1980年代–2000年代: キャリア後期およびカントリー・ミュージックの殿堂入り
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「グレン・キャンベル」の記事における「1980年代–2000年代: キャリア後期およびカントリー・ミュージックの殿堂入り」の解説
1980年、クリント・イーストウッド主演の映画『ダーティファイター燃えよ鉄拳』でタイトル曲を歌い、カメオ出演した。 1991年、ドン・ブルース監督の映画『Rock-A-Doodle 』でエルヴィス・プレスリーに声が似た主役の雄鶏シャンティクリア役の声を担当した。 1999年、VH1の『Behind the Music 』、2001年にA&E Network の『Biography 』、そしてカントリー・ミュージック・テレビジョン(CMT)の多くの番組で特集された。2003年、『CMT's 40 Greatest Men of Country Music 』で第29位となった。 また彼はアラン・ジャクソンのブレイクの一躍を担った。キャンベルはピードモント航空のフライト・アテンダントであったジャクソンの妻とアトランタ空港で出会い、彼女に出版マネージャーの名刺を渡した。1990年代初頭、キャンベルの音楽出版ビジネスにジャクソンが関わることになり、のちにキャンベルの会社であるセヴンス・サン・ミュージックから多くのヒット曲を生み出すこととなった。またキース・アーバンはキャンベルから多大な影響を受けたと語った。 2005年、カントリー・ミュージック殿堂に殿堂入りした。 2008年4月、新たなアルバム『Meet Glen Campbell 』の出版のために15年ぶりにキャピトル・レコードに戻ることを発表し、8月19日にこのアルバムを出版した。このアルバムでトラヴィス、U2、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ 、ジャクソン・ブラウン、フー・ファイターズなどの曲をカヴァーし、様々な音楽の方向性を示した。チープ・トリックやジェリーフィッシュのミュージシャンもこのアルバムに参加した。このアルバムからの1枚目のシングルカットはグリーン・デイの『Good Riddance (Time of Your Life) 』のカヴァーであり、2008年7月にラジオで最初に流された。2010年3月、『Meet Glen Campbell 』の続編となる『Ghost on the Canvas 』の出版を発表し、ポール・ウエスタバーグがタイトル曲を作曲し、ウォールフラワーズのジェイコブ・ディラン、クリス・アイザック、リック・ネルソン、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンなどとコラボレートし、2011年8月30日に出版した[要出典]。 2013年1月、ロサンゼルスで「I'm Not Gonna Miss You」をレコーディングした。この曲は2014年9月30日公開のドキュメンタリー映画『Glen Campbell: I'll Be Me 』で使用された。2015年1月15日、キャンベルおよびジュリアン・レイモンドがこの曲で第87回アカデミー賞においてアカデミー歌曲賞にノミネートされた。2月22日、ドルビー・シアターで行われた授賞式において、病床で参加できないキャンベルの代わりにティム・マグロウが歌った。 2017年6月23日、自身の終活として2012年から13年にかけてレコーディングしていた12曲を最後のアルバム「Adiós」として発売。それからわずか1ヶ月半後の8月8日、このアルバムを遺言とするかのように、ナッシュビルの療養施設でこの世に別れを告げた。
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