Heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/27 18:46 UTC 版)
『heavenly』 | ||||
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L'Arc〜en〜Ciel の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ニュー・ウェーヴ ゴシック・ロック ロック |
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時間 | ||||
レーベル | Ki/oon Sony Records | |||
プロデュース | L'Arc〜en〜Ciel | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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L'Arc〜en〜Ciel 年表 | ||||
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『heavenly』収録のシングル | ||||
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『heavenly』(ヘヴンリー)は、日本のバンド・L'Arc〜en〜Cielの3作目のアルバム。1995年9月1日発売。発売元はKi/oon Sony Records。
解説
前作『Tierra』以来約1年2ヶ月ぶりとなる3作目のオリジナルアルバム。
アルバムのキャッチコピーは、「素敵[1]を召しませ」。オリコンアルバムチャートで初登場3位を記録し、最終的な売り上げは約39万枚を売り上げるヒット作となった。
本作はライブツアー「in CLUB '95」で先行披露された楽曲が多く収録されている[2]。また、本作のレコーディングを振り返りhydeは「『Tierra』はレコーディングにすごく時間がかかったから、『heavenly』はもうちょっとスピードを上げて作ったような記憶がある[3]」と語っている。sakuraは「バンドで合わせたときの新鮮さを失わないよう取り組んだアルバム[2]」と述べている。
また、1995年12月に音楽専科社より『heavenly』オルゴールCDを限定予約通販で発売した。申込者には12月24日に届くようになっており、先着3000名に限りシリアルナンバー付き。内容物はオルゴールCDに加え、超大型サイズの豪華写真集 (オールカラー120ページ)、シリアルナンバーカードなどである。
ジャケットの写真はビアンカという女性モデル。彼女は今作の他に上記写真集や「Vivid Colors」、「夏の憂鬱」(PVにも出演) のジャケットにも起用されている。また後に「NEO UNIVERSE」のPVにも出演しており、何かとL'Arc〜en〜Cielと縁がある人物である。
初回限定仕様はスーパーピクチャーレーベル。
収録曲
- Still I'm With You
- 「単なるラヴソングではなく、遠まわしに皮肉を入れた曲」とhydeは語っている。
- Vivid Colors
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Akira Nishihira
- 2ndシングル。シングルバージョンよりアウトロの時間が長くなっている為、曲のトータル時間が2秒長くなっている。
- このためブックレットや公式サイトにはないが、Sony Music Shopには「アルバムヴァージョン」の表記がある。
- and She Said
- 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- このアルバム発売前にビデオシングルとして発売された。
- ガラス玉
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- Secret Signs
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- hydeが「セクシーでイヤラしい歌詞」を歌ってみたいと思って書いた詞。
- C'est La Vie
- 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- タイトルはフランス語で「人生なんてこんなものだ」という意味で、読み方は「セ ラ ヴィ」。
- ライブで長らく演奏されていなかったが、2012年に行われたライブツアー「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」で15年ぶりに演奏された。
- 夏の憂鬱
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- 3rdシングル「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」の原型となった曲。
- 後にパートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELでリアレンジされ、32ndシングル「DAYBREAK'S BELL」のカップリングに収録されたが、原曲を留めていないくらいアレンジされており、副題もリカットシングルに付いていた[time to say good-bye]から[SEA IN BLOOD 2007]に変更されている。
- Cureless
- 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- この曲の原曲は、「記憶の破片 (かけら)」というタイトルでインディーズ時代から演奏されていたが、本作収録に伴いリアレンジされている。本作の制作時では、最後に作詞と歌入れが行われている。なお、「記憶の破片」の作曲者は元ギターのhiroである。
- 静かの海で
- 作詞:hyde / 作曲・編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- The Rain Leaves a Scar
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- hyde曰く、タイトルは「雨さえも僕の傷跡を癒せない」という意味。メンバーは派手さを意識して演奏した。ラルクのアルバムでは珍しく激しい曲で終わる。
参加ミュージシャン
収録ベストアルバム
- 『The Best of L'Arc〜en〜Ciel 1994-1998』 (#2、#3、#7,シングルバージョン)
- 『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』 (#4)
- 『TWENITY 1991-1996』 (#2、#7,シングルバージョン)
脚注
- ^ 帯には、素敵の文字の横「ヘブンリィ」と読みカナが書かれている。
- ^ a b c 『is』、シンコー・ミュージック・エンタテイメント、1996年
