European Film Award for Best Actor

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ヨーロッパ映画賞 男優賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/19 06:04 UTC 版)

ヨーロッパ映画賞 男優賞（European Film Award for Best Actor）は、ヨーロッパ映画賞における最優秀男優賞である。ヨーロッパ映画アカデミーにより1988年から授与されている。

受賞とノミネート

1980年代

年	受賞とノミネート	題名	原題
1988 1回	マックス・フォン・シドー	『ペレ』	Pelle erobreren
	クラウス・マリア・ブランダウアー	『ハヌッセン』	Hanussen
	Alfredo Landa	『にぎやかな森』	El bosque animado
	Udo Samel	N/A	Mit meinen heißen Tränen
	Dorel Vişan	N/A	Iacob
1989 2回	フィリップ・ノワレ	『愛をもとめて/素顔の貴婦人』 『ニュー・シネマ・パラダイス』	La vie et rien d'autre Nuovo cinema Paradiso
	ダニエル・デイ＝ルイス	『マイ・レフトフット』	My Left Foot
	Davor Dujmovic	『ジプシーのとき』	Dom za vesanje
	Károly Eperjes	N/A	Eldorádó
	Jozef Kroner	N/A	Ti, koyto si na nebeto

1990年代

年	受賞とノミネート	題名	原題
1990 3回	ケネス・ブラナー	『 ヘンリー五世』	Henry V
	ジェラール・ドパルデュー	『シラノ・ド・ベルジュラック』	Cyrano de Bergerac
	Philip Zandén	N/A	Skyddsängeln
1991 4回	ミシェル・ブーケ	『トト・ザ・ヒーロー』	Toto le héros
	Claudio Amendola	N/A	Ultrà
	Richard Anconina	『ピストルと少年』	Le Petit Criminel
1992 5回	マッティ・ペロンパー	『ラヴィ・ド・ボエーム』	La Vie de bohème
	ドニ・ラヴァン	『ポンヌフの恋人』	Les Amants du Pont-Neuf
	Enrico Lo Verso	『小さな旅人』	Il ladro di bambini
1993 6回	ダニエル・オートゥイユ	『愛を弾く女』	Uncoeurenhiver
	Carlo Cecchi	N/A	Morte di un matematico napoletano
	ヤン・デクレール	『神父ダーンス』	Daens
1994 7回	受賞なし
1995 8回	受賞なし
1996 9回	イアン・マッケラン	『リチャード三世』	Richard III
1997 10回	ボブ・ホスキンス	『トゥエンティフォー・セブン』	24 7: Twenty Four Seven
	マリオ・アドルフ	『悦楽晩餐会/または誰と寝るかという重要な問題』	Rossini
	Jerzy Stuhr	N/A	Historie miłosne
	フィリップ・トレトン	『コナン大尉』	Capitaine Conan
1998 11回	ロベルト・ベニーニ	『ライフ・イズ・ビューティフル』	La vita è bella
	ハビエル・バルデム	『ライブ・フレッシュ』	Carne trémula
	ピーター・マラン	『マイ・ネーム・イズ・ジョー』	My Name Is Joe
	ウルリク・トムセン	『セレブレーション』	Festen
1999 12回	レイフ・ファインズ	『太陽の雫』	Sunshine
	Anders W. Berthelsen	『ミフネ』	Mifunes sidste sang
	ルパート・エヴェレット	『理想の結婚』	An Ideal Husband
	Götz George	N/A	Nichts als die Wahrheit
	フィリップ・トレトン	『今日から始まる』	Ça commence aujourd'hui
	レイ・ウィンストン	『素肌の涙』	The War Zone

2000年代

年	受賞とノミネート'	題	原題'
2000 13回	セルジ・ロペス	『ハリー、見知らぬ友人』	Harry, un ami qui vous veut du bien
	ジェイミー・ベル	『リトル・ダンサー』	Billy Elliot
	ブルーノ・ガンツ	『ベニスで恋して』	Pane e tulipani
	Ingvar Eggert Sigurðsson	N/A	Englar alheimsins
	Krzysztof Siwczyk	N/A	Wojaczek
	ステラン・スカルスガルド	N/A	Aberdeen
2001 14回	ベン・キングズレー	『セクシー・ビースト』	Sexy Beast
	イェスパー・クリステンセン	N/A	Bænken
	ブランコ・ジュリッチ	『ノー・マンズ・ランド』	No Man's Land
	マイケル・ケイン、トム・コートネイ、デヴィッド・ヘミングス、ボブ・ホスキンス、レイ・ウィンストン	N/A	Last Orders
	ミシェル・ピコリ	『家路』	Je rentre à la maison
	ステラン・スカルスガルド	『テイキング・サイド』	Taking Sides
2002 15回	セルジオ・カステリット	『マーサの幸せレシピ』	Bella Martha L'ora di religione (Il sorriso di mia madre)
	ハビエル・バルデム	N/A	Los lunes al sol
	ハビエル・カマラ	『トーク・トゥ・ハー』	Hable con ella
	Martin Compston	『SWEET SIXTEEN』	Sweet Sixteen
	オリヴィエ・グルメ	『息子のまなざし』	Le fils
	Markku Peltola	『過去のない男』	Mies vailla menneisyyttä
	ティモシー・スポール	『人生は、時々晴れ』	All or Nothing
2003 16回	ダニエル・ブリュール	『グッバイ、レーニン!』	Good Bye, Lenin!
	キウェテル・イジョフォー	『堕天使のパスポート』	Dirty Pretty Things
	トーマス・レマルキス	『氷の国のノイ』	Nói albinói
	ルイジ・ロ・カーショ	『輝ける青春』	La meglio gioventù
	ジャン・ロシュフォール	『列車に乗った男』	L'homme du train
	ブリュノ・トデスキーニ	『ソン・フレール -兄との約束-』	Son frère
2004 17回	ハビエル・バルデム	『海を飛ぶ夢』	Mar adentro
	ダニエル・ブリュール	『ベルリン、僕らの革命』	Die fetten Jahre sind vorbei
	ブルーノ・ガンツ	『ヒトラー 〜最期の12日間〜』	Der Untergang
	Gérard Jugnot	『コーラス』	Les choristes
	Bohdan Stupka	N/A	Our Own
	ビロル・ユーネル	『愛より強く』	Gegen die Wand
2005 18回	ダニエル・オートゥイユ	『隠された記憶』	Caché
	ロマン・デュリス	『真夜中のピアニスト』	De battre mon cœur s'est arrêté
	Henry Hübchen	N/A	Go for Zucker!
	ウルリッヒ・マテス	『9日目 〜ヒトラーに捧げる祈り〜』	Der neunte Tag
	ジェレミー・レニエ	『ある子供』	L'enfant
	ウルリク・トムセン	『ある愛の風景』	Brødre
2006 19回	ウルリッヒ・ミューエ	『善き人のためのソナタ』	Das Leben der Anderen
	Patrick Chesnais	『愛されるために、ここにいる』	Je ne suis pas là pour être aimé
	イェスパー・クリステンセン	N/A	Drabet
	マッツ・ミケルセン	『アフター・ウェディング』	Efter brylluppet
	キリアン・マーフィー	『麦の穂をゆらす風』 『プルートで朝食を』	The Wind That Shakes the Barley Breakfast on Pluto
	シルヴィオ・オルランド	『夫婦の危機』	Il caimano
2007 20回	サッソン・ガーベイ	『迷子の警察音楽隊』	Bikur Ha-Tizmoret
	エリオ・ジェルマーノ	『マイ・ブラザー』	Mio fratello è figlio unico
	ミキ・マノイロヴィッチ	『やわらかい手』	Irina Palm
	ジェームズ・マカヴォイ	『ラストキング・オブ・スコットランド』	The Last King of Scotland
	ミシェル・ピコリ	『夜顔』	Belle Toujours
	ベン・ウィショー	『パフューム ある人殺しの物語』	Perfume: The Story of a Murderer
2008 21回	トニ・セルヴィッロ	『イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-』 『ゴモラ』	Il Divo Gomorra
	マイケル・ファスベンダー	『HUNGER/ハンガー』	Hunger
	トゥーレ・リントハート マッツ・ミケルセン	『誰がため』	Flammen & Citronen
	ジェームズ・マカヴォイ	『つぐない』	Atonement
	ユルゲン・フォーゲル	『THE WAVE ウェイヴ』	Die Welle
	Elmar Wepper	N/A	Kirschbluten – Hanami
2009 22回	タハール・ラヒム	『預言者』	Un prophète
	モーリッツ・ブライプトロイ	『バーダー・マインホフ/理想の果てに』	Der Baader Meinhof Komplex
	Steve Evets	『エリックを探して』	Looking for Eric
	ダフィット・クロス	『愛を読むひと』	The Reader
	デーヴ・パテール	『スラムドッグ・ミリオネア』	Slumdog Millionaire
	フィリッポ・ティーミ	『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』	Vincere

