルはSACD再生対応
同時期に新規発売され、2006年までに新規展開が停止されたソニー製品
固有名詞の分類
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