コンストラクターズとは? わかりやすく解説

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コンストラクターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:45 UTC 版)

1990年のF1世界選手権」の記事における「コンストラクターズ」の解説

1988年より圧倒的な強さ見せていたマクラーレン・ホンダの好調この年続いたマシン昨年4/5改良版の4/5Bを使用した。なお、ドライバーは3シーズン目を迎えアイルトン・セナと、フェラーリから移籍してきたゲルハルト・ベルガーとなり、2人安定したドライビングポイント稼ぎ、3シーズン連続コンストラクターズチャンピオン輝いた。なおベルガー着実にポイント稼いだものの勝利はなかった。 前年のチャンピオンアラン・プロストとナイジェル・マンセルドライブするフェラーリ641/2序盤第2戦は641)は、マクラーレン・ホンダとフェラーリ一騎討ち様相見せマクラーレンと同じ6勝を勝ち取ったものの、セミオートマチックトランスミッションエンジンなど信頼性低さからリタイア多く2位甘んじることとなったフォードのワークスエンジンを搭載するベネトンも、信頼性こそ高かったものの、速さ上位2チームには敵わなかった。しかし、ベテランネルソン・ピケアレッサンドロ・ナニーニヘリコプター事故における負傷より最終2戦はロベルト・モレノ)を擁して終盤に2連勝達成した上に、日本GPではピケモレノ1-2フィニッシュを飾るなど、確実にポイント重ねてコンストラクターズ3位となった昨年よりルノーエンジンを搭載していたウィリアムズは、ティエリー・ブーツェンリカルド・パトレーゼドライブ時折速さ見せ2勝を挙げたものの、まだ上位2チーム打ち破るだけの戦闘力はなくコンストラクターズ4位に終わったその後のF1で広く普及することになるハイノーズ特徴的なアンヘドラル・ウィングを装着したマシンシーズン初頭登場させたティレルは、非力なフォードエンジンながら2位を2回奪取したジャン・アレジ攻撃的なドライビングと、この年よりロータスから移籍した中嶋悟開発力の高さと堅実にポイント重ね走り予想上のパフォーマンス見せ、コンストラクターズ5位となったこの年移籍してきた鈴木亜久里エリック・ベルナール擁したラルースは、信頼性は低いものの競争力のあるランボルギーニエンジンを積んだマシンで、3位表彰台を含む複数ポイント獲得達成し過去最高の6位に滑り込んだ。 またレイトンハウス鬼才エイドリアン・ニューウェイデザインしたマシンCG901(第7戦よりCG901B)の過敏な空力特性と、ときおり速さ見せるものの信頼性に劣るジャッド・エンジン悩まされ続けフランスGPではレース中盤1-2位をしばらく独占した上にイヴァン・カペリがあわや初優勝という場面見せたものの(レース終盤プロスト交わされ2位)、予選落ちリタイヤ多く最終的には2回の入賞・コンストラクターズ7位に終わったコローニがF1初参入のスバルモトーリ・モデルニ共同開発した水平対向12気筒エンジン搭載したものの、重量嵩んだ上にパワー不足で予備予選通過もできずにすぐにコスワースエンジンに積み替えることとなったまた、初参戦のライフW型12気筒エンジン搭載して参戦したものの、こちらも重量嵩んだ上にパワー不足で予備予選通過ままならないまま消えることとなった

※この「コンストラクターズ」の解説は、「1990年のF1世界選手権」の解説の一部です。
「コンストラクターズ」を含む「1990年のF1世界選手権」の記事については、「1990年のF1世界選手権」の概要を参照ください。

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「シルバーアロー」の復活とハッキネンの連覇マクラーレン・MP4-12とメルセデス・ベンツ・FO110Gエンジンそれまでマクラーレンのメインスポンサーだったマールボロが1996年限りでチームを去り、1997年のマクラーレンは銀色のカラーリングをまとった。その色は必然的に「シルバーアロー」を想起させ、以降、マクラーレンにもこのニックネームが使われるようになる。1997年の開幕戦では、デビッド・クルサードがマクラーレン・メルセデスにとって初となる優勝をもたらした。この優勝はマクラーレンにとって1993年最終戦以来4年ぶり、メルセデス・ベンツにとってはF1では1955年イタリアGPのファンジオ以来42年ぶりとなる、重要な勝利となった。過去2年と同様、このシーズンも3強チームには届かず、コンストラクターズ選手権4位に終わったものの、伸長著しく、開幕戦を含めて3勝を記録した。上位走行中にエンジントラブルによって落としたレースも複数回あったものの、エンジンは出力の点で他メーカーに対して圧倒的な優位を築くに至り、翌年の活躍を期待させるシーズンとなった。期待は現実となり、1998年、マクラーレンはエイドリアン・ニューウェイが設計した「MP4-13」を擁して勝利を重ね、ミカ・ハッキネンがドライバーズ選手権を制し、コンストラクターズ選手権はフェラーリとの争いを制してタイトルを獲得した。翌シーズンはコンストラクターズ選手権ではフェラーリに4ポイント及ばず連覇を逃したものの、ハッキネンはドライバーズタイトルを連覇した。シューマッハとフェラーリの隆盛
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