KSBC捜査官
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「レッドアイズ 監視捜査班」の記事における「KSBC捜査官」の解説
神奈川県警から出向している警察官。 島原由梨(しまばら ゆり)〈35〉 演 - 松下奈緒 KSBCセンター長。階級は警視。1988年4月23日生まれ。横浜市港北区本町在住。 KSBCに集められた情報を元に現場部隊の捜査方針を決定する指揮官。有能であった伏見をKSBCの特別捜査官に登用し、彼が提示していた条件であった探偵事務所の仲間たちもKSBCの特別捜査官として迎え入れる。塾講師の夫・信嗣と二人暮らしで両親とは疎遠だが、年の離れた妹のはるかとは仲が良い。 伏見が懲戒免職を決定付ける事件を起こした時は止められなかった事を深く後悔していたが、伏見が婚約者の美保を殺害した犯人を捕まえ復讐するという決意を聞いた際は苦言を呈している。 蠣崎の凶弾により夫の信嗣を殺害される様子をリモート映像越しに見せられ、現場に到着した伏見が確保した蠣崎に銃口を向けるが、伏見に銃を下げるように指示し夫を失いながらも決して復讐してはいけないことを示す。 夫・信嗣の死後、これまでの心労が祟ったことで職務中に倒れ、それを機に奥州にカウンセリングを受けることを命じられたため鳥羽メンタルクリニックに通う。 「先生」の一味が2度「B2ファイル」を狙ったことから今回の一連の事件を解くカギは「B2ファイル」の中にあると考え奥州が離席中にファイルをコピーして持ち出し、創設者の奥州が5年で20件の事件を隠蔽していたことがファイルから判明したためKSBCは解散することとなる。 長篠文香(ながしの ふみか)〈27〉 演 - 趣里 情報分析官。階級は警部。サイバー犯罪対策課に所属していたが、過去に兄・晋平と自らが被害者となり関わった拉致監禁事件から監視捜査の重要性を感じており、自らKSBCに異動を願い出ている。 最初は伏見やその仲間達に懐疑的だったが、招かれてすぐに遭遇した事件を優れた能力で解決すると、彼らの能力を認めるようになる。小牧と捜査方法で対立することが多かったが、プログラマーとしての才能は認め、小牧に追いつきたいという念を抱くようになる。 島原が夫・信嗣を亡くした心労から倒れてしまった際、彼女の代わりにKSBCの陣頭指揮を執り、辰二郎が神流川一馬から優希と克巳を奪還する作戦のバックアップを行う。 11年前の高校1年の時に拉致監禁の被害に遭っており、その時に事件の捜査に当たった刑事が爆発物で爆殺された宇土と堅志田で、伏見の指示で湊川がチェックした文香のバッグの中に爆弾の起爆装置が入っていたことから、爆破事件の容疑者である疑惑が持ち上がるが、爆破事件の事件発生現場の監視カメラの映像から、犯行に関わっている人物が兄・晋平であることに気付き、監視カメラの画像を消去していたことがPCのデータ履歴から確認され、兄を庇っていたことが判明する。犯人隠避やKSBCでの爆破未遂事件の責任を取るため退職願を島原に差し出すが、『あなたの責任は兄の様な人物を二度と生まないことだ』と説得され、KSBCに必要な人材であるとして受け取りを拒否される。 阿蘇涼子(あそ りょうこ)〈23〉 演 - 泉川実穂 情報分析官。 KSBC本部に蠣崎一味がセキュリティを突破して侵入された際に警報装置を押そうとするが、一味の兼山に見つかり左肩を拳銃で狙撃される。「B2ファイル」を提出しようとしない島原が蠣崎から「隠蔽した犯罪の公表を防ぐために部下を見殺しにするんだな」と言われた際は、任務に就いた時点で危険は覚悟しているので、蠣崎に従わないようにと訴える。 負傷入院した神奈川警察病院で蠣崎が拳銃で自殺したことをKSBCに報告する。 富山晴喜(とやま はるき)〈31〉 演 - ヒラノショウダイ 情報分析官。 清掃員に扮した蠣崎一味にKSBC本部に通じる地下通路で襲撃され、掌の静脈の生体認証を使われてしまい、KSBC本部のドアのセキュリティを突破されてしまう。 沼尻菜々(ぬまじり なな)〈31〉 演 - 小野寺ずる 情報分析官。
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