1980年代/90年代以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 07:47 UTC 版)
「ウェストコースト・ロック」の記事における「1980年代/90年代以降」の解説
1980年代に入ると、ウェストコーストのロックシーンは、LAパンクやスケーター・ロックなどを発信した。LAパンクの代表的なバンドはデッド・ケネディーズやブラック・フラッグであり、スケーター・ロックにはスーサイダル・テンデンシーズがいた。オルタナティヴ・ロックではレッド・ホット・チリ・ペッパーズが活動したが、彼らは80年代にはなかなか芽が出ず、90年代になってからヒットを出すことになった。また、西海岸シアトル出身で、1970年代に「マジック・マン」「バラクーダ」のヒットを出していたハートも、1985年にアルバム『ハート』で全米1位を獲得した。 ヘヴイ・メタルでは、ロサンゼルス出身のモトリー・クルー、メタリカ、ドッケン、グレイト・ホワイトなどによる「LAメタル」の動きがあった。90年代にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズが「アンダー・ザ・ブリッジ」の大ヒットを放った。90年代初頭は、西海岸シアトルを中心としたグランジ・ムーブメントが話題になった。ニルヴァーナ、サウンド・ガーデン、パール・ジャム、ダイナソー・ジュニアらが、グランジの代表格である。
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