JOEPO〜1981KHzとは? わかりやすく解説

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JOEPO〜1981KHz

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 15:11 UTC 版)

『JOEPO〜1981KHz』
EPOスタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル RCARVC
プロデュース 宮田茂樹
チャート最高順位
EPO アルバム 年表
GOODIES
1980年
JOEPO〜1981KHz
1981年
う・わ・さ・に・な・り・た・い
1982年
EANコード
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JOEPO〜1981KHz』(ジェイ・オー・イー・ピー・オー いちきゅうはちいち キロヘルツ)は、EPOの1枚目のミニ・アルバム1981年9月21日発売。発売元はRCARVC

概要・制作

架空のラジオ局 "JOEPO"(ジェイ・オー・イー・ピー・オー)をコンセプトとして、一つのラジオ番組を作るというイメージでジングルや1分足らずの短い曲を織り交ぜながら構成された企画ミニ・アルバム。当時、EPOの歌声はTV-CMやラジオのジングル、他のアーティストのコーラスなどで頻繁に流れており、本作はそれらを発展させる形で制作された作品である[8]。プロデュースは宮田茂樹。編曲はJOEPO BAND[注釈 1]を中心として、清水信之大村憲司らが手掛けている。また、前作『GOODIES』に続き山下達郎が作曲・編曲で参加している。

2枚目のシングル「Park Ave.1981」のB面曲「ポップ・ミュージック 2nd.」を収録。M-3「身代りのバディー」は、後に3枚目のシングル「Girl in me」のB面曲としてリカットされた。M-4「真夜中にベルが2度鳴って」は、山下のアルバムMOONGLOW』レコーディング時の未使用曲にEPOが詞を付けたもの。コーラスには大貫妙子竹内まりやのほか、新たに吉田美奈子を迎えている。

EPOは本作の制作エピソードを「深夜ラジオ世代のEPO。得意のコーラスを駆使した番組サウンドステッカーを、全国のAMFM局にプレゼントしたことがありました。その時のコンセプトを元に作ったこのアルバムは、全体がひとつの放送局の番組仕立てになっています。」と残している[9]

収録曲

LP・CT

Side A
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. JOEPO JOEPO BAND JOEPO BAND JOEPO BAND
2. National Album Count Down〜This Week No.1!     JOEPO BAND
3. 身代りのバディー EPO EPO 山下達郎
乾裕樹(ストリングス編曲)
4. 真夜中にベルが2度鳴って EPO 山下達郎 山下達郎
5. See You Next Side Again EPO・Peter Schwaltz Peter Schwaltz Peter Schwaltz
合計時間:
Side B
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. ポップ・ミュージック 2nd.[注釈 2] EPO EPO 清水信之
EPO(ボーカル・アレンジ)
2. JOEPO -安易テクノポップの巻-     EPO
3. エスケイプ EPO EPO 大村憲司
4. 逆さ時計が欲しい 有川正沙子 EPO 清水信之
5. DOO WAK DOO JOEPO BAND JOEPO BAND JOEPO BAND
合計時間:

CD・Blu-spec CD2

(収録時間はタワーレコードのサイトより引用[1]

# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「JOEPO」 JOEPO BAND JOEPO BAND JOEPO BAND
2. 「National Album Count Down〜This Week No.1!」     JOEPO BAND
3. 「身代りのバディー」 EPO EPO 山下達郎
乾裕樹(ストリングス編曲)
4. 「真夜中にベルが2度鳴って」 EPO 山下達郎 山下達郎
5. 「See You Next Side Again」 EPO・Peter Schwaltz Peter Schwaltz Peter Schwaltz
6. 「ポップ・ミュージック 2nd.」 EPO EPO 清水信之
EPO(ボーカル・アレンジ)
7. 「JOEPO -安易テクノポップの巻-」     EPO
8. 「エスケイプ」 EPO EPO 大村憲司
9. 「逆さ時計が欲しい」 有川正沙子 EPO 清水信之
10. 「DOO WAK DOO」 JOEPO BAND JOEPO BAND JOEPO BAND
合計時間:

参加ミュージシャン

〈アルバムのライナーノーツより〉

発売履歴

地域 リリース日 レーベル 規格 規格品番 備考
日本 1981年9月21日[10] RCA / RVC 30cmLP RHL-4501
1981年9月21日 カセット RHT-4501
1990年11月21日[11] BMGビクター 12cmCD BVCR-5015 初CD化
1999年6月23日[12] BMGジャパン BVCK-38006 RCA名盤選書
2007年4月25日[13] Sony Music BVCK-17003 紙ジャケット仕様
2015年4月8日[14] Blu-spec CD2 MHC7-30026 タワーレコード限定販売[1]
2020年9月9日[15] 音楽配信 ハイレゾ
2024年9月25日[16] Blu-spec CD2 MHCL-31019

脚注

注釈

  1. ^ このアルバムの為にEPOを含む数名のミュージシャンが集結したバンドの呼称と思われるが、メンバーの詳細については不明。
  2. ^ 1stアルバム『DOWN TOWN』収録の同タイトル曲にサビを追加した別バージョン。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m EPO/う・わ・さ・に・な・り・た・い<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2022年9月9日閲覧。
  2. ^ オリコン 2006, p. 103
  3. ^ EPO JOEPO~1981KHz”. Amazon japan (1994年11月21日). 2025年2月28日閲覧。
  4. ^ EPO JOEPO~1981KHz”. Amazon japan (1999年6月23日). 2025年2月28日閲覧。
  5. ^ EPO JOEPO~1981KHz (紙ジャケット仕様)”. Amazon japan (2007年4月25日). 2025年2月28日閲覧。
  6. ^ EPO JOEPO~1981KHz (Blu-spec CD2)”. Amazon japan (2015年4月8日). 2025年2月28日閲覧。
  7. ^ EPO JOEPO~1981KHz”. Amazon japan (2024年9月25日). 2025年2月28日閲覧。
  8. ^ アルバムのライナーノーツより。
  9. ^ EPOオフィシャルサイト eponica.netより。
  10. ^ Epo (2) – Joepo〜1981Khz”. Discogs. 2022年9月3日閲覧。
  11. ^ エポ – Joepo〜1981Khz”. Discogs. 2022年9月3日閲覧。
  12. ^ EPO / JOEPO〜1981KHz (再発)”. CDJournal. 2022年9月3日閲覧。
  13. ^ JOEPO 〜1981KHz”. Sony Music Shop. 2022年9月3日閲覧。
  14. ^ JOEPO〜1981KHz”. Sony Music Shop. 2022年9月3日閲覧。
  15. ^ EPO”. MUSIC GUIDE情報局. 2022年9月2日閲覧。
  16. ^ JOEPO~1981KHz”. ORICON NEWS. 2025年2月28日閲覧。

参考資料

  • オリコン『ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1970-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月。 ISBN 978-4-87131-077-2 

外部リンク

音楽配信





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