7連休化案とは? わかりやすく解説

7連休化案

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 05:44 UTC 版)

ゴールデンウィーク」の記事における「7連休化案」の解説

5月1日いわゆるメーデー開催日祝日にすることで4月30日5月2日に「国民の休日」が適用され4月29日から5月5日まで7連休となる。しかし、既にある勤労感謝の日趣旨重複する祝日定め意義や、メーデー自体歴史的経緯から社会主義的である問題もあり、実現には至っていない。前者回避するために、勤労感謝の日自体5月1日移動させるという案もあるが、戦前新嘗祭日付祝日にした経緯があるため、主に保守派から反対論がある。金融関係者からは長期連休によって金融市場長期間開かれないことを問題視する意見もある。また、休日にすることによるメーデー集会参加者減少恐れ労働組合反対意見もある。 メーデー実行委員会1984年昭和59年)と翌1985年昭和60年)に中央メーデーメーデー祝日にしようという特別決議採択している。1996年平成8年)から施行されている海の日ともに、祝日化が1995年平成7年)の第132通常国会議論された。 世界少なくとも80上の国ではメーデー祝日となっている。例として中国、ベトナム北朝鮮などの社会主義諸国旧ソ連東欧圏、ヨーロッパ大陸のほとんどの国、メキシコ以南ラテンアメリカ諸国大陸部のうちパナマスリナムを除くすべての国、ASEAN加盟国のうちインドネシアブルネイを除くすべての国、台湾イスラム諸国ではパキスタンバングラデシュチュニジア祝日少なアフリカ諸国でも多くの国が祝日としている。 しかしその一方でメーデー祝日としていない国もある。OECD加盟国では、日本のほか、アメリカ合衆国・イギリス・オランダ・スイス・デンマーク・トルコ・大韓民国該当するギリシャなどヨーロッパいくつかの国では、5月1日祝日となっているが、これは春の訪れを祝う伝統的な祭日としての性質が強い。詳細メーデーの項参照

※この「7連休化案」の解説は、「ゴールデンウィーク」の解説の一部です。
「7連休化案」を含む「ゴールデンウィーク」の記事については、「ゴールデンウィーク」の概要を参照ください。

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