40周年、ベストアルバム『海のOh, Yeah!!』リリース
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「サザンオールスターズ」の記事における「40周年、ベストアルバム『海のOh, Yeah!!』リリース」の解説
2018年に入り、6月15日にアルバム『葡萄』以来の新曲「闘う戦士たちへ愛を込めて」が自身初の配信シングルとして発売され、続けて7月には2作目の配信シングル「壮年JUMP」も発売された。8月に入り直ぐに『海のYeah!!』の続編ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』が発売された。このアルバムがオリコン週間ランキングで首位獲得したことにより、国内グループでデビュー40年を超えての首位獲得は史上初の快挙となった。同年8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」にサザンとして13年ぶりに出演した。年末には5度目となるNHK紅白歌合戦に特別枠として「究極の大トリ」で出演、「希望の轍」「勝手にシンドバッド」を披露し、平成最後の紅白歌合戦を締め括った。歌手別瞬間最高視聴率が45.3%を記録し、出場歌手の中で最も高い視聴率を獲得した。 2019年3月から6月にかけて、6大ドームを含む全11か所22公演の全国ツアー『“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!』を開催した。ライブでは新曲「愛はスローにちょっとずつ」が披露され、8月に3作目の配信シングルとして発売された。12月にはサザンの楽曲やソロ5人の楽曲も含め、全972曲のサブスクリプション型サービスによるストリーミング配信が解禁された。 2020年に新型コロナウイルス感染症が流行して、芸能イベントや音楽ライブが中止となり大打撃を受けた。その関係でスタッフ達の仕事が無くなったことを知った桑田は何か音楽で出来ることを考え、サザンとしては「Keep Smilin’〜“出来ることから”ちょっとずつ〜」をスローガンに掲げた特別企画を開始させ、デビュー42周年を迎えた6月25日には無観客配信ライブ『Keep Smilin’〜皆さん、ありがとうございます!!〜』を開催した。このライブは“感謝”がテーマとなっており、ファンや400人のスタッフだけでなく、新型コロナウイルス感染症を治療する医療機関への感謝を込めたライブになっている。横浜アリーナで通常のライブと同様に大規模なステージを作り、ライブが行われた。リハーサルスタジオおよび横浜アリーナ内ではアクリル板が配置され、メンバーや演者・スタッフの検温、消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンス、前述した桑田と女性ダンサーとの接触を行わないといった感染拡大防止対策を徹底した。スタッフはマスクやフェイスシールドを着用した。チケットはライブ当日まで販売しており、チケット購入人数は18万人、推定視聴者数は50万人ほどであり、ライブの収益の一部はアミューズ募金を通じて、新型コロナウイルス感染症の治療や研究開発にあたる医療機関に役立てられた。同年の大晦日に横浜アリーナで無観客年越しライブ『Keep Smilin’〜皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!〜』が開催され、前回とは違い、メンバーやスタッフの新型コロナウイルス感染症の防止や同年8月に松田が右肩の手術を受け、復帰初のライブであることから事前に収録したものが配信された。
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