2010年代

年	受賞とノミネート	題名	原題
2010 23回	ユアン・マクレガー	『ゴーストライター』	The Ghost Writer
	Jakob Cedergren	『光のほうへ』	Submarino
	エリオ・ジェルマーノ	『我らの生活』	La nostra vita
	George Piştereanu	『俺の笛を聞け』	Eu când vreau să fluier, fluier
	Luis Tosar	『プリズン211』	Celda 211
2011 24回	コリン・ファース	『英国王のスピーチ』	The King's Speech
	ジャン・デュジャルダン	『アーティスト』	The Artist
	ミカエル・パーシュブラント	『未来を生きる君たちへ』	Hævnen
	ミシェル・ピコリ	『ローマ法王の休日』	Habemus Papam
	アンドレ・ウィルム	『ル・アーヴルの靴みがき』	Le Havre
2012 25回	ジャン＝ルイ・トランティニャン	『愛、アムール』	Amore
	フランソワ・クリュゼ オマール・シー	『最強のふたり』	Intouchables
	マイケル・ファスベンダー	『SHAME -シェイム-』	Shame
	マッツ・ミケルセン	『偽りなき者』	Jagten
	ゲイリー・オールドマン	『裏切りのサーカス』	Tinker Tailor Soldier Spy
2013 26回	トニ・セルヴィッロ	『グレート・ビューティー/追憶のローマ』	La grande belleza
	ジュード・ロウ	『アンナ・カレーニナ』	Anna Karenina
	Johan Heldenbergh	『オーバー・ザ・ブルースカイ』	The Broken Circle Breakdown
	ファブリス・ルキーニ	『危険なプロット』	Dans la maison
	Tom Schilling	『コーヒーをめぐる冒険』	Oh Boy
2014 27回	ティモシー・スポール	『ターナー、光に愛を求めて』	Mr. Turner
	ブレンダン・グリーソン	『ある神父の希望と絶望の7日間』	Calvary
	トム・ハーディ	『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』	Locke
	Aleksei Serebryakov	『裁かれるは善人のみ』	Левиафан
	ステラン・スカルスガルド	『ニンフォマニアック』	Nymphomaniac
2015 28回	マイケル・ケイン	『グランドフィナーレ』	Youth – La giovinezza
	トム・コートネイ	『さざなみ』	45 Years
	コリン・ファレル	『ロブスター』	The Lobster
	Christian Friedel	『ヒトラー暗殺、13分の誤算』	Elser
	ヴァンサン・ランドン	『ティエリー・トグルドーの憂鬱』	La Loi du marché
2016 29回	Peter Simonischek	『ありがとう、トニ・エルドマン』	Toni Erdmann
	ハビエル・カマラ	『しあわせな人生の選択』	Truman
	ヒュー・グラント	『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』	Florence Foster Jenkins
	Dave Johns	『わたしは、ダニエル・ブレイク』	I, Daniel Blake
	ブルクハルト・クラウスナー	『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』	Der Staat gegen Fritz Bauer
	Rolf Lassgård	『幸せなひとりぼっち』	En man som heter Ove
2017 30回	クレス・バング	『ザ・スクエア 思いやりの聖域』	The Square
	ナウエル・ペレス・ビスカヤール	『BPM ビート・パー・ミニット』	120 battements par minute
	コリン・ファレル	『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』	The Killing of a Sacred Deer
	Josef Hader	N/A	Stefan Zweig: Farewell to Europe
	ジャン＝ルイ・トランティニャン	『ハッピーエンド』	Happy End
2018 31回	Marcello Fonte	『ドッグマン』	Dogman
	Jakob Cedergren	『THE GUILTY/ギルティ』	Den skyldige
	ルパート・エヴェレット	『さすらいの人 オスカー・ワイルド』	The Happy Prince
	スヴェリル・グドナソン	『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』	Borg McEnroe
	Tomasz Kot	『COLD WAR あの歌、2つの心』	Zimna Wojna
	Victor Polster	『Girl/ガール』	Girl
2019 32回	アントニオ・バンデラス	『ペイン・アンド・グローリー』	Dolor y gloria
	ジャン・デュジャルダン	『オフィサー・アンド・スパイ』	J'accuse
	ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ	『シチリアーノ 裏切りの美学』	Il traditore
	Levan Gelbakhiani	『ダンサー そして私たちは踊った』	And Then We Danced
	Alexander Scheer	『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』	Gundermann
	Ingvar Eggert Sigurðsson	『ホワイト、ホワイト・デイ』	Hvitur, hvitur dagur

