Common User Access
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Common User Access (CUA) はオペレーティングシステム (OS) とコンピュータプログラムのユーザインタフェース (UI) についての標準である。CUA は IBM によって開発され、同社のSystems Application Architectureの一部として1987年に公開された。
- 1 Common User Accessとは
- 2 Common User Accessの概要
- 3 参考文献
Common User Access
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/19 07:22 UTC 版)
「Systems Application Architecture」の記事における「Common User Access」の解説
詳細は Common User Access も参照 キャラクタベースとグラフィカルベースの2種類が規定された。Common User Access (CUA) 登場以前より「F1キーはヘルプ」などは各アプリケーションでほぼ標準となっていたが、それ以外のコマンドの位置はまちまちであった。 例えば、グラフィカルベースでは以下が推奨された。これらは現在もWindowsなどのグラフィカルユーザインタフェース (GUI) のベースとなっている。 コマンドバーは左から「ファイル、編集、・・・、ヘルプ」とする 「ファイル」のプルダウンメニューの中に「印刷」「クローズ/終了」などがある 「編集」のプルダウンメニューの中に「コピー」「貼り付け」などがある なお、ショートカットキーは CUA'87 の当初は以下が推奨されたが、後にはアプリケーションの自由とされた。 [Shift]+[Delete] 切り取り・カット [Ctrl]+[Insert] コピー [Shift]+[Insert] 貼り付け・ペースト [F3] 終了 当時はマイクロソフトとIBMはオペレーティングシステム (OS) 共同開発の提携中であったため、以下はIBM CUA準拠となった。 MS-DOSおよびPC DOS4.0で採用されたDOSシェル Windows 3.0のGUI --- CUA'87準拠(Windows 3.1より、MacOS風の操作性に変更する) OS/2 1.1 のPM (Prezentation Manager) --- CUA'87準拠 OS/2 2.0 のWPS (WorkPlaceShell) --- CUA'91準拠(オブジェクト指向のGUIを追加) マイクロソフトによるWindows 3.0開発キットには、「IBM SAA CUA'87」のマニュアルが付属しており、初期の各社のWindowsアプリケーションはCUA '87を参照して開発された。
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