Hyphantria cuneaとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 害虫の種類 > Hyphantria cuneaの意味・解説 

アメリカシロヒトリ(産卵中)

アメリカシロヒトリ Hyphantria cunea (DRURY)

アメリカシロヒトリ(産卵中)

この害虫属する群
植栽害虫(1) アメリカシロヒトリ
  • アメリカシロヒトリ Hyphantria cunea (DRURY)
形態
 成虫体長1416mm、翅のほか胸、脚、触角白色前翅には小さな黒点生じるが、その現れ方個体によって差が著しい。幼虫は30mmに達し、頭は黒色、体の側面薄緑色で背面が灰黒色体中白色長毛覆われる
生態
 通常は年2回の発生で、本州南部では3回発生する地域もある。百数十種の広葉樹食べ果樹害虫にもなる。越冬し成虫300800個の卵を裏に産みつけ、幼虫は3齢まで薄い糸を張ってその中で集団生活をし、4齢以降分散して食害する

アメリカシロヒトリ

和名:アメリカシロヒトリ
学名Hyphantria cunea
    チョウ目ヒトリガ科
分布本州四国九州
 
写真(上):アメリカシロヒトリ幼虫
写真(下):アメリカシロヒトリ被害
説明
成虫体長25〜30mm。第二次大戦米軍物資とともに北米より侵入した加害樹種非常に多いが,とくにサクラ,プラナタス,ポプラミズキなど落葉広葉樹被害が多い。基本的には年2世代。最初成虫は5〜6月2回目7〜8月に発生しメス裏に卵塊産卵する。若い幼虫は口から吐いた糸で作った巣の内部集団生活をするが,大きくなる単独生活する越冬地面降りた後,落ち葉の間などでになって行う。集団生活している初期幼虫は,ごと除去する。またはDDVPスミチオン乳剤1000倍などの散布を行う。
アメリカシロヒトリ幼虫

アメリカシロヒトリ被害



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Hyphantria cunea」の関連用語

Hyphantria cuneaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Hyphantria cuneaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
イカリ消毒イカリ消毒
Copyright 2025 IKARI CORPORATION All rights reserved.
森林総合研究所森林総合研究所
(C) Copyright 2025 Forestry and Forest Products Research Institute, All right reserved

©2025 GRAS Group, Inc.RSS