1997年シーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 16:32 UTC 版)
「ザウバー・C16」の記事における「1997年シーズン」の解説
ドライバーはチーム2年目となるジョニー・ハーバートに加えて、エンジン供給の関係から、フェラーリのテストドライバーであったラリーニがセカンドシートを獲得した。 しかしながらラリーニは5戦を持って解雇され、ジャンニ・モルビデリが代わってドライブする。モルビデリもシーズン中2度の骨折を負い、その間はテストドライバーで、フォーミュラ・ニッポンに参戦中のノルベルト・フォンタナが代わってドライブした。3名ともエースドライバーのハーバートを上回る成績を残すことはできなかった。 いくつかの期待に対して、C16はシーズン当初競争力を発揮したが、シーズンが進むにつれて潤沢な資金を持つライバルたちに比べて開発が進まず、その戦闘力は低下していった。ハーバートはハンガリーで3位に入賞したが、これは本家のフェラーリ2台を打ち破ってのものであった。 この年、チームはコンストラクターズ7位でシーズンを終えた。獲得した16ポイントのうち、15ポイントがハーバートによるものであった。
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1997年シーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 23:24 UTC 版)
「フェラーリ・F310B」の記事における「1997年シーズン」の解説
この年、エースドライバーのミハエル・シューマッハはウィリアムズのジャック・ヴィルヌーヴと激しいドライバーズタイトル争いを演じた。第16戦日本GPではエディ・アーバインの好サポートでシーズン5勝目を挙げ、ヴィルヌーヴの失格劇もあって1ポイントリードして最終戦を迎えた。 最終戦ヨーロッパGPではシューマッハとヴィルヌーヴの一騎討ちとなったが、47周目に両者が接触し、シューマッハはリタイア。シューマッハに「未必の故意」があったと断じられ、「ドライバーズランキングからの除外」という厳罰を下された。 しかし、フェラーリが久しぶりにタイトル争いに絡む力を持つに至ったことを証明したマシンでもある。
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1997年シーズン
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「アロウズ・A18」の記事における「1997年シーズン」の解説
1996年F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルを迎え、カーナンバー1を初めてつけたアロウズ陣営。しかし、ダーニーが設計したA18とヤマハV10エンジンは信頼性が低く、ヒルは開幕戦のオーストラリアGPではあわや予選落ちの危機に立たされ、決勝ではフォーメーションラップ中のマシントラブルでリタイアとなった。ペドロ・ディニスは開幕戦は完走するも、その後5戦連続リタイヤを喫してしまう。 第6戦モナコGP中の5月10日付けでフェラーリから移籍したジョン・バーナードがテクニカル・ディレクターに就任し、テストの方向性を決めてから、A18の信頼性もあがっていった。ヒルも第7戦カナダGPでチームメイトのディニスと共に完走してから、第9戦イギリスGPで6位入賞と初ポイントを獲得した。しかしディニスは4戦連続リタイヤとなるなど信頼性に関しては不安を抱いたままとなった。 第11戦ハンガリーGPではヒルが予選3位を獲得。決勝ではブリヂストンタイヤの性能を生かし、序盤でブリスターが発生したグッドイヤータイヤに苦しむミハエル・シューマッハをパスし、そのままトップを快走。あわよくば優勝という所まで行ったが、レース終盤にギヤボックストラブルで失速し、ファイナルラップでジャック・ヴィルヌーヴに抜かれ、惜しくも優勝は逃した。このレースで記録した2位がシーズン最高位となった。 第15戦ルクセンブルクGPでついにディニスが1997年の初めてにして最後の入賞を獲得。 最終戦ヨーロッパGPでは、ヒルがトップと0.058秒差の予選4位に入った。ヒルは「前を走っていた片山右京がスピンをしなければポールポジションを取れた」と語っていた。しかし、決勝ではスタートで順位を落としてしまい、最終的に途中リタイヤとなってしまった。
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