2006_ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表とは? わかりやすく解説

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2006 ワールド・ベースボール・クラシック アメリカ合衆国代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 05:27 UTC 版)

2006 ワールド・ベースボール・クラシック アメリカ合衆国代表(2006 - アメリカがっしゅうこくだいひょう)は、2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球アメリカ合衆国代表チームである。

経緯

「野球の母国」として優勝候補筆頭との呼び声も高かったが、カナダ韓国に敗れるなど精彩を欠き、第2ラウンドで早々と姿を消した。

最終成績

第2ラウンド敗退(大会通算成績:3勝3敗)

第1ラウンド

POOL B を2勝1敗で2位通過。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
 メキシコ (1敗) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0
 アメリカ合衆国 (1勝) 0 0 0 1 0 0 1 0 X 2 6 1
マイク・ティムリン (1勝) Sブラッド・リッジ (1S) ロドリゴ・ロペス (1敗)
本塁打:[アメリカ] デレク・リー1号 (ソロ、ロペス) チッパー・ジョーンズ1号 (ソロ、オスカー・ビヤレアル)
アメリカは4回にリー、7回にジョーンズがそれぞれソロ本塁打を放ち、7人の投手を注ぎ込んだ小刻みなリレーで逃げ切った。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
 カナダ (2勝) 1 1 3 2 1 0 0 0 0 8 13 1
 アメリカ合衆国 (1勝1敗) 0 0 0 0 6 0 0 0 0 6 9 0
アダム・ローウェン(1勝) Sスティーブ・グリーン(1S) ドントレル・ウィリス(1敗)
本塁打:[カナダ] アダム・スターン1号 (ソロ、ゲーリー・マジュースキー) [アメリカ] ジェイソン・バリテック1号 (満塁、エリック・カー)
アメリカ先発のウィリスが3回途中5失点でKOされ、その後もカナダに得点を許す。5回にはバリテックが満塁本塁打を放つなど6点をあげたが、追いつくことができず敗戦。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
 アメリカ合衆国 (2勝1敗) 4 6 6 1 0 - - - - 17 18 0
 南アフリカ (3敗) 0 0 0 0 0 - - - - 0 2 1
ロジャー・クレメンス (1勝) カール・マイケルズ (1敗)
本塁打:[アメリカ] リー2号 (2ラン、マイケルズ) ケン・グリフィー・ジュニア1号 (3ラン、マイケルズ)、2号(3ラン、バリー・アーミテージ)
打線が南アフリカ投手陣に18安打を浴びせ4回までに17点を奪うと、アメリカ先発のクレメンスも4回1/3を無失点に抑え、5回コールドで圧勝した。

第2ラウンド

POOL 1 で3位に終わり敗退(1勝2敗)。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
 日本 (1敗) 1 2 0 0 0 0 0 0 0 3 8 2
 アメリカ合衆国 (1勝) 0 1 0 0 0 2 0 0 1X 4 12 0
:リッジ (1勝1S) 藤川球児 (1敗)
本塁打:[日本] イチロー1号 (ソロ、ジェイク・ピービー) [アメリカ] ジョーンズ2号 (ソロ、上原浩治) リー3号 (2ラン、清水直行)
初回、イチローに先頭打者本塁打を打たれるなど3点のリードを許すアメリカだが、6回にリーの2ランで同点に追いつく。8回には一時犠牲フライで勝ち越しと思われたがアウトと判定し点を許さなかった。9回にアレックス・ロドリゲスが藤川からサヨナラタイムリーを放ち、日本に辛勝した。疑わしい判定が勝利に導いた。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
 アメリカ合衆国 (1勝1敗) 0 0 1 0 0 0 0 0 2 3 9 3
 韓国 (2勝) 2 0 1 3 0 1 0 0 X 7 10 0
孫敏漢 (1勝) :ウィリス(2敗)
本塁打:[アメリカ] グリフィーJr.2号 (ソロ、孫) [韓国] 李承燁5号 (ソロ、ウィリス) 崔煕渉1号 (3ラン、ダン・ウィーラー)
先発ウィリスがまたも不調。李に本塁打を打たれるなど3回3失点でKOされた。守備でも3失策と奮わなかったアメリカが3-7で敗れた。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
 アメリカ合衆国 (1勝2敗) 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 3 0
 メキシコ (1勝2敗) 0 0 1 0 1 0 0 0 X 2 6 1
エドガー・ゴンザレス (1勝) Sデビッド・コルテス (1S) :クレメンス (1勝1敗)
3回にホルヘ・カントゥの適時打で先制を許したアメリカは、5回にも内野ゴロの間に失点。9回には一死一、二塁と逆転のチャンスを迎えたが、バーノン・ウェルズが併殺打に倒れゲームセット。アメリカ、日本、メキシコの3チームが1勝2敗で並んだが、失点率で日本が準決勝進出。アメリカは2次リーグ敗退となった。