2020年代

年	受賞とノミネート	題名	原題
2020 33回	マッツ・ミケルセン	『アナザーラウンド』	Druk
	バルトシュ・ビィエレニア	『聖なる犯罪者』	Boże Ciało
	Goran Bogdan	N/A	Otac
	エリオ・ジェルマーノ	『私は隠れてしまいたかった』	Volevo nascondermi
	ルカ・マリネッリ	『マーティン・エデン』	Martin Eden
	/ ヴィゴ・モーテンセン	『フォーリング 50年間の想い出』	Falling
2021 34回	/ アンソニー・ホプキンス	『ファーザー』	The Father
	Yuri Borisov	『コンパートメントNo.6』	Hytti nro 6
	ヴァンサン・ランドン	『TITANE/チタン』	Titane
	/ タハール・ラヒム	『モーリタニアン 黒塗りの記録』	The Mauritanian
	フランツ・ロゴフスキ	N/A	Große Freiheit
2020 33回	/ Zlatko_Burić	『逆転のトライアングル』	Triangle of Sadness
	/ Elliott Crosset Hove	N/A	Godland
	Eden Dambrine	『CLOSE クロース』	Close
	ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ	N/A	Nostalgia
	Paul Mescal	N/A	Aftersun

関連項目

• カンヌ国際映画祭 男優賞
• ベルリン国際映画祭 銀熊賞 (男優賞)
• ヴェネツィア国際映画祭 男優賞

外部リンク

• 公式ウェブサイト

Weblio日本語例文用例辞書

「European Film Award for Best Actor」の例文・使い方・用例・文例

• 5 月15 日の午前8 時30 分から午後3 時まで、Oceanview公園で開催される、毎年恒例のWalk for Petsについてのお知らせです。
• イベントによる収益金の半分は、捨てられたペットのための保護施設であるHome for Petsに使われ、残りはさまざまな動物福祉団体に分配されます。
• 年次監査を行うために、Bradford and Partnersの会計士たちが10 月10 日の午前10 時に当社を訪ねてくる予定です。
• Bradfordの新人会計士2 名が今年の監査を担当すると連絡がありました。
• こんにちは、Bradfordさん。
• 昨日Bradfordさんが受け取られたデスクランプについてお電話を差し上げています。
• 取り違えてしまって申し訳ありませんが、あのランプは別のお客様に送られるはずのもので、誤ってBradfordさんに配送されました。
• Bradfordさんが受け取るはずだった商品は、Anne Keeganさんからの贈り物のご注文でした。
• タックマンモデルとは、チームビルディングにおける5段階、すなわち形成(Forming)、混乱(Storming)、統一(Norming)、機能(Performing)、散会(Adjourning)を示すモデルである。
• 着手する; 〔…の〕端緒を開く 〔for〕.
• 紺 《Oxford 大学およびその選手の色標》.
• 〔音楽会などへの〕優待券, 招待券 〔to, for〕.
• 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
• 【文法】 相関語 《either と or, the former と the latter など》.
• [for a] holiday to [in] France last year. 昨年は休暇をとってフランスへ旅行した.
• (最も奥の), foremost (真っ先の).
• 新大学, 1960 年以降に創設された大学, 板ガラス大学 《Oxford, Cambridge のような石造りの ancient universities, 19 世紀に創設された London 大学のような赤れんが造りの redbrick universities に対して言う; 建築様式がふんだんに plate glass を使ってモダンなことから》.
• コンセプション岬 《California 州にある》.
• être for this policy? この政策はどんな存在理由があるのか.
• から Oxford へ通ずる)オックスフォード街道.