1980年代〜1990年代
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「コピーバンド」の記事における「1980年代〜1990年代」の解説
やがてオリジナル曲を演奏するバンドが増え、ニューミュージックブームのなかでシンガーソングライターが多数登場するようになると、コピーバンドの経験者のなかから、オリジナル曲を中心として演奏するバンド・ユニットが増えていった。 1980年代末になると、特定のアーティストの楽曲をコピー演奏するコピーバンドは下火となったが、その後も、コピーバンドのなかから優れたアーティストが多く登場している。 海外ではアーティストやバンドがしばしば自分たちのコピーバンドを前座として使うが、ALFEEは、コピーバンドの演奏水準の高さに着目し、1986年8月3日に開いた東京湾13号埋立地での10万人コンサートでは、開場から開演までの間、特設ステージで10組のコピーバンドを前座として演奏させた。
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1980年代〜1990年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 08:32 UTC 版)
「社会派推理小説」の記事における「1980年代〜1990年代」の解説
1980年代から1990年代にかけて、社会派推理小説を手掛ける新世代の作家が多く登場する。 宮部みゆきは1987年にデビュー、コンスタントに社会派推理小説を発表、特に『火車』と直木賞受賞作『理由』は評価が高い。 桐野夏生はハードボイルドでデビューしたが、社会派も執筆した。特に『OUT』は犯罪小説でもあり、「このミステリーがすごい!」ランキングにて第1位を獲得、日本推理作家協会賞も受賞した。 1990年にクライム・サスペンス『黄金を抱いて翔べ』でデビューした高村薫は、その後も多くの社会派サスペンスを発表、合田刑事シリーズ第1作『マークスの山』で直木賞を受賞、「このミステリーがすごい!」ランキング第1位に選出された(高村は本作で「社会派推理小説家」として認識されたが、直木賞受賞時に「私はミステリーを書いているつもりはない」と発言しており、これを正式な「社会派推理小説」と呼ぶことはできない)。しかし『リヴィエラを撃て』など他の作品にはミステリとして執筆したものもある。 それまで本格推理小説を手がけていた東野圭吾は、1999年に大作『白夜行』を発表、直木賞候補、「このミス」ランキング第2位にも選出され、社会派作家としても評価されるようになり、その後も社会派推理小説を発表し続けている。
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