代表メンバー

出場メンバー

背番号 氏名 所属球団 備考
監督 31 バック・マルティネス
Buck Martinez
コーチ 9 レジー・スミス
Reggie Smith
打撃コーチ
53 マーセル・ラチェマン*
Marcel Lachemann
投手コーチ
30 ケン・グリフィー・シニア
Ken Griffey Sr.
一塁コーチ
11 ジョン・マクラーレン
John McLaren
三塁コーチ
投手 19 アル・ライター
Al Leiter
ニューヨーク・ヤンキース
20 ヒューストン・ストリート
Huston Street
オークランド・アスレチックス
22 ロジャー・クレメンス
Roger Clemens
ヒューストン・アストロズ
32 チャド・コルデロ
Chad Cordero
ワシントン・ナショナルズ
35 ドントレル・ウィリス
Dontrelle Willis
フロリダ・マーリンズ
36 ジョー・ネイサン
Joe Nathan
ミネソタ・ツインズ
38 ゲイリー・マジュースキー
Gary Majewski
ワシントン・ナショナルズ
39 ダン・ウィーラー
Dan Wheeler
ヒューストン・アストロズ
40 ブライアン・フエンテス
Brian Fuentes
コロラド・ロッキーズ
44 ジェイク・ピービー
Jake Peavy
サンディエゴ・パドレス
50 マイク・ティムリン
Mike Timlin
ボストン・レッドソックス
54 ブラッド・リッジ
Brad Lidge
ヒューストン・アストロズ
59 トッド・ジョーンズ
Todd Jones
デトロイト・タイガース
62 スコット・シールズ
Scot Shields
ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム
捕手 8 マイケル・バレット
Michael Barrett
シカゴ・カブス
24 ブライアン・シュナイダー
Brian Schneider
ワシントン・ナショナルズ
33 ジェイソン・バリテック
Jason Varitek
ボストン・レッドソックス
内野手 1 マイケル・ヤング
Michael Young
テキサス・レンジャーズ
2 デレク・ジーター
Derek Jeter
ニューヨーク・ヤンキース
10 チッパー・ジョーンズ
Chipper Jones
アトランタ・ブレーブス
13 アレックス・ロドリゲス
Alex Rodriguez
ニューヨーク・ヤンキース
23 マーク・テシェイラ
Mark Teixeira
テキサス・レンジャーズ
25 デレク・リー
Derrek Lee
シカゴ・カブス
26 チェイス・アトリー
Chase Utley
フィラデルフィア・フィリーズ
外野手 3 ケン・グリフィー・ジュニア
Ken Griffey Jr.
シンシナティ・レッズ
5 マット・ホリデイ
Matt Holliday
コロラド・ロッキーズ
6 バーノン・ウェルズ
Vernon Wells
トロント・ブルージェイズ
7 ジェフ・フランコーア
Jeff Francoeur
アトランタ・ブレーブス
18 ジョニー・デイモン
Johnny Damon
ニューヨーク・ヤンキース
21 ランディ・ウィン
Randy Winn
サンフランシスコ・ジャイアンツ

予備エントリーメンバー

氏名 所属球団(当時) 備考
投手 ジェレミー・ボンダーマン デトロイト・タイガース
ロイ・ハラデイ トロント・ブルージェイズ
ティム・ハドソン アトランタ・ブレーブス
アンディ・ペティット ヒューストン・アストロズ
CC・サバシア クリーブランド・インディアンス
ビリー・ワグナー ニューヨーク・メッツ
ダン・ヘイレン オークランド・アスレチックス
ブレット・マイヤーズ フィラデルフィア・フィリーズ
ベン・シーツ ミルウォーキー・ブルワーズ
捕手 ポール・ロデューカ ニューヨーク・メッツ
ジョー・マウアー ミネソタ・ツインズ
チャド・モーラー* ミルウォーキー・ブルワーズ
内野手 クレイグ・カウンセル アリゾナ・ダイヤモンドバックス
モーガン・エンスバーグ ヒューストン・アストロズ
ビル・ホール ミルウォーキー・ブルワーズ
ジミー・ロリンズ フィラデルフィア・フィリーズ
デビッド・ライト ニューヨーク・メッツ
エリック・チャベス オークランド・アスレチックス
外野手 ランス・バークマン ヒューストン・アストロズ
バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ
カール・クロフォード タンパベイ・デビルレイズ
ルイス・ゴンザレス アリゾナ・ダイヤモンドバックス

関連項目

外部リンク


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