KA25とは? わかりやすく解説

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【Ka-25】(けーえーにじゅうご)

ソ連カモフ設計局開発されヘリコプター
NATOコードHormone(ホーモン)。
初飛行1961年1950年代開発され原型機Ka-20 ハープベース対潜ヘリコプターとして開発された。
ローターKa-50Ka-27同じく二重反転ローター採用し機体西側艦載ヘリ比べ小型化されており、最大12名の兵員搭乗させることができる。
生産機数は約500機でキエフ級モスクワ級航空重巡洋艦クレスタⅡ型巡洋艦などロシア海軍各種艦艇配備された。
また、対潜ヘリコプター以外にも救難ヘリコプター型や掃海ヘリコプター型など派生型多数開発されている。
現在ではその座を後継Ka-27譲っている。

スペックデータ

派生型


Ka-25 (航空機)

(KA25 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/01 05:00 UTC 版)

Ка-25

1970年1月、モスクワ上空のKa-25

  • 初飛行1961年
  • 運用状況:現役

Ka-25(カモフ25, ロシア語: Ка-25)は、ソビエト連邦カモフ設計局で開発されたヘリコプターNATOコードネームは、ホーモン(Hormone)。

Hormoneとは「ホルモン」の英語読みである。

概要

同軸反転式ローターが特徴的なヘリコプターであり、西側ではリンクスワスプSH-2といった、小型の哨戒ヘリコプターに相当する。今日では、その役割をKa-27 ヘリックスによって更新されつつある。

性能・主要諸元

  • 乗員:2名(最大14名)
  • 主回転翼直径:15.7m
  • 全長:9.7m
  • 全高:5.4m
  • 超過禁止速度:220km
  • 航続距離:400km

派生型

Ka-25PL/Ka-25BSh
対潜型。NATOコードネームは"ホーモンA"。レーダーディッピングソナー、曳航MAD装備。対潜魚雷、もしくは核爆雷/通常爆雷を搭載できる。
Ka-25T
対艦ミサイル誘導型。NATOコードネームは"ホーモンB"。搭載したレーダーで対艦ミサイル発射母体から水平線を越える照準を担当する。
Ka-25PS
救難型。NATOコードネームは"ホーモンC"。
Ka-25BShZ
掃海型。
Ka-25F
攻撃ヘリコプターとしての提案型。
Ka-25V
民間型貨物吊り下げ用装置装備。試作のみ。
Ka-25TL/TI/IV
ミサイル追跡型。

関連項目



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