DynamicILInfoとは? わかりやすく解説

DynamicILInfo クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0新しく追加されたものです。

トークン作成するメソッドや、コード例外処理、およびローカル変数シグネチャBLOB挿入するメソッドなど、動的メソッドMSIL (Microsoft Intermediate Language) とメタデータ生成する代替方法サポートします

名前空間: System.Reflection.Emit
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文構文

<ComVisibleAttribute(True)> _
Public Class DynamicILInfo
Dim instance As DynamicILInfo
[ComVisibleAttribute(true)] 
public class DynamicILInfo
[ComVisibleAttribute(true)] 
public ref class DynamicILInfo
/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
public class DynamicILInfo
ComVisibleAttribute(true) 
public class DynamicILInfo
解説解説

DynamicILInfo クラス使用すると、開発者は ILGenerator を使用する代わりに独自の MSIL ジェネレータ作成できます

他の型、呼び出しメソッドなどのインスタンス作成するには、生成する MSIL にこれらのエンティティトークン含める必要がありますDynamicILInfo クラスには、GetTokenFor メソッド複数オーバーロード用意されています。これらのオーバーロードは、現在の DynamicILInfoスコープ有効なトークン返します。たとえば、System.Console.WriteLine メソッドオーバーロード呼び出す必要がある場合は、そのオーバーロードの RuntimeMethodHandle を取得し、これを GetTokenFor メソッド渡して MSIL埋め込むトークン取得できます

ローカル変数シグネチャ例外、およびコード本体Byte 配列作成したら、SetCode、SetExceptions、SetLocalSignature の各メソッド使用してDynamicILInfo オブジェクト関連付けられた DynamicMethod にこれらを挿入できます

独自のメタデータMSIL生成するには、共通言語基盤 (CLI: Common Language Infrastructure) のドキュメント、特に「Partition II: Metadata Definition and Semantics」と「Partition III: CIL Instruction Set」に精通している必要があります。このドキュメントは、http://msdn.microsoft.com/net/ecma/ および http://www.ecma-international.org/publications/standards/Ecma-335.htm で入手できます

継承階層継承階層
System.Object
  System.Reflection.Emit.DynamicILInfo
スレッド セーフスレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバ場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
DynamicILInfo メンバ
System.Reflection.Emit 名前空間

DynamicILInfo プロパティ


パブリック プロパティパブリック プロパティ

参照参照

関連項目

DynamicILInfo クラス
System.Reflection.Emit 名前空間

DynamicILInfo メソッド


パブリック メソッドパブリック メソッド

( プロテクト メソッド参照)
  名前 説明
パブリック メソッド Equals  オーバーロードされます2 つObject インスタンス等しかどうか判断します。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetHashCode  特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用適してます。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetTokenFor オーバーロードされます関連付けられた動的メソッドMSIL ストリーム内の文字列フィールドメソッド、型、またはシグネチャを表す、現在の DynamicILInfo のスコープ有効なトークン取得します
パブリック メソッド GetType  現在のインスタンスType取得します。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド ReferenceEquals  指定した複数Object インスタンス同一かどうか判断します。 ( Object から継承されます。)
パブリック メソッド SetCode オーバーロードされます関連付けられた動的メソッドコード本体設定します
パブリック メソッド SetExceptions オーバーロードされます関連付けられた動的メソッド例外メタデータ設定します
パブリック メソッド SetLocalSignature オーバーロードされます関連付けられた動的メソッドローカル変数レイアウト記述するローカル変数シグネチャ設定します
パブリック メソッド ToString  現在の Object を表す String返します。 ( Object から継承されます。)
プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

DynamicILInfo クラス
System.Reflection.Emit 名前空間

DynamicILInfo メンバ

トークン作成するメソッドや、コード例外処理、およびローカル変数シグネチャBLOB挿入するメソッドなど、動的メソッドMSIL (Microsoft Intermediate Language) とメタデータ生成する代替方法サポートします

DynamicILInfo データ型公開されるメンバを以下の表に示します


パブリック プロパティパブリック プロパティ
パブリック メソッドパブリック メソッド
( プロテクト メソッド参照)
  名前 説明
パブリック メソッド Equals  オーバーロードされます2 つObject インスタンス等しかどうか判断します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetHashCode  特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用適してます。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetTokenFor オーバーロードされます関連付けられた動的メソッドMSIL ストリーム内の文字列フィールドメソッド、型、またはシグネチャを表す、現在の DynamicILInfo のスコープ有効なトークン取得します
パブリック メソッド GetType  現在のインスタンスType取得します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド ReferenceEquals  指定した複数Object インスタンス同一かどうか判断します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド SetCode オーバーロードされます関連付けられた動的メソッドコード本体設定します
パブリック メソッド SetExceptions オーバーロードされます関連付けられた動的メソッド例外メタデータ設定します
パブリック メソッド SetLocalSignature オーバーロードされます関連付けられた動的メソッドローカル変数レイアウト記述するローカル変数シグネチャ設定します
パブリック メソッド ToString  現在の Object を表す String返します。 (Object から継承されます。)
プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

DynamicILInfo クラス
System.Reflection.Emit 名前空間



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「DynamicILInfo」の関連用語

DynamicILInfoのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



DynamicILInfoのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本マイクロソフト株式会社日本マイクロソフト株式会社
© 2025 Microsoft.All rights reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS