プリンストン高等研究所
プリンストン高等研究所 | |
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![]() プリンストン高等研究所(米国ニュージャージー州) | |
正式名称 | Institute for Advanced Study |
日本語名称 | プリンストン高等研究所 |
略称 | IAS |
組織形態 | 私立研究所 |
所在地 |
![]() ニュージャージー州 プリンストン市 北緯40度19分54秒 西経74度40分04秒 / 北緯40.33167度 西経74.66778度 |
設立年月日 | 1930年[1] |
ウェブサイト | http://www.ias.edu/ |
プリンストン高等研究所(プリンストンこうとうけんきゅうじょ、英語: Institute for Advanced Study)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州プリンストン市にある研究所。自然科学、数学、社会科学、歴史学の四部門を持ち、世界で最も優れた学術研究機関の一つとされる。
中核となるのは27名の教授陣。いずれも最高レベルの研究者であるが、特に物理学と数学の研究が有名である。なお「教授」とはいうものの、原則として授業負担はなく、各自の研究を進めることに加え、毎年世界各地から招聘される約190名の研究者を選抜することが主な職務である。
正式名称は「高等研究所」(Institute for Advanced Study)だが、類似の名称の研究所は内外に数多くあるため、日本では「プリンストン高等研究所」と呼ばれることが多い。プリンストン大学とは別の組織であるが、密接な協力関係にある[2]。
歴史
1930年、ニューアーク・デパートで財を成したバンバーガー兄弟が出資して設立。アルバート・アインシュタイン、クルト・ゲーデル、ジョン・フォン・ノイマン、ロバート・オッペンハイマーら世界中から有力な研究者が集ったことでも知られる。オッペンハイマーは第二次世界大戦中にはロスアラモス国立研究所所長としてマンハッタン計画を主導し、原子爆弾を開発していたが、戦後の1947年にはプリンストン高等研究所の所長に任命された。
現在
現在でも非常に著名な研究者が多数在籍している。数学部門では、4名のフィールズ賞受賞者、1名のネヴァンリンナ賞受賞者をはじめとするメンバーが揃っている。自然科学部門ではフィールズ賞受賞者のエドワード・ウィッテンや共同研究者のネーサン・サイバーグ、AdS/CFT対応で超弦理論において一躍トップに立ったフアン・マルダセナ等を擁する。社会科学部門では2007年にノーベル経済学賞を受賞したエリック・マスキンが在籍している。
関係者
- エイブラハム・フレクスナー
- アルバート・アインシュタイン
- ヘルマン・ワイル
- クルト・ゲーデル
- ジョン・フォン・ノイマン
- ロバート・オッペンハイマー
- エドワード・ウィッテン
- ネーサン・サイバーグ
- フアン・マルダセナ
- オズワルド・ヴェブレン
- スティーブン・ウルフラム
- スティーヴン・スメイル
- フリーマン・ダイソン
- エーリヒ・アウエルバッハ
- 陳省身
- シン・トゥン・ヤウ
- エリック・マスキン
- クリフォード・ギアツ
- マイケル・ウォルツァー
- 湯川秀樹
- 小平邦彦
- 伊藤清
- 宍倉光広
- 木下東一郎
- 中西襄
- 中山正
- 岩澤健吉
- 楠川幸子
脚注
- ^ Mission and History The Institute for Advanced Study プリンストン高等研究所ウェブサイト 2010-05-02 閲覧
- ^ Institute for Advanced Study: Frequently Asked Questions What is the relationship between the Institute and Princeton University?
参考文献
- 斎藤眞『アメリカとは何か』平凡社〈平凡社ライブラリー(新版)〉、1995年。ISBN 4-582-76089-9。
関連文献
- ジョン・L・カスティ 『プリンストン高等研究所物語』 寺嶋英志訳、青土社、2004年。ISBN 4791761588
- ジョージ・ダイソン 『チューリングの大聖堂』 吉田三知世訳、早川書房、2013年/ハヤカワ文庫(上下)、2017年。ISBN 4152093595
- 第49回日本翻訳出版文化賞受賞。副題にコンピュータの創造とデジタル世界の到来。各研究所初期の伝記
関連項目
外部リンク
「Institute for Advanced Study」の例文・使い方・用例・文例
- 5 月15 日の午前8 時30 分から午後3 時まで、Oceanview公園で開催される、毎年恒例のWalk for Petsについてのお知らせです。
- イベントによる収益金の半分は、捨てられたペットのための保護施設であるHome for Petsに使われ、残りはさまざまな動物福祉団体に分配されます。
- 年次監査を行うために、Bradford and Partnersの会計士たちが10 月10 日の午前10 時に当社を訪ねてくる予定です。
- Bradfordの新人会計士2 名が今年の監査を担当すると連絡がありました。
- こんにちは、Bradfordさん。
- 昨日Bradfordさんが受け取られたデスクランプについてお電話を差し上げています。
- 取り違えてしまって申し訳ありませんが、あのランプは別のお客様に送られるはずのもので、誤ってBradfordさんに配送されました。
- Bradfordさんが受け取るはずだった商品は、Anne Keeganさんからの贈り物のご注文でした。
- タックマンモデルとは、チームビルディングにおける5段階、すなわち形成(Forming)、混乱(Storming)、統一(Norming)、機能(Performing)、散会(Adjourning)を示すモデルである。
- 着手する; 〔…の〕端緒を開く 〔for〕.
- 紺 《Oxford 大学およびその選手の色標》.
- 〔音楽会などへの〕優待券, 招待券 〔to, for〕.
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
- 【文法】 相関語 《either と or, the former と the latter など》.
- [for a] holiday to [in] France last year. 昨年は休暇をとってフランスへ旅行した.
- (最も奥の), foremost (真っ先の).
- 新大学, 1960 年以降に創設された大学, 板ガラス大学 《Oxford, Cambridge のような石造りの ancient universities, 19 世紀に創設された London 大学のような赤れんが造りの redbrick universities に対して言う; 建築様式がふんだんに plate glass を使ってモダンなことから》.
- コンセプション岬 《California 州にある》.
- être for this policy? この政策はどんな存在理由があるのか.
- から Oxford へ通ずる)オックスフォード街道.
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