- ^ L'Arc〜en〜Ciel バンド結成20年の歴史を振り返るメンバー4人ソロインタビュー hyde - ナタリー
heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/19 11:19 UTC 版)
『heavenly』 | ||||
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L'Arc〜en〜Ciel の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | 1995年9月1日 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | 46分47秒 | |||
レーベル | Ki/oon Sony Records | |||
プロデュース | L'Arc〜en〜Ciel | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールド等認定 | ||||
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L'Arc〜en〜Ciel 年表 | ||||
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『heavenly』 からの シングル | ||||
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『heavenly』(ヘヴンリー)は、日本のバンド・L'Arc〜en〜Cielの3作目のアルバム。1995年9月1日発売。発売元はKi/oon Sony Records。
目次 |
解説
アルバムのキャッチコピーは、「素敵を召しませ」。オリコンアルバムチャートで初登場3位を記録し、最終的な売り上げは約39万枚を売り上げるヒット作となった。
また、1995年12月に音楽専科社より『heavenly』オルゴールCDを限定予約通販で発売した。申込者には12月24日に届くようになっており、先着3000名に限りシリアルナンバー付き。内容物はオルゴールCDに加え、超大型サイズの豪華写真集(オールカラー120ページ)、シリアルナンバーカードなどである。
ジャケットの写真はビアンカという女性モデル。彼女は今作の他に上記写真集や「Vivid Colors」、「夏の憂鬱」(PVにも出演)のジャケットにも起用されている。また後に「NEO UNIVERSE」のPVにも出演しており、何かとL'Arc〜en〜Cielと縁がある人物である。
初回限定仕様はスーパーピクチャーレーベル。
収録曲
- Still I'm With You
- 「単なるラヴソングではなく、遠まわしに皮肉を入れた曲」とhydeは語っている。
- Vivid Colors
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Akira Nishihira
- 2ndシングル。シングルバージョンよりアウトロの時間が長くなっている為、曲のトータル時間が2秒長くなっている。このためブックレットや公式サイトにはないが、Sony Music Shopには「アルバムヴァージョン」の表記がある。「15th L'Anniversary Live」人気投票15位。
- and She Said
- 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- このアルバム発売前にビデオシングルとして発売された。「15th L'Anniversary Live」人気投票48位。
- ガラス玉
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- このアルバムの曲の中で、一番初めに詞が書かれたバラード。最初の約30秒間は波の音で、静かにAメロに入るが、サビに入った途端、一変する。作曲者のkenによると、この曲のギターソロは、「風の行方」のPV撮影で訪れたモロッコでイメージが生まれたと語っている。曲が完成する前は「Into the silence」というタイトルだった。
- コンサートツアー「CONCERT TOUR '96〜'97 Carnival of True」以降、長らくライブで演奏されていなかったが、2011年に行われたライブ「20th L'Anniversary LIVE」で約15年ぶりに演奏された。「15th L'Anniversary Live」人気投票16位。
- Secret Signs
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- hydeが「セクシーでイヤラしい歌詞」を歌ってみたいと思って書いた詞。
- C'est La Vie
- 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- 夏の憂鬱
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- 3rdシングル「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」の原型となった曲。
- 後に、パートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELでリアレンジされ、32ndシングル「DAYBREAK'S BELL」のカップリングに収録している。原曲を留めていないくらいアレンジされており、メタルに近い曲となっている。副題もリカットシングルに付いていた[time to say good-bye]から[SEA IN BLOOD 2007]に変更されている。
- Cureless
- 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- この曲の原曲は、「記憶の破片(かけら)」というタイトルでインディーズ時代から演奏されていたが(実際はイントロが類似しているだけで全く別の曲)、本作の制作時では、最後に作詞と歌入れが行われている。なお、「記憶の破片」の作曲者は元ギターのhiroである。
- 静かの海で
- 作詞:hyde / 作曲・編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- The Rain Leaves a Scar
- 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
- hyde曰く、タイトルは「雨さえも僕の傷跡を癒せない」という意味。メンバーは派手さを意識して演奏した。ラルクのアルバムでは珍しく激しい曲で終わる。
参加ミュージシャン
収録ベストアルバム
- 『The Best of L'Arc〜en〜Ciel 1994-1998』 (#2、#3)
- 『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』 (#4)
- 『TWENITY 1991-1996』 (#2)
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